入試情報
2024年10月29日
看護医療系専門進学塾の桜芽会です。
看護学部への進学を考えている多くの高校生にとって、進学方法の一つとして注目されるのが「総合型選抜」です。特に、学業成績に自信がない場合でも、評定平均にこだわらない大学での選考方法が魅力的です。
この記事では、総合型選抜で看護学部に進学を希望する学生に向けて、評定平均に厳しい条件がない大学を詳しく解説し、志望理由書や面接でどうアピールすべきかも提案します。
また、評定平均厳しくない大学を目指す際のデメリットについても解説しています。志望校選びに役立つ情報を盛り込みましたので、ぜひ参考にしてください。
※最後に大学をリストにまとめているので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
評定平均のハードルがない大学とは?
総合型選抜では、大学によって評定平均を条件にするかどうかは異なります。総合型選抜においては成績よりも「志望理由」や「将来のビジョン」を重視する大学もあります。このため、評定平均が少し低くても合格のチャンスは大いにあります。
具体的な大学としては、東京工科大学や帝京大学などがあり、これらの大学では評定平均の制限がなく、面接や志望理由書が重視されるため、自分の強みをしっかりとアピールすることが重要です。
また、東京医療学院大学や日本医療科学大学なども同様に、書類選考や面接が中心となるため、学校成績だけで選考されることはありません。
ただし、内申点の条件を公表していないだけで、書類審査の中に内申点の評価が含まれる可能性はありますので注意してください。
志望理由書でのアピールポイント
評定平均に依存しない総合型選抜において最も重要なのは「志望理由書」です。看護学部では、患者に寄り添う力や医療への情熱、そしてチーム医療に対する理解などが求められます。
あなたの経験や将来の目標を明確に示し、なぜその大学で学びたいのかを具体的に記述することが大切です。
例えば、「家族が入院した際に看護師の支えが非常に印象的だった」といった具体的なエピソードを盛り込み、看護師としての夢を描くことが効果的です。
また、総合型選抜では大学のミッションや理念と自分の考えをどのように結びつけるかも重要なポイントです。各大学の特色に合わせたアプローチを取ることで、合格の可能性が広がります。
面接でのポイント
総合型選抜において面接も重要な要素です。面接では、自己PRや志望理由に加え、実際にどのような看護師になりたいか、またそのためにどのような努力をしてきたかが問われます。
具体的には、医療の現場でのインターンシップやボランティア活動の経験があれば、それを積極的にアピールしましょう。また、看護師としての適性を問われることが多いため、冷静な対応やチームワークの経験を伝えることも大切です。
事前に志望する大学の教育方針や看護学部のカリキュラムについても十分に調べ、自分の将来像と一致する部分を強調すると良いでしょう。
出願は慎重にする必要がある
評定が緩い総合型選抜は一つの大きなチャンスです。評定平均に縛られず、自分の適性や将来の夢を存分にアピールできるこの選抜方式を活用しましょう。
特に、成績に自信がないと感じている方でも、面接や志望理由書をしっかりと準備することで、合格の可能性を大いに広げることができます。
しかし、簡単に出願できるからといって、他の大学の選択肢を考えずに出願してしまったり、学校のテスト勉強や試験対策や入試の勉強をしないというのはお勧めしません。
総合型選抜には個別学力試験が課されることも
まず第一に、総合型選抜では評定平均に依存しない選抜方式が多くありますが、大学によっては個別学力試験が課されることもあります。特に、看護学部では学問的な基礎知識を問う試験が行われる場合があり、英語や数学、理科などの科目で学力が問われることが一般的です。
こうした学力試験は、成績のみに依存しない総合型選抜でも重要な評価要素となるため、事前の十分な準備が求められます。また、看護学に必要な生物学や化学の基礎知識を問われることも多いため、これらの科目の対策を怠らないようにすることが大切です。
他の大学を併願できない可能性がある
第二に、評定条件や学力試験を課さない大学では、総合型選抜を専願(受かったらその大学に入学しなければならない)で出願することを義務付けるところが多いです。
学費や大学の立地、カリキュラムや国家試験合格率、さらには将来のキャリア意識など何も気にしないというのであれば良いですが、そうでない人は自分の第一志望を決めていることでしょう。
しかし、このような総合型選抜を受けてしまうと、第一志望を受験することはできません。つまり、滑り止めとして受験することはできないのです。
あらゆる努力をしたけれど、それでもなんともならなかった、というセーフティラインとしてこのような総合型選抜受験があることを知っておく、という程度に留めておくことが良いと思います。
桜芽会での対策
個別学力試験に向けた対策が不安な方に対して、桜芽会では、個別指導や特別講座を通じて、総合型選抜の試験対策をサポートしています。
看護学部に特化した指導経験が豊富な講師陣が、英語や数学、理科の基礎から応用までをしっかりとカバーします。
特に、小論文や面接対策に加え、学力試験にも対応したカリキュラムを提供していますので、総合型選抜を目指す方にとって最適な学習環境を提供しています。
受験前の不安を解消し、自信を持って試験に臨めるよう、桜芽会で一緒に対策を進めましょう。
まとめ
総合型選抜は、学業成績だけに依存せず、個々の経験や熱意が評価される選抜方式です。この記事で紹介した大学では、評定平均に関わらず、志望理由書や面接での自己PRを通じて、自分の強みを最大限にアピールすることが可能です。特に、志望校の教育理念に自分の考えや経験を結びつけることができれば、合格への道が開けるでしょう。
看護師という職業は、専門知識と人間性の両方が求められる重要な職種です。だからこそ、看護学部への進学を目指す皆さんには、総合型選抜を通じて、ぜひ自分の夢を形にしていただきたいと思います。
各大学の総合型選抜の詳細は年度ごとに変わりますので、HPの募集要項やオープンキャンパスで確認することをお勧めします。これからの準備期間に、しっかりと自分を磨き、夢に向かって歩んでください。
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(参考)総合型選抜で評定平均に厳しい条件がない大学(偏差値順)
関東圏の大学を以下にまとめます。
1. 昭和大学(看護学部) – 偏差値:約60
所在地: 東京都品川区
2. 東京医療保健大学(看護学部) – 偏差値:約57-60
所在地: 東京都品川区
3. 北里大学(看護学部) – 偏差値:約55-58
所在地: 神奈川県相模原市
4. 東京工科大学(医療保健学部 看護学科) – 偏差値:約52-55
所在地: 東京都八王子市
5. 帝京大学(看護学部) – 偏差値:約52-55
所在地: 東京都板橋区
6. 武蔵野大学(看護学部) – 偏差値:約52-55
所在地: 東京都西東京市
7. 杏林大学(看護学部) – 偏差値:約50-55
所在地: 東京都三鷹市
8. 帝京平成大学(看護学部) – 偏差値:約50-55
所在地: 東京都豊島区
9. 関東学院大学(看護学部) – 偏差値:約50-53
所在地: 神奈川県横浜市
10. 目白大学(看護学部) – 偏差値:約50-53
所在地: 東京都新宿区
11. 東京医療学院大学(看護学部) – 偏差値:約47-50
所在地: 東京都立川市
12. 日本医療科学大学(看護学部) – 偏差値:約48-50
所在地: 埼玉県入間郡
13. 湘南医療大学(看護学部) – 偏差値:約47-50
所在地: 神奈川県横浜市
14. 東京有明医療大学(看護学部) – 偏差値:約47-50
所在地: 東京都江東区
15. 帝京科学大学(看護学部) – 偏差値:約45-50
所在地: 東京都足立区
16. 田園調布学園大学(看護学部) – 偏差値:約45-48
所在地: 神奈川県川崎市
17. 聖徳大学(看護学部) – 偏差値:約45-48
所在地: 千葉県松戸市
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