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【解答速報】東京医科大学 看護学科 (生物)解答・解説 2025年度入試

入試分析/解答速報

2025年02月02日

看護医療系専門進学塾の桜芽会です。

桜芽会では、各大学の看護系学部について、入試問題の解答解説を載せていきます。

今回は、東京医科大学看護学科 2025年度 (2025年2月1日実施) 生物の解答解説を載せます。

東京医科大学看護学科を志望している生徒は是非参考にしてください!

🌸桜芽会では毎年看護系大学/学部の入試解答速報を作っています🌸
問題用紙を返却された大学で、解答速報が欲しい!という方は、ご連絡ください。
X、Instagram、公式LINE、お問い合わせなんでも結構です。
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なるべく解答速報を作ります!

<追記>解答速報作成の依頼が多く、時間の関係上2025年度は「英語」「数学」「生物」に科目を絞らせていただいております。何卒ご理解いただけますと幸いです。
<追記2>国語の解答速報作成は、大学を限定し、時間が許す限り実施します。

※間違いを見つけた場合も上記からご連絡ください。確認し、訂正させていただきます。

講評

例年通りの問題構成であった。難易度もさほど変わらないが,容易に解ける問題が多かった。差がつく問題は,第1問の問5,第3問の問6,第4問の問6あたりである。

酸素解離曲線の問題は,新課程から外れた問題であったため,見られない受験生も多かっただろう。啓林館の教科書にだけ掲載されている。

解答

第1問

問1 ア:⑥ イ:③ ウ:① エ:④

問2:②

問3:③

問4:④

問5:③

問6:①

第2問

問1:④

問2:③

問3:①

問4:③

問5:①

問6:④

問7:⑥

問8:②③

第3問

問1:③

問2:②

問3:②③

問4:③

問5:②

問6:14.3mL

問7:⑥

第4問

問1:④

問2:②

問3:③

問4:②

問5:⑤

問6 B:④    D:②    E:⑤

解説

第1問

問1 ア:⑥ イ:③ ウ:① エ:④

ア:一次遷移のはじめに乾燥や養分の少ない環境で生育できるコケ植物や地衣類が生育する。

イウエ:遷移が進行すると陽樹林ができ,陰樹の幼木が成長できるようなり,最終的には陰樹で森林が形成される。この状態を極相林(クライマックス)という。

問2:②

遷移の初期段階で進入する種を,先駆種(パイオニア植物)という。

問3:③

先駆種は,種子が小さくて軽い特徴がある。

問4:④

二次遷移は,山火事・洪水・がけ崩れ・森林伐採などから始まる遷移のことであり,根や種子がある土壌から始まる遷移のことを指している。

問5:③

・菌類は分解者として重要な役割を果たす。〇

・細菌は分解者として重要な役割を果たす。〇

・植物の枯死体が分解されることは生態系における有機物の流れの一部である。〇

問6:①

生物基礎の範囲では,頻出であるため覚えておきたい。

第2問

問1:④

④以外は哺乳類であり,恒温動物である。カエルは両生類である。

問2:③

内分泌系の方が,持続時間は長い。

問3:①

骨格筋に作用するのは,運動神経である。皮膚の血管や立毛筋に分布しているのは,交感神経である。

問4:③

副腎髄質から分泌されるホルモンは,アドレナリンである。また,甲状腺から分泌されるホルモンは,チロキシンである。

問5:①

皮膚の血管も立毛筋も収縮する。

問6:④

チロキシンとアドレナリンは,心臓と骨格筋以外に肝臓に作用する。

問7:⑥

エネルギー源として,グリコーゲンとして蓄えている。グリコーゲンを分解すると,グルコースができる。

問8:②③

2心房2心室である。また,洞房結節(ペースメーカー)は,右心房の上部に存在する。

第3問

問1:③

赤血球と血小板は共に核を持たないため,核よりも小さい。赤血球>血小板であることは押さえておこう。

問2:②

毛細血管は,一層の細胞からなる。

問3:②③

組織の細胞からATPと酸素は受けとらない。

問4:③

頭部にもリンパ管は存在する。

問5:②

ヘモグロビン(暗赤色)に酸素が結びつくと,酸素ヘモグロビン(鮮紅色)になる。

問6:14.3mL

22×(95-30)/100=14.3

問7:⑥

血小板から放出されるのは,凝固因子である。また,トロンビンは酵素である。そのため,低温にすると血液凝固防止に働く。

第4問

問1:④

・分裂期の前期に染色体が複製される。×前期→間期(S期)

・分裂期の中期に染色体が両極に移動する。×中期→後期

・分裂期の後期に核膜が形成される。×後期→終期

問2:②

生物基礎の範囲的にギリギリ解ける問題であるが,生物選択の方が有利になる問題であった。

問3:③

細胞の分化という。

問4:②

酢酸オルセインと酢酸カーミンである。

問5:⑤

だ腺染色体には,パフと呼ばれるふくらみが見られ,転写が活発に行われている。

問6 B:④    D:②    E:⑤

問題文に「一般的にある遺伝子の発現を調節する遺伝子は,調節する遺伝子に先立って発現することが知られている。」とあるため,Bに関しては,蛹化開始する前に現れはじめ,完全なさなぎになる前まである。よって,④になる。また,Dに関しては,幼虫のときであるため,②と判断できる。Eに関しては,高温負荷のときに強く発現していることから,⑤と判断できる。

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