お知らせ
2024年06月20日
看護医療系専門進学塾の桜芽会です。
夏期講習の無料体験授業を受けて、入塾を確定された場合は、無料で受講できる講座のご案内です!
今回は、大渕先生の特別講座開講です。
大渕先生のプロフィールはこちら。
関西を中心に医学部専門予備校で教鞭を取っている大渕先生。医学部入試の解答速報にも携わっています。
桜芽会ではオンラインの個別指導のみですが、打ち合わせで東京にいらっしゃるタイミングで、1日だけの講義が実現しました!
日程は、8月24日(土)13時~17時(4時間)です。
こんな生徒におすすめ
・今までは定期試験の対策しかしてこなかった…
・え,恒常性ってホルモンを覚えるだけちゃうの?
・血糖量を上げると下げるとかもうややこしい…
・免疫がどうしても理解できない…
・ヒトのからだのしくみが複雑でごちゃごちゃになってしまっている…
・苦手だからつい後回しになってしまっている…
などなど、今まで多くの恒常性の単元に苦手意識を持つ受験生に触れてきました。1つ1つの現象にストーリーがあります。
本講座では,途切れ途切れになってしまっている知識を,すべてひと繋ぎにしていきます。
もちろん置いてけぼりにしませんので安心してください。「生物基礎」の単元の中でも恒常性は出題頻度が高いです。受験予定の大学が「生物基礎」でも「生物」でも本講座はきっとみなさんにとって充実した時間になると思います。
講座の目的
看護・医療系学部の受験において、体内環境・恒常性の単元のマスターは必須事項です。本講座はこの単元の底上げを目的としています。
今年度の入試から新課程になり,恒常性の単元では計算問題の出題は減少すると考えられます。その分だけ知識問題や実験考察問題が出題されることになるだろうと思います。
恒常性は生物基礎内容ですが,丸暗記するだけでは合格点には届きません。
「血糖量調節のしくみ」「血液循環のしくみ」「免疫のしくみ」など,しくみを理解することで用語も覚えやすくなります。しくみの理解を伴ってはじめて知識は武器になります。
しくみが分かれば論述が書ける、しくみが分かれば実験の意図がくみ取れる。
本講座ではこのような感覚を皆さんに感じてもらい、生物基礎に対する自信を持って帰宅してもらえると思います。
また、生物基礎・生物は苦手科目をカバーできるだけの得点を取るべき科目だと考えています。
そのうえでも、今回取り扱う内容は非常に重要な単元になっています。頻出事項・重要事項を包み隠さずお伝えしていきます。
本講座では,私の仕事はみなさんを「理解」させること,みなさんの仕事は理解できたことを「覚える」ことです。
役割分担をして1つでも得意分野を作り,苦手な単元に勉強時間を割けるようにしていきましょう。
どんなことやるの?
4時間で体内環境・恒常性の全体像をしっかりと掴める、頭の中で図がイメージできるように、基本事項からやや発展的な内容まで理解を目的として講義を行います。(演習に時間を使うことはありません)
本講座では以下の内容を取り扱う予定です。
① 血液循環
→ 血液・心臓の構造・血液循環の流れ
② 内分泌腺とホルモン
→ ホルモンの分泌量の調節・血糖量の調節・糖尿病
③ 免疫のしくみ
→ 自然免疫のしくみ・獲得免疫のしくみ
④ 免疫と医療
→ 予防接種・血清療法・アレルギー・免疫寛容・自己免疫疾患・血液型
上記の内容について1つでも不安な点がある場合は、全体のつながりが見えていない可能性があるので,ぜひ受講してみてください。
たった4時間ですが、この4時間でこの先の受験に対して少しは心のゆとりが生まれるはずです。
受講後は演習問題を解くだけでなく、ぜひ自分の手で図を描く・自分の口で説明してみるなど泥くさく復習してみてください。
不明な点があれば,その日のうちにスッキリできるように授業後でも全身全霊でサポートします。
体内環境についてどれくらい定着している?知識問題を確認
恒常性の知識がどれだけ定着しているか,一問一答形式で確認してみましょう。
以下はすべて頭に入れておくべき知識です。
(1) 血球はどこで作られるか。
(2) 血球のもととなる細胞を答えよ。
(3) 赤血球はどこで破壊されるか。
(4) 食後のグルコース濃度が最も高い血液が流れる血管を答えよ。
(5) 血管の中で弁を持つものを答えよ。
(6) 心臓が一定のリズムで拍動を続ける性質を何というか。
(7) (6)のリズムを作り出す部位の名称を答えよ。
(8) (7)は心臓のどこにあるか。
(9) 血しょう中に含まれる血液凝固に必要なイオンを答えよ。
(10) フィブリノーゲンを切断してフィブリンを合成する酵素の名称を答えよ。
(11) フィブリンが分解されることを何というか。
(12) 血液凝固を阻害する方法を答えよ。
(13) 自律神経系による調節とホルモンによる調節では,その効果が長く続くのはどちらか。
(14) バソプレシンのはたらきを答えよ。
(15) 健康なヒトの血糖量は何%か。また,血液100mL中に何mgか。
(16) 血糖量を上げるときにはたらく神経を答えよ。
(17) グルカゴンはどのように血糖量を上げるか。
(18) 糖質コルチコイドはどのように血糖量を上げるか。
(19) インスリンはどのように血糖量を下げるか。
(20) 涙やだ液などに含まれる,細菌の細胞壁を分解する酵素を何というか。
(21) 粘膜上皮や皮膚などに存在する,細菌の細胞膜を分解する酵素を何というか。
(22) T細胞はどこで成熟するか。
(23) キラーT細胞が感染細胞を攻撃して排除するしくみを何というか。
(24) B細胞が抗体を分泌して異物を排除するしくみを何というか。
(25) アレルギーを引き起こす原因となる抗原を何というか。
(26) 結核に対するワクチンの名称を答えよ。
(27) HIVはどの細胞に感染するか。
(28) 自己の細胞に対する免疫反応が起こらないようにするしくみを何というか。
(29) (28)が機能しなくなると発症する疾患を何というか。
(30) (29)にはどのような疾患があるか。
【解答】
(1) 骨髄 (2) 造血幹細胞 (3) ひ臓・肝臓 (4) 肝門脈 (5) 静脈 (6) 自動性
(7) 洞房結節(ペースメーカー) (8) 右心房 (9) Ca2+ (10) トロンビン (11) 線溶
(12) クエン酸ナトリウムを加える・低温に保つ・ガラス棒でかき混ぜる などから1つ
(13) ホルモンによる調節 (14) 集合管での水の再吸収を促進する (15) 0.1% / 100mg
(16) 交感神経 (17) グリコーゲンの分解を促進する (18) タンパク質からグルコースを合成する
(19) グリコーゲンの合成を促進する / 細胞へのグルコースの取り込みを促進する (20) リゾチーム
(21) ディフェンシン (22) 胸腺 (23) 細胞性免疫 (24) 体液性免疫 (25) アレルゲン
(26) BCG (27) ヘルパーT細胞 (28) 免疫寛容 (29) 自己免疫疾患
(30) 関節リウマチ・1型糖尿病・バセドウ病・重症筋無力症 などから1つ
どうでしょうか?「あー,それか…」「選択肢があれば選べたのに…」という人は、残念ながらまだまだ知識が定着できていません。
正しく知識を頭に入れるためにも、しくみを理解することや用語の意味を理解することが重要です。
意味の分からない用語を覚えるなんて、こんな難しくてつまらないことないですよね?しっかりと覚えるためにも、ちゃんと内容の理解を徹底しましょう!
現時点で「全く分からなかった…(泣)」という人もいるかもしれませんが,落ち込む必要はありません。しっかりと全部に答えられるくらいまで底上げしていきます!
最後に
冒頭でもお話ししましたが、生物基礎・生物ともに暗記だけでは受験で合格点を取れません。
ですが、しくみを理解すれば確実に伸ばすことができる科目です。
理解さえしてしまえば、やればやるだけ伸ばすことができる科目です。
暗記するだけって苦痛ですよね。でも、意味が分かれば不思議とおもしろくなるんです。
せっかく学ぶならおもしろい方がいいですよね?
せっかく4時間も勉強するならたのしい方がいいですよね?
「1人で黙々と勉強する4時間」もやりようでは充実した時間になると思います。
ただ、この講座では「たのしく確実に伸ばせる4時間」を提供します。
4時間でみなさんの理解をグッと深めてみせます。退屈はさせません。必ず納得させます。
みなさんの貴重な夏の1日を,桜芽会に賭けてみてください。
参加してよかったと満足して帰ってもらえるはずです。
ちょっとでも自信をつけて帰ってもらえるはずです。
モチベーションめちゃくちゃ上げて夏を過ごせるはずです。
そのためにしっかりと準備をして,大阪からみなさんの合格のお手伝いをさせてもらいに行きます。
校舎でお会いできることを楽しみにしています。
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