参考書
2024年08月21日
看護医療系専門進学塾の桜芽会です。桜芽会のTAが、看護学部、家政学部、医療衛生分野向けの参考書をレビューするシリーズです。
看護学部、家政学部、その他医療衛生分野を目指す受験生の皆さん、こんにちは。数学の基礎をしっかりと固め、短期間で効率的に学習したいと考えている方に朗報です!
今回ご紹介するのは、「10日あればいい! 2025 大学入試短期集中ゼミ 基礎からの数学Ⅰ+A Express」という参考書です。
この参考書は、特に基礎をもう一度しっかりと復習し、入試に備えたいという方に向けて作られた、短期間で成果を上げるための一冊です。
看護学部や家政学部、その他医療衛生分野の入試では、数学の基礎力が問われることが多く、しっかりとした準備が必要です。
しかし、学校の授業だけでは十分に理解しきれなかったり、自分のペースで学習を進めたいと感じることもあるでしょう。
そんな時に役立つのが、本書のような短期集中型の参考書です。本記事では、この参考書の詳細なレビューをお届けしますので、ぜひ参考にしてください。
※多くの私大ではIAのみが出題されるため、今回は1Aのみの紹介を行います。
著者、出版社、定価
編修者: 福島國光
出版社: 実教出版
定価: 650円(本体: 591円)
レベル
この参考書は、偏差値40〜60の大学を目指す受験生に最適です。特に基礎からしっかりと数学Ⅰ・Aを復習したい人、受験まで時間がないけど数学をなんとかしたいという人に向いています。
どんな人におすすめか
- 基礎からしっかり学びたい: 高校1年生や数学が苦手な高2、受験生に向いています。
- 短期間で復習したい: 10日間で完結するカリキュラムなので、受験直前の短期集中型の学習に最適です。高1、高2で使用する場合は、少し余裕をもったスケジュールでも良いと思います。
- 自分で学習を進められる: 解説が充実しているため、独学でもしっかりと理解できます。
メリット
- 短期間での学習: 10日間で基礎を網羅することができるため、効率的な学習が可能です。
- 段階的な学習: 「例題」「練習」「Challenge(チャレンジ)」の3段階構成で、徐々に難易度を上げて学習できます。
- 解説が充実: 各例題の後に明快な「アドバイス」や「これで解決」といった入試に役立つテクニックが掲載されています。
デメリット
- 分量が少ない: 96ページ(別冊72ページ)と他の参考書に比べて薄いので、深く学びたい人には物足りないかもしれません。
- チャレンジ問題が難しい: 基礎から始めたばかりの生徒には「Challenge(チャレンジ)」問題が難しく感じられる場合があります。
内容とその特徴
本書は、大学入試の基礎から応用までをカバーしており、特に次の点が特徴です。
- 3段階の学習プロセス: 「例題」「練習」「Challenge(チャレンジ)」の3段階で構成され、基礎から応用まで一貫して学習できます。
- 解答解説が充実: 各例題には「アドバイス」と「これで解決」があり、学習者がどのように問題を解くかを具体的に示しています。
使い方
高校1年生の学習スケジュール例
学習スケジュール:
- 1日目〜15日目: 1日2章ずつ進め、例題と練習問題を解く。
- 16日目〜20日目: Challenge問題に取り組み、理解度を確認。
- 21日目〜25日目: 間違えた問題を重点的に復習。
- 26日目〜30日目: 全体の総復習。
取得時間: 1日2時間程度。
高校2年生の学習スケジュール例
学習スケジュール:
- 1日目〜10日目: 1日3章ずつ、例題と練習問題を解く。
- 11日目〜14日目: Challenge問題に挑戦し、問題解決のテクニックを習得。
- 15日目〜18日目: 再度、間違えた問題を解き直し。
- 19日目〜20日目: 全体の復習と模擬テストで確認。
取得時間: 1日2〜3時間程度。
高校3年生の学習スケジュール例
学習スケジュール:
- 1日目〜3日目: 1日4章ずつ進め、例題と練習問題を徹底的に解く。
- 4日目〜5日目: Challenge問題に取り組み、入試レベルの問題に慣れる。
- 6日目〜7日目: 間違えた問題を集中的に復習。
- 8日目〜9日目: 全体の総復習。
- 10日目: 模擬テストで最終確認。
取得時間: 1日3〜4時間程度。
使用時期
- 高校1年生: 基礎を固めるために最適な時期です。
- 高校2年生: 中間期に差し掛かり、基礎の再確認として使えます。
- 高校3年生: 受験直前の短期間での総復習に役立ちます。
分量
- ページ数: 96ページ(別冊72ページ)
習得時間
- 高校1年生: 30日間、1日2時間の学習で完了。
- 高校2年生: 20日間、1日2〜3時間の学習で完了。
- 高校3年生: 10日間、1日3〜4時間の学習で完了。
つまずいたら戻るといい参考書
「高校の数学I・Aが1冊でしっかりわかる本」
- 内容: 基礎的な問題を豊富に掲載し、基本から丁寧に解説。
- 使用方法: つまずいた章に戻り、同じ単元を再度学びます。
クリアしたら進むといい参考書
「2025 大学入試短期集中ゼミ 数学Ⅰ・A・II・B・C」
- 内容: 数学Ⅰ・Aに加え、II・B・Cまでをカバーする総合的な問題集。
- 使用方法: 本書で学んだ基礎をもとに、さらに高難度の問題に挑戦します。
コメント
「10日あればいい! 2025 大学入試短期集中ゼミ 基礎からの数学Ⅰ+A Express」は、短期間で数学Ⅰ・Aの基礎を身につけるために非常に有用です。
特に、解説が充実しているため、独学でも安心して学習を進められます。価格も手頃で、コストパフォーマンスが高いのも魅力です。
この参考書は、時間がない中で効率的に学習を進めたい人にとっても最適です。具体的な学習スケジュールや段階的な学習プロセスに従うことで、効率よく理解を深めることができます。
また、各章に設けられたチャレンジ問題は、実力を試す良い機会となり、受験対策に役立ちます。
さらに、本書は幅広い学力層に対応している点も優れています。基礎から応用までをカバーしているため、数学が苦手な生徒から得意な生徒まで、全員が効果的に利用できます。
特に、独学での学習を考えている生徒に強くおすすめします。
具体的な使用例としては、学校の授業に並行して使用することで、授業内容の復習や補強に役立ちます。また、受験直前期の総復習としても非常に効果的です。1日数時間の学習を続けるだけで、確実に力がつくことを実感できるでしょう。
この参考書を使うことで、数学の基礎をしっかりと固め、自信を持って入試に臨むことができるでしょう。特に、短期間で成果を出したいという方には最適な一冊です。コストパフォーマンスの面でも優れており、多くの受験生におすすめできる参考書です。
まとめ
「10日あればいい! 2025 大学入試短期集中ゼミ 基礎からの数学Ⅰ+A Express」は、短期間で数学Ⅰ・Aの基礎をしっかりと固めたい受験生に最適な参考書です。段階的な学習プロセスと充実した解説により、基礎から応用まで一貫して学習できます。
この参考書は、次のような特徴を持っています。
- 短期間での学習が可能: 10日間で基礎を網羅することができるため、受験直前の復習にも最適です。
- 段階的な学習プロセス: 「例題」「練習」「Challenge(チャレンジ)」の3段階構成で、基礎から応用まで一貫して学べます。
- 充実した解説: 各例題には「アドバイス」と「これで解決」が付いており、独学でも理解しやすい内容となっています。
また、使用する時期やレベルに応じた学習スケジュールを提供しており、高校1年生から3年生まで、各学年に応じた使い方が可能です。具体的な学習スケジュールを設定することで、計画的かつ効率的に学習を進めることができます。
高校1年生: 基礎を固めるための最初の一歩として、じっくりと取り組むことができます。30日間のスケジュールで、1日2時間の学習を続けることで確実に基礎力を養えます。
高校2年生: 中間期に差し掛かり、基礎の再確認として利用できます。20日間、1日2〜3時間の学習で、基礎から応用までを復習できます。
高校3年生: 受験直前の総復習に最適です。10日間、1日3〜4時間の集中学習で、短期間で効率的に知識を定着させることができます。
本書は価格も手頃で、コストパフォーマンスが高いのも魅力です。また、短期間で確実に成果を出したい受験生にとって、非常に有用な一冊です。この参考書を使うことで、数学の基礎をしっかりと固め、自信を持って入試に臨むことができるでしょう。
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