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先輩看護師に聞く!これまでの勉強法と仕事内容やキャリア #14(看護師/団体職員)

インタビュー

2024年10月31日

看護医療系専門進学塾 桜芽会では、将来看護師を目指すみなさんに向けて先輩看護師さんのインタビューを掲載していきます!

受験生時代の勉強の話から、進路選択、現在の仕事内容、キャリアプランなどについて伺いました。

将来看護師を目指したい人はもちろん、将来やりたいことがまだ決まってないという人も、ぜひ将来設計の参考にしてみてください!

先輩情報

氏名:匿名

年齢:30代

性別:女性

職業:看護師、団体職員

経歴

病院で看護師として数年間働いた後、大学院(看護学専攻の修士課程)に進学しました。

現在は、看護師の教育・学習支援や、国・自治体へ看護関連の政策の提案などを行う団体の職員として働いています。

現在の仕事の具体的内容

例えば、教育・学習支援に関する仕事として以下のようなことをしています。

ー看護師としての資格を持つ人たちが受ける研修の企画・実施

ー病院等における看護師の教育体制の整備の支援

ー厚生労働省等と、看護師の学習・キャリアの支援制度の検討 

看護師を目指したきっかけ(いつくらい?)

高校2年生の秋頃に、看護系の学部に進学しようと決めました。

中学生の頃、兄弟が不登校になり家族の関係性もギクシャクするようになったこと、幼なじみのお母さんが病気であることを隠したまま闘病を続けた末に亡くなるということがありました。

そのような経験を経て、人の様々な痛みや苦しみに寄り添い、その人らしく前向きに生きて命を全うしていくことを支えられる人になりたいと思うようになり、看護師になって知識や能力を身につけ「看護」の観点を活かして生きていきたいと考え、看護を選びました。

仕事で大変なこと

看護師として病院で働いていたときは、やるべきことがとても多く、決まった業務を確実に行いつつ、患者さんとも向き合うというという、対応を日々行うことが大変でした。

実際、そんな多忙な日々の中で疲弊してしまい、医療の現場を離れる看護師も少なくありません。

私が今の仕事をするようになったのは、そのような、看護師の状況を体感し、働く看護師自身を支えることに関心を持つようになったからです。

今の仕事では、学生の頃に学んだ、患者さんへの直接的な看護を行うこととは全く異なる知識・スキルが求められます。

そのため、様々なことを調べたり学び直したりする必要があり大変ですが、新たに知ることが多いのは楽しくもあります。

仕事のやりがい

看護師として病院で働いていたときには、身体が辛い患者さんの苦痛を少しでも和らげられたときに「ありがとう」と言葉をかけてもらうことが、何よりも嬉しく、やりがいでした。

まだ看護師として新人で辛かったときにも、患者さんの言葉に励まされました。

今の仕事では、直接そのような機会がなく寂しいですが、医療現場で活躍する看護師の方が生き生きと働きその人らしくキャリアを重ねていくための土台を作り、間接的に多くの看護師の力になれていることがやりがいです。

今後のキャリアややりたいこと

正直、今後のキャリアは具体的にイメージしきれていないですが、様々なご縁を大切にして、私自身が「看護」に携わる中で培ってきたものを活かせる仕事ができれば、ベストかなと思っています。

勉強について

基本的に、普段は好きで得意な教科を主に勉強して、テストや受験を見据える時期になってきたら苦手科目の勉強に集中する…という勉強の仕方をしていました。

例えば、小学校の頃に公文(くもん)に通っていましたが、好きな国語と英語だけ勉強し、あまり好きではなかった算数はやりませんでした。(算数は、一時期やっていたのですが、嫌で続きませんでした)

中学3年生で高校受験の勉強をするようになってからは、受験に必要な5教科すべて塾の授業を受けていましたが、授業以外の自主勉強の時間は、嫌いで苦手だった数学だけを勉強して、どうしてもわからないことは個別に数学の先生に質問しに行くようにしました。

逆に、好きで得意だった国語と英語をやるのは授業と宿題だけに絞りました。

理科と社会は、数学の勉強に疲れたときや、やる気のある休み時間に、簡単な参考書を見ていました。暗記が苦手なので、覚える必要があるものは、見る機会を増やして、キーワードが自然に頭に刷り込まれるようにしていました。

高校生になって、大学受験の期間に入ってからも、苦手だった理数系科目にかなりの時間を割きました。

大学受験は通っていた高校が進学校であったことと、学校の成績も悪くなかったので、予備校には通わず、高校の授業・宿題と、過去問で対応しました。

看護系大学は小論文がある学校が多いので、受験校を決めた頃、高校の国語の先生に相談し、小論文の個別指導を何度かしてもらいました。

受験期のストレス発散法

勉強しないで、家でひたすらグダグダしたり、勉強の合間に友だちと話したりする時間がとても大切だったと思います。日曜日は基本的にあまり勉強しないで家でのんびりするようにしていました。

本格的な受験期間に入ってからは、友達と時間を合わせて、勉強の合間に一緒にご飯を食べたりコンビニに買い物に行ったりすることがリフレッシュになり、頑張れていました。

また、もともと続けていた習い事・趣味は、受験直前の時期にも続けていました。友人や他の受験生がこの時間にも勉強していると思うと少し不安になる気持ちもありましたが、あえて勉強から離れる時間があったのは良かったです。

就活/インターン事情

まずは病院で看護師として様々な経験を積みたいと思っていたので、病院に絞って就職先を考えました。絶対にこれがやりたい、というこだわりは特になかったので、大学の附属病院と、大学で同じサークルの先輩たちが就職した病院に絞って就職説明会とインターン(1−2日の病院見学・看護体験)に参加しました。

最終的な就職先の決め手は、看護への思いが熱く特に尊敬する先輩たちが就職していたことと、病院の寮の環境(トイレ・風呂が共同ではないこと)でした。

学生生活

大学生のときは、他の学部の学生と同じように、スポーツ系のサークルやアルバイトをして過ごしていました。その他、海外にも関心があったので、国際協力に関するサークルに参加して、タイとインドのホスピスや孤児院でボランティア活動をしたり、大学のプログラムを活用してアメリカの医療制度を学び見学・実習をしたりしました。視野も広がり、とても楽しく、今にも繋がるとても良い経験ができたと思っています。

大学を卒業してからは、大学の先輩が関わっていた、医療関連の職種の人たちが集まるイベントや勉強会に足を運ぶようになりました。

そこで出会った人との繋がりで、今も仕事以外の活動をして、たくさんの大切な友人を得ています。

大学を選んだ基準とその理由

学費の負担も考え、第一志望は国立大学だったのですが不合格でした。

そこで最終的に、慶應義塾大学と聖路加看護大学(現:聖路加国際大学)のどちらかで迷い、慶應義塾大学への進学を決めました。

看護系大学の中でも聖路加はとても有名で、当時、病院長や学長を務められていた日野原重明先生の著書を読んでいたり、キリスト教の雰囲気が素敵だったりと、憧れる気持ちも強くありました。

ただ、4年間の大学生活で、看護の勉強以外の様々な視点・経験を得たいと思っていたので、総合大学で様々な学部の人たちと交流できること、「看護医療学部」という学部名にも表れているように看護・医療を広くとらえる観点を大切にしていることを魅力に思い、慶應を選びました。

実際、とても充実した4年間を過ごせたので、この時の選択に後悔はありません。

他の看護系大学と比べても、慶應の看護医療学部は、海外での学習プログラムや学習支援制度が充実していると思うので、海外の医療制度や国際協力に関心がある方にはとてもオススメです。

なんで大学を選んだの?

恥ずかしながら、大学以外の選択肢が、当時頭にありませんでした…。

私自身あまり色んなことを調べておらず無知だったことと、周囲の環境的に、高校卒業後は大学進学が自然な環境だったためだと思います。

塾or予備校に行っていた期間

小学校半ば~高学年は公文、中学は地元の学習塾に主に通い、予備校には通いませんでした。

通っていた高校が「予備校に通わず現役で大学進学」を目標に掲げており、正直、高校の授業の対応で手一杯でした。

実際、周囲で予備校に通っている人はほとんどいなかったので、高校のサポートと友達同士のネットワークで大学受験に対応できました。

受験勉強を始めた時期

高校受験も大学受験も、本格的な受験勉強を始めたのは、部活動を引退後、3年生の7・8月頃からでした。

通っていた高校が、基本的に予習を前提とした授業を行っていたため、部活動から帰宅し夕食を終えた後に、1~2時間、次の日以降の予習をするという毎日でした。

休日も基本的には部活動に行き、その後友達と遊んでのんびりしていたので、2~3時間予習のために勉強するくらいでした。

受験期に入ってからは、学校の授業が終わった後の3~5時間、宿題や自主勉強を行っていたと思います。

受験生や看護師を目指す人にアドバイス

自分がどんな人かを知って、自分に合った勉強の方法を見つけることが、とても大切だと思います。まずは、あなた自身が好きなことや得意なことを大切にして、自信も持ったうえで、苦手なことや嫌なことにも向き合って頑張るというのが、私の経験からのオススメです。

先生にアドバイスをもらったり、周りの先輩や友達の勉強の仕方を見て良さそうなことを取り入れたりして、色々試してみる中で、あなた自身の勉強法が確立していくと思います。

例えば、自分でコツコツ勉強することが苦手だ、という人は塾や予備校に行くという選択肢も考えた方が良いと思います。

受験を意識して勉強する期間は長いと思うので、楽しみや息抜きも、ぜひ大切にして、毎日を楽しみながら頑張ってください。学生の時のたくさんの経験や頑張ってきたことが、自信になって、看護師になってからも必ず活きると思います!

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