コラム
2024年07月31日
看護医療系専門進学塾の桜芽会です。
夏休みは高校3年生にとって、看護師を目指す上で重要な時期です。看護学部への進学を目指すあなたにとって、受験勉強はもちろん大切ですが、それだけではありません。
自分の受験形式の確認、もろもろの書類準備、面接練習に過去問の入手などなど。
この記事では、看護師志望の高校生が夏に取り組むべきことを9つの観点から紹介します。
受験勉強が忙しくてつい忘れてしまいがちな事項をまとめましたので、ぜひ確認してみてください。
看護学校の情報収集とオープンキャンパス参加
夏休みは、看護学校や看護学部の情報収集に最適な時期です。多くの学校がオープンキャンパスを開催し、校内見学や模擬授業、在学生との交流の機会を提供しています。
これらのイベントに参加することで、学校の雰囲気やカリキュラム、設備などを直接確認することができます。また、教員や在学生からリアルな話を聞くことで、自分に合った学校を見つけやすくなります。
オープンキャンパスに参加する際は、事前に質問を用意し、積極的に情報を収集することが大切です。
また、すべての大学ではありませんが、総合型選抜入試や推薦入試の出願条件にオープンキャンパスへの参加を義務付けている大学もあります。
オープンキャンパスに参加していなかったが故に出願ができなかった、ということにならないように、自分の受験する大学の出願条件を今一度確認しましょう。
<オープンキャンパスの調べ方>
例えば、【ベネッセマナビジョン】の「オープンキャンパス検索」機能を使えば、全国の看護学校のオープンキャンパス情報を簡単に検索できます。
詳細なイベント内容や参加方法が掲載されているので、事前の準備に役立ちます。リンクはこちらです:ベネッセマナビジョン オープンキャンパス検索
医療ボランティアやインターンシップの経験
看護師を目指す上で、実際の医療現場を体験することは非常に有益です。夏休みを利用して、地元の病院や介護施設でのボランティア活動やインターンシップに参加しましょう。
これにより、看護の現場を実際に目の当たりにし、患者さんとの接し方や看護師の役割について学ぶことができます。
また、ボランティアやインターンシップの経験は、看護学校の面接や志望動機書においても大いにアピールポイントとなります。
実際の現場で学ぶことで、看護師としての志を再確認し、モチベーションを高めることもできるでしょう。
また、病院によっては高校生向けの看護師体験を実施しているところもあります。大きな病院はネットで募集もしていますが、ネットに出ていない情報もあります。
ネット上に出ている看護師体験はすぐに定員に達してしまうことが多いので、もし抽選に漏れてしまった場合でも諦めずに、地域で看護師体験を実施している病院を地道に探してみると良いでしょう。
<ボランティア活動の調べ方>
ボランティア活動の情報は、【全国社会福祉協議会】の「ボランティア情報検索」機能を利用すると便利です。
地域ごとのボランティア募集情報が掲載されており、医療関連の活動も多く見つかります。リンクはこちらです:全国社会福祉協議会 ボランティア情報検索
志望校のリストアップ
夏休みは、特に一般受験をする受験生にとって、志望校のリストアップを行う良い機会です。自分の希望する看護の分野や教育方針、学費、立地などを考慮しながら、志望校を選びましょう。
各学校のパンフレットやウェブサイトを参考にするだけでなく、オープンキャンパスや説明会で直接情報を得ることも重要です。
志望校をリストアップする際には、第一志望だけでなく、複数の学校を選定し、幅広い選択肢を持つことが大切です。
総合型選抜や公募推薦を狙っている受験生も安心せずに、万が一のことを考えて、滑り止めをいくつかリストアップしておくべきです。
<志望校のリストアップに便利>
【スタディサプリ】の「大学・学部情報検索」機能を使えば、全国の大学や専門学校の情報を簡単に比較できます。
看護学部の特色や学費、キャンパスの様子など、詳細な情報が掲載されています。リンクはこちらです:スタディサプリ 大学・学部情報検索
面接の練習
看護学校への進学には、面接試験が重要な要素となります。夏休みを利用して、面接の練習を行いましょう。
面接では、自分の志望動機や看護師を目指す理由、過去の経験について具体的に話す必要があります。
学校の先生や塾の先生と模擬面接を行うことで、実際の面接の雰囲気に慣れることができます。
また、自分の話し方や態度を客観的に見てもらうことで、改善点を見つけやすくなります。
さらに、志望校の過去の面接質問を調べ、対策を立てることも有効です。自信を持って面接に臨むために、しっかりと準備をしましょう。
また、面接対策を行う際に、自己分析は非常に重要です。自己分析を通じて、自分の強みや弱み、志望動機、将来の目標を明確にすることで、面接官に自信を持ってアピールすることができます。
自己分析の手法としては、SWOT分析(Strengths, Weaknesses, Opportunities, Threats)を活用すると効果的です。自分の強みと弱み、機会と脅威を整理することで、自分自身を客観的に理解することができます。
また、自分が看護師を目指そうと思った原体験や、その時に感じた感情など、面接で聞かれても困らないように、すらすらと言えるようにしておきましょう。
総合選抜型入試の準備と対策
総合選抜型入試は、学力試験だけでなく、面接や小論文、グループディスカッションなど、多面的な評価を行う入試形式です。
このため、幅広い準備が求められます。夏休みを利用して、小論文の練習を行い、自分の意見を論理的に構成する力を養いましょう。
過去問を解くことで、出題傾向を把握し、効果的な対策を立てることができます。また、グループディスカッションの練習も重要です。
学校の先生や塾の先生、友人に頼んでディスカッションの練習を行い、自分の意見を的確に伝えるスキルを身につけましょう。
総合選抜型入試は、多面的な評価が行われるため、バランスの取れた準備が必要です。
指定校推薦の準備
指定校推薦は、特定の高校から推薦を受けることで進学できる制度です。この制度を利用するためには、学校の推薦枠に選ばれる必要があります。
指定校推薦を目指す場合、すでに夏休みには選定が終わっている場合がほとんどです。出願書類などに漏れがないか、今一度チェックしましょう。
また、指定校推薦の面接では、志望動機や将来の目標を具体的に話すことが求められます。面接練習を通じて、自分の考えを明確に伝える力を養いましょう。
公募推薦の準備と対策
公募推薦は、学校推薦とは異なり、自分で応募する形式の推薦入試です。このため、自己PRや小論文の準備が重要となります。
夏休みを利用して、自分の強みや特技を整理し、それを具体的に表現するための自己PR文を作成しましょう。
また、小論文の練習を行い、自分の考えを論理的に表現する力を養うことも大切です。
公募推薦は、多くの受験生が応募するため、他の応募者と差別化を図るための工夫が求められます。
志望大学の過去問の入手と分析
志望大学の過去問を入手し、分析することは受験対策において非常に重要です。過去問を解くことで、出題傾向や難易度を把握し、自分の弱点を見つけ出すことができます。
夏休みを利用して、過去問を集め、計画的に解いてみましょう。解答後には必ず解説を読み、間違えた問題の理解を深めることが大切です。
過去問の分析を通じて、試験に向けた効果的な対策を立てることができます。
受験対策と自己管理
もちろん、受験勉強は欠かせませんが、自己管理も同時に行うことが大切です。
夏休みは、受験勉強のペースを見直し、効率的に学習を進める良い機会です。勉強計画を立て、定期的に見直すことで、学習の進捗を管理しましょう。
また、適度な運動やリラックスの時間を取り入れ、心身のバランスを保つことも重要です。
特に看護師を目指す上では、健康管理の重要性を理解し、自分自身の体調を管理する能力を養うことが必要です。
バランスの取れた生活リズムを維持しながら、受験勉強に集中しましょう。
まとめ
看護師を目指す高校生にとって、夏休みは大変重要な時期です。受験勉強だけでなく、さまざまな準備が必要です。以下にまとめてみます。
・看護学校の情報収集やオープンキャンパスへの参加
・医療ボランティアやインターンシップの経験
・志望校のリストアップ
・面接の練習
・総合選抜型入試の準備と対策
・指定校推薦の準備
・公募推薦の準備と対策
・志望大学の過去問の入手と分析
・受験対策と自己管理
いかがでしょうか。「ちょっと大変だな」「一人でできる気がしない」「自己分析、小論文やテスト対策、面接練習はプロにして欲しい」という方は、ぜひ一度桜芽会にお問い合わせください。
夏を有意義なものにするために、私たちも全力でバックアップさせていただきます!
看護医療系専門進学塾桜芽会へのお問い合わせ
入塾やご質問事項に関しては、「お問い合わせ」または「LINE無料相談」からお気軽にご連絡ください。
面談はリモートでも受け付けております。
無料LINE相談
随時受付中
無料
体験・相談
お申し込みはこちら