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【2026年解答速報】杏林大学 保健学部看護学科 一般選抜前期1日目(生物)

入試分析/解答速報

2026年02月03日

看護医療系専門進学塾 桜芽会の看護医療系大学入試解答速報

桜芽会では、各大学の看護系学部について、入試問題の解答解説を載せていきます。

今回は、2026年度 杏林大学 保健学部看護学科 一般選抜前期1日目(2月3日実施) 生物の解答解説を載せます。

杏林大学 保健学部看護学科を志望している生徒は是非参考にしてください!

※2026年入試のその他大学や科目の解答速報まとめは「【2026年看護医療系学部】 解答速報まとめ|看護医療系専門進学塾 桜芽会」をご参照ください。

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2026年杏林大学 保健学部看護学科 一般1日目 生物 講評

生物基礎の主要単元を「用語暗記」で終わらせず、文章読解と因果関係で処理できるかを確認する構成になっている。前半(細胞・顕微鏡)は、真核/原核の区別や細胞小器官の有無など、基礎用語の整理がそのまま得点に直結する。一方で顕微鏡の設問は、分解能(200 nm)・倍率計算・像の反転といった“計算と操作の常識”が問われ、知識だけでは解けない。ここで落とす人は、暗記優先で「数値感覚」「観察原理」を後回しにしている可能性が高い。

中盤(生態系・食物網・バイオーム・外来生物)は、定義(生態系・生産者/消費者/分解者)を押さえたうえで、図(食物網)から役割を読み取り、暖かさの指数で植生帯を判定する流れが一貫している。文章中のヒント(雨季乾季、チーク、アカシアなど)を拾えれば解ける反面、単語の意味が曖昧だと選択肢で迷いやすい。ここは「用語を覚える」より「条件→結論」の型で処理する練習が有効。

後半(遺伝子発現調節〜母性効果遺伝子〜tRNA/翻訳〜血糖調節)は、分野が変わっても“情報の流れ”を追えるかが核になる。転写調節では、プロモーター/基本転写因子/転写因子/調節領域の役割を文章に即して整理できるか。ショウジョウバエでは、mRNA局在→タンパク質勾配→閾値で遺伝子発現が切り替わる、という「濃度勾配」の考え方が中心。翻訳ではtRNAの部位(アンチコドンとアミノ酸結合部位)と、終止コドンにtRNAが結合しない点(解離因子)が典型的な落とし穴。血糖調節は、インスリン/グルカゴンに加え、交感神経→副腎髄質(アドレナリン)→下垂体前葉(ACTH)→副腎皮質(糖質コルチコイド)まで含めた統合問題で、ルートを図式化できるかが差になる。

総じて、標準レベルの知識を前提にしつつ、「文章からの復元」「計算」「図表の読み取り」で確実に差がつく良問セットである。対策としては、①真核/原核と細胞小器官、②顕微鏡の分解能・倍率・像の反転、③生態系の定義と食物網、④暖かさの指数と植生帯、⑤転写調節の登場人物、⑥翻訳(tRNA・終止)、⑦血糖調節の経路、を“短い因果文”で言える状態に仕上げると安定して高得点が狙える。

2026年杏林大学 保健学部看護学科 一般1日目 生物 解答

問1:③

問2:③

問3:ウ④・エ③

問4:オ②・カ①

問5:②

問6:②

問7:②

問8:④

問9:サ③・シ⑥

問10:③

問11:④

問12:③

問13:②

問14:①

問15:①・②

問1:ア⑦・イ⑤・ウ④・エ③

問2:オ②・カ⑨・キ①・ク⑥・ケ④・コ⑦

問3:③

問4:シ⑧・ス⑥・セ⑤・ソ①

問5:タ④・チ③

問6:③

問7:③

問8:ト③・ナ⑥・ニ①

問9:④

問10:③・④・⑤

問11:①・④

Ⅲ-A

問1:ア⑧・イ③・ウ⑤・エ⑥

問2:①・③・⑥

問3:④

問4:ケ③・コ⑥

問5:①

問6:③

問7:ス②・セ①

問8:②・④・⑥

問9:ツ④・テ⑥・ト①・ナ⑧

Ⅲ-B

問1:ア②・イ⑤・ウ⑦

問2:エ②・オ①・カ③・キ⑧・ク⑥・ケ⓪・コ④

問3:サ=交感神経/シ=アドレナリン/ス=前葉/セ=副腎皮質刺激ホルモン/ソ=糖質コルチコイド

問4:①

問5:②・④・⑤

問6:②

問7:③

2026年杏林大学 保健学部看護学科 一般1日目 生物 解説

問1:③(細胞)
生物体の基本単位は「細胞」。器官・組織は細胞が集まってできる上位概念。

問2:③(細胞膜)
すべての細胞に共通する境界が細胞膜。核・ミトコンドリア・葉緑体は“全生物”には共通しない(原核細胞にはない)。

問3:ウ=④(単細胞生物)、エ=③(多細胞生物)

体が細胞1個なら単細胞生物、細胞が多数集まって個体をつくるなら多細胞生物。

問4:オ=②(DNA)、カ=①(ATP)
解説: 遺伝情報を担う中心はDNA。エネルギーの受け渡しの“通貨”がATP。

問5:②(核膜)
解説: 真核細胞は「核を核膜で包む」。原核細胞は核膜をもたない。

問6:②(細胞小器官をもつ)
真核細胞はミトコンドリアなどの細胞小器官をもつ。①は原核細胞の特徴(DNAが細胞質にある)。

問7:②(細胞膜)
原核細胞にも細胞膜はあるが、核・核膜・葉緑体(膜で囲まれた細胞小器官)はない。

問8(ii=原核細胞からなる生物)

解答:④(ネンジュモ)
ネンジュモ(シアノバクテリア)は原核生物。アメーバ・酵母・ゾウリムシは真核生物。

問9:サ=③(細胞壁)、シ=⑥(葉緑体)
植物細胞は細胞壁で囲まれ、光合成の場である葉緑体をもつ(動物細胞には基本的にない)。

問10:③ 200 nm
解説: 光学顕微鏡の分解能はおよそ 0.2 μm=200 nm。これより小さい構造は見えない(見分けられない)。

問11:④ レンズ
光学顕微鏡はレンズで光を集め,像を拡大して観察する。

問12:③ 40
全体倍率(iii)=接眼倍率 × 対物倍率。
接眼10倍 × 対物ソ倍 = 400倍 → ソ=40。

問13:② 20
実サイズ 50 μm を 400倍で見ると
50 μm × 400 = 20000 μm = 20 mm。

問14:① 奥
顕微鏡では像が上下左右反転するので,プレパラートを手前に動かすと像は奥へ動いて見える。

問15:① 核、② 細胞壁(順不同)
酢酸オルセインは核(核内物質)を染めて見やすくする。タマネギ表皮は細胞壁もはっきり見える。ミトコンドリアは通常この条件では判別困難,葉緑体は表皮(特に鱗片葉)では基本見えない(存在しないため。)

問1:ア⑦/イ⑤/ウ④/エ③

光・水・大気・土壌・温度などは 非生物的環境。

非生物的環境+そこにいる生物全体=生態系。

無機物から有機物をつくる(主に光合成)=生産者。

生産者がつくった有機物を食べて得る=消費者。

問2:オ②/カ⑨/キ①/ク⑥/ケ④/コ⑦

植物などが行うのは 光合成(オ)。

生産者が無機物から合成するのが 有機物(カ)。

生産者(植物など)を直接食べる=一次消費者(キ)。

一次消費者を食べる=二次消費者(ク)。

捕食・被食関係が複雑に網状=食物網(ケ)。

枯死体・遺骸・排出物を無機物へ分解=分解者(コ)。

問3:③(i:ウサギ/ii:カエル/iii:モズ)

i は「木本や草本→i」より草食 → ウサギが適切。

ii は「ミミズ→ii」かつ「ii→ヘビ」「ii→iii」より、ミミズを食べ、ヘビや鳥に食べられる小動物 → カエル。

iii は「バッタ・クモ・カエルを食べる」鳥で、スズメより肉食性が強い → モズ。

問4:シ=⑧ バイオーム ス=⑥ 相観 セ=⑤ 遷移 ソ=① 荒原

バイオーム=同じような植生の見た目(相観)をもつ大きな生物のまとまり。

陸上のバイオームは、植生の相観で特徴づく。

雨が少ないと、遷移の途中で樹木が入ってきても森林になりにくく、草原になりやすい。

降水が極端に少ない/寒すぎると植物が定着できず、荒原になる。

問5:タ=④ 雨緑樹林 チ=③ サバンナ

タ:雨季・乾季がはっきり、乾季に落葉する樹木が代表、チークなど → 雨緑樹林。

チ:雨季・乾季はあるが雨が少なく草原が広い、アカシアが点在 → サバンナ。

問6:③ 139

暖かさの指数=(月平均気温が5℃以上の月について)5を引いて全て足す。
表1の地域iは 全ての月が5℃以上なので、12か月分を合計して 139。

問7:③ 照葉樹林

表2より、暖かさの指数 85〜180 → 照葉樹林。
地域iは問6で 139 なので該当。

問8:ト③/ナ⑥/ニ①

ト=③ かく乱:台風・山火事・噴火など、生態系を乱す要因。

ナ=⑥ 富栄養化:窒素・リンなど栄養塩類が増える現象。

ニ=① アオコ:淡水域での藻類(シアノバクテリア等)の異常増殖。水質悪化→他の生物が生きにくくなる。

問9:④ 特定外来生物
日本の生態系や人の生活に大きな影響を与える外来生物として法律で指定され、飼育・栽培・輸入などが原則禁止のもの。

問10:③ ウシガエル/④ ウチダザリガニ/⑤ オオキンケイギク
いずれも外来で定着・拡大しやすく、生態系へ悪影響が大きい代表例。

問11:① ・ ④

① 山間部で定期的に枝葉採取:里山的な人為管理で環境が維持され、多様性保全につながり得る。

④ 干潟をラムサール条約に登録:保護・保全が進む。
②マングース導入、③オオクチバス放流は外来導入で悪影響。

⑤ブルーギル(外来)の保護は趣旨に反する。

Ⅲ-A

問1:ア⑧/イ③/ウ⑤/エ⑥

ア=プロモーター(⑧):RNAポリメラーゼが結合して転写開始

イ=基本転写因子(③):真核生物ではRNAポリメラーゼ単独では結合できず、基本転写因子群が必要

ウ=転写調節タンパク質(転写因子)(⑤):転写を促進/抑制するタンパク質

エ=転写調節領域(⑥):転写因子が結合するDNA領域(エンハンサー等もここに含めて扱う)

問2:①・③・⑥(順不同)

①〇:DNAポリメラーゼ/リボソーム構成タンパク質/ヒストンなどは、増殖中の細胞で広く必要

③〇:脂溶性ホルモンは膜を通過→核内受容体などを介して転写調節

⑥〇:染色体の凝縮が弱い(開いた)領域ほど転写されやすい

②×(組織特異的)

④×(水溶性は基本“膜受容体”)

⑤×(凝縮強い=転写されにくい)

問3:④ 未受精卵
母性効果遺伝子の情報(ビコイドmRNAの局在)は、受精前の卵にすでに仕込まれている。

問4:ケ③(受精)/コ⑥(濃度勾配)
受精後にmRNAが翻訳され、ビコイドタンパク質が拡散して前方高・後方低の濃度勾配をつくる。

問5:①
解説: ビコイドmRNAは胚前方(前端)に局在(鋭い偏り)。タンパク質はそこから拡散して点線のような勾配。

問6(ナノスmRNAの分布)

解答:③
ナノスmRNAは胚後方(後端)に局在する母性効果遺伝子。

問7:ス②(アンチコドン)/セ①(アミノ酸を結合する部位)

ii(下のループ)=アンチコドン

iii(上の3’末端側)=アミノ酸結合部位

問8:②・④・⑥(順不同)

②〇:アンチコドンはコドンと相補的

④〇:tRNAは20種以上あり、それぞれ特定のアミノ酸を結合

⑥〇:開始コドンに対応するtRNAはメチオニン(高校生物の標準)

①×(同じではない)

③×(3種類ではない)

⑤×(開始はアルギニンではない)

⑦⑧×(終止コドンにtRNAは結合せず、解離因子)

問9:ツ④/テ⑥/ト①/ナ⑧

ツ=サブユニット(④):大・小2つ

テ=タンパク質(⑥):タンパク質

ト=RNA(①):リボソームRNA(rRNA)

ナ=ペプチド(⑧):アミノ酸はペプチド結合でつながり、ペプチド鎖になる

問1:ア②/イ⑤/ウ⑦
デンプン→消化→小腸で吸収、空腹時は約70〜110 mg/100 mL。

問2:エ②(ランゲルハンス島)/オ①(B細胞)/カ③(インスリン)/キ⑧(促進)/ク⑥(グリコーゲン)/ケ⓪(A細胞)/コ④(グルカゴン)

問3:サ⑪(交感神経)/シ⑨(アドレナリン)/ス①(前葉)/セ④(副腎皮質刺激ホルモン)/ソ⑤(糖質コルチコイド)

問4:③(視床下部)

問5:②・④・⑤
気管支拡張/排尿抑制/立毛筋収縮。

問6:②
血糖が上がるのに「血糖を下げるホルモン(インスリン)」がほぼ出てない型。

問7:③(日常的にインスリン注射が必要)

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