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【看護医療系に強い塾オススメ】黄色チャートレビュー

参考書

2024年08月07日

看護医療系専門進学塾の桜芽会です。桜芽会のTAが、看護学部、家政学部、医療衛生分野向けの参考書をレビューするシリーズです。

看護系受験で不人気の数学ですが、高得点を目指すのであればぜひ選択してほしい科目です。

特に看護学部や家政学部、その他医療衛生分野を目指す受験生にとって、数学の力を確実に伸ばすことは、他のライバルに差をつける意味でも大きなアドバンテージになります。

数学選択のアドバンテージは以前もブログ内で紹介しているので、こちらも是非合わせて読んでみてください。看護志望の学生が数学を選択するメリット

さて、「黄色チャート」は長年にわたり多くの受験生に支持され続けている数学の参考書です。この参考書は、基本から応用までを網羅し、幅広い問題に対応できるよう設計されています。

黄色チャートを活用することで、数学の基礎力をしっかりと固め、さらに応用力を高めることができるでしょう。

この記事では、黄色チャートの詳細な内容とその特徴、具体的な使用方法、そして効果的な学習スケジュールについて詳しく解説します。

受験生の皆さんがこの参考書を最大限に活用し、志望校合格に一歩近づけるようサポートします。

著者、出版社、定価

著者:数研出版編集部
出版社:数研出版
定価:約2,000円(税込)
※Ⅰ+A、Ⅱ+Bなど、バージョンで価格が異なります

レベル(志望校の偏差値で記入)

黄色チャートの対象レベルは偏差値55〜65程度です。このレベルは、基礎から応用までの幅広い範囲をカバーしているため、看護学部や家政学部、医療衛生分野の志望者にとって最適です。

どんな人におすすめか

黄色チャートは以下のような人におすすめです:

  • 数学の基本解法をしっかりと固めたい人:基本的な問題から応用問題まで、基本解法をバランスよく学習できます。ただし、計算問題系の数が少ないので、基礎が疎かになっている人は学校の問題集などと併用しましょう。
  • 計画的に学習を進めたい人:豊富な例題と練習問題が体系的に配置されており、学習計画を立てやすいです。
  • 自学自習で進めたい人:解答・解説が丁寧で、自分一人でも理解しやすい構成になっています。

メリット

幅広い問題カバー

黄色チャートは、基礎から応用までの幅広い問題をカバーしています。そのため、様々な難易度の問題に取り組むことができ、実力を段階的に上げることが可能です。

丁寧な解説

解説が非常に丁寧で、各問題の解き方だけでなく、解法の考え方や背景まで理解することができます。これにより、応用力が身につきやすくなります。

体系的な構成

章ごとにテーマが明確に分かれており、順序立てて学習を進めやすいです。学習の進捗を管理しやすい点も大きなメリットです。

デメリット

分量が多い

黄色チャートは内容が非常に充実しているため、分量が多く、一冊を全て完了するには時間がかかります。そのため、計画的な学習が求められます。

基礎のみに特化していない

基礎から応用まで幅広くカバーしている分、基礎のみに特化した参考書と比べると、基礎の部分に絞った学習が少し難しい場合があります。

というのも、チャート式の問題集は計算問題などの基礎系の問題数が少ないからです。

基礎が疎かになっている人は、学校で配られる問題集(クリアー、4step、サクシードなど)と組み合わせ、特に計算問題などの基礎部分はそちらで十分な練習をしてください。

内容とその特徴

黄色チャートの内容は、以下のような特徴を持っています:

  • 基本例題:各章の始めに基本的な例題が掲載されており、基礎的な知識の確認ができます。
  • 応用例題:基本例題の次に応用例題が続き、基礎の知識を応用する練習ができます。
  • 練習問題:章末に多くの練習問題が配置されており、理解度のチェックや演習を通じて知識を定着させます。
  • 解答・解説:解答はもちろん、詳細な解説が掲載されており、どのように解答に至るのかを理解しやすい構成になっています。

使い方(学習スケジュールの例や具体的な使用方法を提供)

学習スケジュールの例

以下は、3ヶ月で黄色チャートを完了するための学習スケジュールの一例です。まだ全ての範囲が学校で終わっていない人は、自分が習っている範囲までで結構です。

  • 1周目:基本例題とその解説を徹底的に学習し、基礎を固める。計算問題などの基本問題は、学校の問題集などと併用して演習量を確保する。
  • 2周目:応用例題とその解説を徹底的に学習し、基礎を固める。また、1周目に学習した基本例題が定着しているかどうか、復習で確認する。
  • 3周目:練習問題を解く。また、1周目、2周目で学習した基本例題、応用例題が定着しているかどうか、復習して確認する。

具体的な使用方法

  • 基本例題を中心に学習:まずは基本例題をしっかりと理解し、解法を身につけます。この際、解説を丁寧に読み、解法の考え方を理解することが重要です。
  • 応用例題に挑戦:基本例題が理解できたら、応用例題に挑戦します。応用例題は、基本例題の知識を基にして解く問題が多いため、基礎を応用する力が養われます。
  • 練習問題で確認:各章の練習問題を解くことで、理解度を確認し、実力を定着させます。練習問題は難しいので、1周目、2周目は無視しても問題ありません。

使用時期(高校1年生から3年生までの具体的な使用タイミングを説明)

黄色チャートは、高校2年生の終わりから高校3年生の初めにかけて使用するのが効果的です。この時期は、基礎知識が一通り身についているため、応用力を養うための参考書として最適です。

高校1年生で使いたい、という人は、解説が詳しいので、学校で習っている範囲の参考書(解き方が分からなくなった時に見返す)として活用すると良いでしょう。

  • 高校2年生の終わり:基礎を固めるために基本例題を中心に学習。
  • 高校3年生の初め:応用例題と練習問題を通じて、実践力を身につける。
  • 高校3年生の夏休み:総復習と弱点克服のために再度復習。

分量・習得時間

黄色チャートの分量は非常に多く、全てを完了するには少なくとも3ヶ月程度は必要です。計画的に進めることで、確実に実力をつけることができます。

基本例題や応用例題のすぐ下に詳細な解説が載っているので、分からない問題にであった時は、あまり時間をかけずに解答解説を理解し、白紙から解答解説を再現できるように訓練しましょう。

※解答解説がすぐ下に書いていあるので、読みながら解くことはしないように。必ず解答解説を隠して、白紙から再現できることを確認することで、「理解したつもり」を防ぐことができます。

つまずいたら戻るといい参考書

黄色チャートでつまずいた場合、基礎を固めるために以下の参考書に戻ることをおすすめします:

  • 『白チャート』:チャート式は難しい順に赤、青、黄、白、と色分けされています。中でも白チャートは基本的な内容に特化しており、基礎の再確認に最適です。こちらでしっかりと基礎を固めてから、再度黄色チャートに戻ることで、理解が深まります。

使用方法

  • 基本例題を重点的に学習:つまずいた章や単元の基本例題を中心に学習し、理解を深めます。
  • 復習と確認:基礎が理解できたら、再度黄色チャートに戻り、同じ章の問題に挑戦します。

クリアしたら進むといい参考書

黄色チャートをクリアしたら、次に進むべき参考書として以下をおすすめします:

  • 『青チャート』:さらに高度な内容を学びたい場合、数学IIIの学習に進むことで、より深い理解と応用力が身につきます。ただし、青チャートはかなりレベルの高い問題集です。自分の実力と、目指すべき大学の偏差値をちゃんと確かめ、不要ならば黄色チャートを周回、もしくは黄色チャートレベルの他の問題集に取り組むと良いでしょう。

使用方法

  • 黄色チャートと同様に進める:基本例題から応用例題、練習問題の順に学習を進めます。
  • 難易度の高い問題に挑戦:数学IIIは難易度が高いため、応用問題や難問にも積極的に挑戦し、実力を伸ばします。

コメント

黄色チャートは、看護学部、家政学部、その他医療衛生学部を目指す学生のみならず、多くの受験生が信頼し、実際に成果を上げてきた実績のある一冊です。

内容が豊富であるがゆえに、計画的な学習が求められますが、その努力に見合うだけの成果を得ることができます。

看護学部や家政学部、医療衛生分野を志望する受験生にとっても、この参考書は確実に力をつけるための強力な武器となります。

特に自習の時間が増える受験生にとっては、解答解説が詳しいこの参考書は重宝するものになるでしょう。

まとめ

黄色チャートは、基礎から応用までを網羅した非常に優れた数学参考書です。丁寧な解説と体系的な構成により、受験生が自学自習で効率的に学習を進めることができます。

その分量と内容の充実さから、計画的な学習が求められますが、しっかりと取り組むことで確実に実力を伸ばすことができるでしょう。

看護学部や家政学部、その他医療衛生分野を目指す皆さんにとって、黄色チャートは必ずや強力なサポートとなります。計画的に学習を進め、基礎を固めた上で応用力を養い、志望校合格を目指しましょう。

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