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【2026年解答速報】日本医科大学 医療健康科学部 一般選抜 2月1日(生物)

入試分析/解答速報

2026年02月02日

看護医療系専門進学塾 桜芽会の看護医療系大学入試解答速報

桜芽会では、各大学の看護系学部について、入試問題の解答解説を載せていきます。

今回は、2026年度 日本医科大学 医療健康科学部 一般選抜 2月1日(生物)の解答解説を載せます。

日本医科大学 医療健康科学部を志望している生徒は是非参考にしてください!

※2026年入試のその他大学や科目の解答速報まとめは「【2026年看護医療系学部】 解答速報まとめ|看護医療系専門進学塾 桜芽会」をご参照ください。

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2026年日本医科大学 医療健康科学部 一般選抜 生物 講評

生物基礎レベルの重要事項を、細胞・代謝・遺伝情報・体内環境の維持という4領域に分けて広く確認する構成である。奇をてらった設問は少ないが、「用語を正確に定義できるか」「似た概念を区別できるか」「基本法則(相補性・方向性・恒常性)を具体場面に落とせるか」を丁寧に問われている。

第I問では、現存種数や恒常性などの基本から始まり、原核細胞/真核細胞の比較、染色体成分、植物細胞の特徴へと続く。さらにATP・呼吸・光合成・酵素といった代謝の根幹が並び、最後にリソソームの役割を短答で説明させる。ここは暗記だけでなく、語句の意味を因果で説明できるかが得点差となる。

第II問は、セントラルドグマ(転写・翻訳)と塩基組成(シャルガフの規則)、RNAの構造、DNA複製の方向性(5’→3’)と岡崎フラグメント、転写産物(mRNA配列)の作り方、遺伝暗号の確率計算までを一気に扱う。頻出事項である一方、手順を誤ると連鎖的に失点する分野である。

特に、鋳型鎖とセンス鎖の取り違え、TとUの変換、確率計算での総数64の見落としが典型的な落とし穴である。また、制限酵素地図と電気泳動の対応は、図と数値を往復して整合性を取る訓練が必要である。

第III問は、神経・内分泌・免疫という「体内環境の維持の三本柱」を、用語穴埋めと基本機序の正誤判定で確認する。髄鞘と跳躍伝導、活動電位の順序、反射弓、体温調節中枢(視床下部)、平衡感覚(前庭)、自然免疫と獲得免疫の差、免疫記憶と抗体の働きなど、看護領域でも理解が直結する内容が多い。

総じて、教科書の重要語を「定義→仕組み→具体例」の順に整理していれば高得点が狙える問題である。

2026年日本医科大学 医療健康科学部 一般選抜 生物 解答

第I問

問題1:c(190万)

問題2:b(恒常性)

問題3:b・c・e

問題4:d・e

問題5:c・d

問題6:a・d

問題7:e

問題8:a・c

問題9:e

問題10:b・e

問題11:(記述)加水分解酵素を含み、細胞内の不要物や取り込んだ物質を分解する小器官。

第II問

問題1:d

問題2:c(29%)

問題3:e(リボース)

問題4:a

問題5:b・c

問題6:c

問題7:e(ア=64、イ=6)

問題8:d

問題9:a・b

問題10:d(制限酵素A:イ、制限酵素B:ア・ウ)

第III問

問題1:d

問題2:b・d

問題3:b

問題4:e

問題5:c

問題6:e

問題7:a

問題8:d・e

問題9:a・c

問題10:d

2026年日本医科大学 医療健康科学部 一般選抜 生物 解説

第I問

問題1(解答:c)

現存する生物種の記載数(学名が付いている種数)は、概ね190万種程度とされる。選択肢のうちこの規模に一致するのは190万である。未記載種を含めた推定総数はさらに多いと考えられる。

問題2(解答:b)

外界の変動があっても体内環境を一定範囲に保とうとする性質を恒常性(ホメオスタシス)という。『安定性』は一般語であり、生物学では恒常性という用語で定義して扱う。

問題3(解答:b・c・e)

原核細胞は核膜で囲まれた核をもたず、ミトコンドリアなどの膜小器官ももたない。一方、細胞膜は必ず存在し、細胞壁をもつものが多い。タンパク質合成の場であるリボソームも原核・真核の両方に存在する。したがって、細胞壁・細胞膜・リボソームが正答である。

問題4(解答:d・e)

乳酸菌は細菌であり原核生物である。ネンジュモはシアノバクテリアであり、同じく原核生物である。アメーバと酵母は真核生物であり、インフルエンザウイルスはウィルスに分類される。

問題5(解答:c・d)

真核細胞の染色体は、DNAがヒストンなどのタンパク質に巻き付いたクロマチンとして存在する。主要成分はDNAとタンパク質であり、脂質や炭水化物は主成分ではない。RNAは転写産物として核内に存在し得るが、染色体の基本構成物質としてはDNA・タンパク質が中心である。

問題6(解答:a・d)

植物細胞の代表的特徴は、発達した大きな液胞をもつこと、光合成を行う葉緑体をもつことである。呼吸は昼夜を問わず行われるため『夜間にのみ』は誤りである。無機物から有機物を作る(独立栄養)点も植物の特徴である。また細胞質は細胞骨格や細胞小器官が分布する領域であり、『小器官が存在しない領域を細胞骨格が満たす』という記述は不適切である。

問題7(解答:e)

ATP(アデノシン三リン酸)は、アデノシン(アデニン+リボース)にリン酸が3個結合した化合物である。リン酸どうし(α-β間、β-γ間)の結合は加水分解により大きな自由エネルギー変化を伴うため、高エネルギーリン酸結合と呼ばれる。したがって、リン酸とリン酸の結合を高エネルギーリン酸結合とする記述が最も適切である。

問題8(解答:a・c)

呼吸の電子伝達系では、酸素が最終電子受容体として働き、電子と水素イオンを受け取って水が生成する。よってaは正しい。また、多くの生物が主な呼吸基質としてグルコースを利用するためcも正しい。二酸化炭素を使って有機物を分解するわけではなく(b誤)、呼吸はエネルギーを取り出す反応である(d誤)。脂肪やタンパク質を利用してもATPは合成され得る(e誤)。

問題9(解答:e)

光合成の総反応は、二酸化炭素と水を原料として光エネルギーを用い、有機物(例:グルコース)と酸素を生じる反応である。化学式としては 6CO2 + 6H2O → C6H12O6 + 6O2(光エネルギーを必要とする)と表せる。これに対応する選択肢がeである。

問題10(解答:b・e)

酵素の多くはタンパク質であり(例外としてリボザイムなどRNA酵素も存在する)、反応の活性化エネルギーを下げることで反応速度を高める触媒である。細胞外ではたらく酵素(消化酵素など)もあるためaは誤りである。酵素は無機触媒ではなく(c誤)、通常は基質特異性をもつため『1つの酵素が様々な基質の基質になり得る』という表現は不適切である(d誤)。

問題11(解答:記述)

リソソームは加水分解酵素(分解酵素)を含む小胞であり、取り込んだ異物や不要となった細胞小器官などを分解し、細胞内の物質の更新(オートファジーを含む)に関与する。『分解する対象(不要物・異物)』『分解の手段(加水分解酵素)』を短く押さえて書ければよい。

第II問

問題1(解答:d)

DNAに含まれる塩基配列の情報がまずmRNAに写し取られる過程が転写である。続いてmRNAの情報に基づいてアミノ酸が並び、タンパク質が合成される過程が翻訳である。このように遺伝情報がDNA→RNA→タンパク質へと一方向に流れるという原則をセントラルドグマという。

問題2(解答:c)

シャルガフの規則より、二本鎖DNAではGの割合=Cの割合である。Gが21%ならCも21%である。よってG+C=42%であり、残りのA+T=58%となる。AとTは等しいのでT=29%である。

問題3(解答:e)

RNAの糖はリボースであり、DNAはデオキシリボースである。塩基としてRNAはウラシル(U)を含むが、本問は『構成する糖』を問うため、リボースを選ぶ。

問題4(解答:a)

原核生物のゲノムは、一般に切れ目のない環状DNAである。ヒトの染色体数は46本(2n=46)であり48本ではない。ヒトゲノムは約30億塩基対であり『300億』は桁が違う。同一個体の体細胞では基本的に同じ塩基配列をもつため、心臓と脳で塩基配列が大きく異なるという記述も誤りである。

問題5(解答:b・c)

DNAポリメラーゼは新生鎖を常に5’→3’方向に伸長する。これがDNA複製の方向性の基本である。二本鎖DNAは逆向き(逆平行)であるため、複製フォークの進行方向と逆向きになる鎖(ラギング鎖)では、短い断片(岡崎フラグメント)が不連続に合成される。複製はS期に起こり(a誤)、プライマーは短いRNAである(d誤)。減数分裂でできる配偶子のDNA量は、複製前の母細胞(2C)に対して1Cであり1/2である(e誤)。

問題6(解答:c)

転写で合成されるmRNAは、センス鎖(コーディング鎖)と同じ塩基配列(ただしTをUに置換)を5’→3’で示す。与えられたセンス鎖が 5′-ATGCCGTTACGTTGGTTA-3′ であるから、mRNAは 5′-AUGCCGUUACGUUGGUUA-3′ となる。鋳型鎖(アンチセンス鎖)をそのまま写してしまうと向きと相補性を誤るため注意が必要である。

問題7(解答:e)

遺伝暗号は3塩基で1コドンであり、4種類の塩基(A,U,G,C)からなるため、可能なコドン総数は4^3=64通りである。トリプトファンはUGGの1種類のみで指定されるので確率は1/64であり、ア=64である。ロイシンは6種類のコドンで指定されるため確率は6/64であり、トリプトファンの6倍である。よってイ=6となる。

問題8(解答:d)

リボソームはrRNAとタンパク質からなる粒子で、mRNAを読み取り、tRNAが運ぶアミノ酸を結合させてタンパク質を合成する場である。細胞質中に遊離して存在するものもあれば、小胞体膜に付着して粗面小胞体を形成するものもある。選択肢のうち、この性質を述べているのがdである。

問題9(解答:a・b)

tRNAは、(1) アミノ酸を結合する部位(3’末端)をもち、(2) アンチコドンでmRNA上のコドンと相補的に結合する。開始コドンAUGには開始tRNA(メチオニンを運ぶtRNA)が結合するため、アミノ酸と開始コドンが正答である。終止コドンにはtRNAは結合せず、終結因子が作用する。

問題10(解答:d)

電気泳動像から、制限酵素A処理では5kbp付近に単一バンドが得られる。これは10kbpが等しい2断片(5kbp+5kbp)に切断されたことを意味し、切断部位が中央(5kbp地点=イ)で1か所であると分かる。一方、制限酵素B処理では7kbp・2kbp・1kbpの3断片が得られるため、Bは2か所で切断している。遺伝子Yの切断部位候補はア(2kbp地点)、イ(5kbp地点)、ウ(9kbp地点)であるから、2kbpと9kbpで切ると2・7・1に一致する。よってBはアとウで切断する。二重消化(A+B)で 2・3・4・1kbp が得られることも、ア・イ・ウの3点で切ると分割が2、3、4、1となるため整合する。

第III問

問題1(解答:d)

内臓器官の働きを無意識下で調節する神経は自律神経である。ホルモンは内分泌腺から血液で運ばれ標的器官に作用する。免疫に関与する主要な細胞群は白血球である。よって(自律神経・ホルモン・白血球)の組合せが正しい。

問題2(解答:b・d)

神経伝達物質はシナプスで放出され、受容体を介して次の細胞へ情報を伝えるためbが正しい。また有髄神経線維では、髄鞘により電位変化がランビエ絞輪間を跳ぶように伝わる跳躍伝導が起こるためdが正しい。体性神経系・自律神経系は末梢神経系であり(a誤)、伝導は軸索内の神経伝達物質の移動ではなく膜電位変化の連続である(c誤)。カルシウムイオンは終末に流入して放出を引き起こすが、シナプス間隙へCa2+を放出して伝えるわけではない(e誤)。

問題3(解答:b)

活動電位は、まず刺激により膜電位が脱分極して閾値に達する(②)。閾値に達すると電位依存性Na+チャネルが開き、Na+が流入して急速な脱分極が起こる(④)。その後、Na+チャネルが不活化し、電位依存性K+チャネルが開いてK+が流出し、再分極が進む(③)。最終的に静止電位へ戻る(①)。したがって②→④→③→①である。

問題4(解答:e)

反射は、受容器→感覚神経→(脊髄などの)反射中枢→運動神経→効果器という反射弓で成立する。高次中枢(大脳皮質)を経由しないため迅速であり、効果器は骨格筋に限らず平滑筋や腺も含み得る。よって、感覚神経と運動神経の間に反射中枢が介在するという記述が正しい。

問題5(解答:c)

チロキシン(甲状腺ホルモン)は、視床下部のTRH、下垂体前葉のTSHを介して分泌が調節される(負のフィードバックも働く)。インスリンは膵臓ランゲルハンス島のβ細胞から分泌されるためaは誤りである。成長ホルモンは血中Ca2+ではなく、視床下部のGHRHやソマトスタチンなどで調節される(b誤)。アドレナリンは副腎髄質から分泌され血糖を上げる(d誤)。パラトルモンは副甲状腺から分泌され血中Ca2+を上げる(e誤)。

問題6(解答:e)

体温調節中枢は間脳の視床下部にある。体温上昇時には皮膚血管の拡張や発汗の促進を指令し、放熱を高めて体温を下げる方向に働く。延髄は呼吸・心拍などの生命維持中枢であり、体温調節の中枢ではない。

問題7(解答:a)

からだの傾き(重力方向の変化)や直線加速度は、内耳の前庭(卵形嚢・球形嚢)で受容される。回転運動(角加速度)は半規管で受容されるため、傾きに対しては前庭が最も適切である。

問題8(解答:d・e)

自然免疫は非特異的に働き、マクロファージや好中球などによる食作用(貪食)で異物を排除する。よってeが正しい。獲得免疫は特異的であり、特定の抗原に対する記憶(免疫記憶)をもつ。これにより二次応答で反応が速く強くなる。よってdが正しい。抗体による排除は獲得免疫の中心であり、自然免疫ではない(c誤)。

問題9(解答:a・c)

免疫記憶は獲得免疫における仕組みであり、体液性免疫(B細胞)にも細胞性免疫(T細胞)にも存在する。したがって『細胞性免疫にのみ備わる』というaは誤りである。抗体は基本的に体液中で抗原に結合し、中和・凝集・オプソニン化などを介して排除に寄与する。感染した細胞内へ入り病原体を直接分解するわけではないためcも誤りである。樹状細胞の抗原提示、B細胞の形質細胞化、ヘルパーT細胞によるマクロファージ活性化はいずれも正しい。

問題10(解答:d)

細胞性免疫は、まず樹状細胞やマクロファージが異物を取り込み処理する(④)。次に抗原提示細胞が抗原情報をヘルパーT細胞に提示し(②)、ヘルパーT細胞が活性化する。活性化したヘルパーT細胞はサイトカインなどによりキラーT細胞を活性化する(③)。最後にキラーT細胞が感染細胞を認識して攻撃する(①)。よって④→②→③→①である。

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