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総合型選抜型入試で受験できる看護系大学/学部まとめ

入試情報

2024年05月14日

看護医療系専門進学塾の桜芽会です。

皆さんは大学受験にあたって、どのような形式の受験を考えているでしょうか。一般受験の他にも公募推薦、指定校推薦などを考えている方もいらっしゃるかと思います。

その中でも、近年注目されている入試形態として挙げられるのが総合型選抜入試です。

ここ数年、入試における割合が増加しており、今後も増加すると考えられる総合型入試について、その概要と、総合型選抜受験ができる看護系大学/学部を紹介していきたいと思います!

総合型選抜とは?

受験といえば、学力重視の一般入試か、学校成績重視の推薦かの二択しかない!と思っている方も多いのではないでしょうか。

しかし学力や学校の成績のみで判断するのではなく、学校が求める人材と志望者の人物像が合っているかどうかを重要視する試験も大学入試には存在します。それが総合型選抜(旧AO入試)です。

ちなみに、旧AO入試に馴染みのある人は「それってスポーツ推薦でしょ?」と思われるかもしれませんが、総合型選抜とAO入試は全く別モノと考えてください。

総合型選抜は慶應義塾大学をはじめとして新しくできた選抜方法で、できたばかりの頃は募集人数が少なく狭き門でした。

しかし、最近は多くの大学で注目され、総合型選抜を取り入れる大学が増え、さらに年々その募集人数も増えています。選抜方法は学校によって様々(書類審査、学力試験、面接、小論文etc…)です。

また総合型選抜の特徴としては、9月頃から選考が始まり、早くて年内には結果が出るということや、併願できない場合が多いということが挙げられます。

総合型選抜のメリット、デメリット

総合型選抜の一番のメリットは、学力のみを重視しているわけではないという点です。やはり基礎学力は必要となりますが、一般入試や指定校推薦での合格の見込みがなくとも、挑戦する余地が残されているといったイメージを持ってください。

基礎学力の測定は文部科学省から義務付けられているため、どんな形かは別として必ず実施されます。基礎学力の測定方法は学校により様々で、ペーパーテスト(一般入試よりは容易)、グループディスカッション、小論などがあります。

ただし、あくまでも重視されるのは課外プログラムの成果なので、部活動での成績、ボランティア活動など、その他功績を持っていれば、おおいに挑戦する価値はあると言えます。

また、まだ世間で聞きなれた選抜方法でないこともあり、一般入試と比べて比較的倍率が低いということもメリットとして挙げられます。
※ただし、今後は認知度が増え、倍率も増加すると考えられます。

しかし、総合型選抜にはデメリットとなる部分もあります。それは、多くの大学が専願のみの募集となっており、その場合は併願できず、合格すると必ず進学しなくてはなりません。

また、テストや成績のように数字で合格見込みがあるか否かが判断できないため、他の受験生と比べた自分の立ち位置が分からないこともデメリットとなります。

そのため、他の併願可能な総合型選抜を受けたり、一般受験の勉強も平行してすすめたりするなど、工夫と戦略が必要となります。

総合型選抜の受験に向いている人の特徴

総合型選抜に向いている学生の特徴として、まず好奇心旺盛である人、自分の夢を持っている人、自分が得意とする分野を持っている人、であるということが挙げられます。

レベルにもよりますが、総合型選抜では課外プログラムの実績が重要になってきます。部活でなくても、自分の将来の夢につながるボランティアや課外プログラムに参加し、実績を出すことができれば合格がグッと近づきます。

また、高校で習う勉強ももちろん、日々のニュースやボランティアでの経験で得た知見などが、小論文で問われるテーマや面接での話題のタネになります。つまり、いろんなことに興味をもって幅広い知識を吸収できる人が総合型選抜に向いていると言えます。

もう一つの特徴としてコミュニケーション能力が高く、自己主張ができる人であることも挙げられます。大切なのは、他者の前で臆さずに話せることというよりも、考えが誤解なく伝わるような論理的な説明ができることです。

上記のようなたくさんの知識を持った人であっても、選抜期間という短い時間のなかで自分の価値、人柄を伝えられることができなければせっかくの能力も生かせません。

また、総合型選抜では、グループまたは個人の面接が行われる場合が多く、その際に他者との意見交換や、相手に自分の意見を伝えられる能力が重要になります。

・総合型選抜に向けての準備

総合型選抜に向いている人ももちろん、上記に当てはまらない方も、だから向いていないというわけではなく対策次第でその能力を鍛えることができます。

1.”高校で取り組んだことノート”を作る

総合型選抜では、志望理由書をはじめとした書類の提出があり、そこでは「高校時代に自分が取り組んだこと」について深く説明できることがアドバンテージになります。

そのため、総合型選抜を意識したその日から、できるだけはやい時期に記録を取っておくと、受験生になってからとても役に立ちます。

2.自己分析をする

自分の強み、弱みを知っていないと自分という人がどんな人かを他者に伝えることはできません。これを明確にすることで自己アピールがしやすくなります。

志望校に自分が合わせるのではなく、逆に自分のような人材を求める大学を探すというのも入学後もやりがいをもって勉学に励むことができるのでお勧めですし、どちらにせよ自己分析は志望校を選ぶ段階でも生きてくることだと思います。

3.早いうちから志望校を決める

総合型選抜は、志望校と、その学校が求める人材について深く知ることが大切になるので、早いうちから志望校を絞って、オープンキャンパスなどに行くことをお勧めします。

また、大学によっては資格試験や学校の成績など(看護系の学部だと課されないことが多いですが…)、早くからの対策が必要となるものが出願条件に関わることがあり、出願条件になっていなくても、資格を持っていることはアドバンテージになります。

それも含め、一般入試よりも早くに志望校を決めておくことが大切です!

4.選考の対策をする

総合型選抜は、高3の5,6月ごろから募集要項が各大学から発表されます。いよいよ大詰めの時期になったら、書類選考や、面接の対策をすすめます。(ここで1,2での頑張りが発揮されます!)

先程も述べた通り、選考が早いので高3になってからの対策になるとかなり駆け足となり、最悪、資格試験などをとるにはもう間に合わなかったりすることもあるので、注意が必要です。

・総合型選抜で受験できる主な看護系大学

総合型選抜入試がある主な大学と、その入試詳細(2024年度入試の情報)について、以下にまとめたので、参考にしてください。

2024年度入試の情報ではありますが、これらの大学は2025年以降も総合型選抜入試を行う可能性が高いので、気になる大学があれば個別に調べてみてください!
※試験内容は年によって変更される可能性もあるため。

・慶應義塾大学

出願期間~2023/9/19
最終合格発表2023/11/1
選考方法一次:書類選考 二次:面接
募集人員若干名(合格者数計8名)

・上智大学

出願期間~2023/11/7
最終合格発表2023/12/7
出願資格・英検2級、または他英語資格 ・「数学Ⅰ・Ⅱ・A・B」または「化学基礎 ・化学」または「生物基礎・生物」成績4.0以上
選考方法書類審査、個別テスト、面接
募集人員20名

・北里大学

*(後期)

出願期間~2023/9/29(~2023/12/15)
最終合格発表2023/11/2(2023/1/12)
選考方法書類審査、小論文、総合問題、面接
募集人員20名(5名)

・順天堂大学

出願期間~2023/10/12
最終合格発表2023/11/1
選考方法書類審査、小論文、総合問題、面接
募集人員23名

・共立女子大学

出願期間~2023/10/2
最終合格発表2023/11/1
選考方法書類審査、課題解決型ワーク、個人ワーク、面接
募集人員10名

・昭和大学

出願期間~2023/9/15
最終合格発表2023/11/1
選考方法一次      書類審査、小論文、面接 二次      グループディスカッション
募集人員7名

・東邦大学

出願期間~2023/10/11
最終合格発表2023/11/1
選考方法書類審査、小論文、総合問題、面接、その他
募集人員10名

・杏林大学

出願期間~2023/10/4
最終合格発表2023/11/1
選考方法書類審査、小論文、総合問題、面接、 教科・適性試験
募集人員10名

・東京工科大学

出願期間~2023/9/6
最終合格発表2023/11/10
選考方法書類審査、面接、教科・適性試験
募集人員15名

など、他にも様々な大学の看護学部で総合型選抜が行われています。

・まとめ

以上、総合型選抜についての情報をまとめました。

参考になったでしょうか?

本記事で特に知ってほしいことは、

・総合型選抜は、近年注目を浴びており年々募集人数が増加している上に、受験倍率が一般受験より低い

・学力のみでなく、人柄や功績が重視されるため受験の幅が広がる、自分より上の大学を目指すのも夢ではない!

・論理的な思考、説明ができる人、好奇心旺盛な人が向いていて、この能力を伸ばす特訓が重要である

・高校1,2年のうちからの早めの対策が合格率を上げる

という4点です。

一般受験との併願が比較的しやすい総合型選抜、ご自身の志望校の総合型選抜についても調べて、受けることもぜひ視野に入れてみてはいかがでしょうか。

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