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【2026年解答速報】昭和医科大学 保健医療学部 一般選抜入試 Ⅰ期(生物)

入試分析/解答速報

2026年02月06日

看護医療系専門進学塾 桜芽会の看護医療系大学入試解答速報

桜芽会では、各大学の看護系学部について、入試問題の解答解説を載せていきます。

今回は、2026年度 昭和医科大学 保健医療学部 一般選抜入試Ⅰ期 (生物)の解答解説を載せます。

昭和医科大学 保健医療学部を志望している生徒は是非参考にしてください!

※2026年入試のその他大学や科目の解答速報まとめは「【2026年看護医療系学部】 解答速報まとめ|看護医療系専門進学塾 桜芽会」をご参照ください。

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2026年昭和医科大学 保健医療学部 一般選抜入試 Ⅰ期 生物 講評

大問3(細胞・細胞小器官)

核の有無で真核/原核を分け、そこからミトコンドリア(呼吸)・葉緑体(光合成)を機能で対応づけられるかが中心。表の+−を根拠に、細胞膜は全細胞に共通/細胞壁は植物・細菌にあり動物にはないのを使って生物種を判定するタイプ。セルロースは細胞壁であって細胞膜ではない、という基本の取り違えが典型的な失点ポイント。

大問4(恒常性・内分泌)

「体内環境を一定に保つ=恒常性」を、甲状腺ホルモンの例で文章の因果関係として追わせる問題。
視床下部(TRH)→下垂体前葉(TSH)→甲状腺(チロキシン)の上下関係が整理できていれば、負のフィードバックは流れで解ける。体内環境の例は「生体が調節している変数(体温・血糖・血圧・血液中Na⁺など)」で判断すると安定。

大問5(免疫)

自然免疫→獲得免疫の順序、そして一次応答と二次応答(速く強い)の違いを、記憶細胞の存在と結びつけられるかが狙い。抗体産生細胞=形質細胞、免疫記憶を先に作る医療=ワクチンまで一連で説明できると、理由説明型にも強い。

全体まとめ

3題は、生命を「構造(細胞)→調節(恒常性)→防御(免疫)」として整理できているかを確認するセット。用語暗記だけでなく、本文や表の情報を使って因果で説明する力が問われている。特に、表の+−の根拠付け(大問3)と、ホルモン軸・フィードバックの流れ(大問4)、一次/二次応答の理由(大問5)を“1文で言える”状態にすると得点が安定する。

2026年昭和医科大学 保健医療学部 一般選抜入試 Ⅰ期 生物 解答

大問3(細胞・細胞小器官)

問1(ア)真核細胞 (イ)原核細胞(ウ)ミトコンドリア (エ)葉緑体

問2:B,E

問3:C,E

問4:細胞小器官

問5 A:ニワトリの肝臓 B:乳酸菌 C:ダイコンの葉

問6 (オ)核 (カ)細胞膜 (キ)細胞壁

大問4(恒常性・内分泌)

問1

(ア)恒常性(ホメオスタシス)

(イ)チロキシン(甲状腺ホルモン)

(ウ)促進

(エ)甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン(TRH)

(オ)甲状腺刺激ホルモン(TSH)

(カ)フィードバック

(キ)負

問2 血圧・体温・血糖濃度・血液のNa⁺濃度

問3

  1. パラトルモン:PTH
  2. 糖質コルチコイド
  3. インスリン

大問5(免疫)

問1

(ア)自然(免疫)

(イ)獲得(免疫)(=適応免疫でも可)

(ウ)記憶細胞

(エ)免疫記憶

(オ)一次応答

(カ)二次応答

問2:D(速やかに強い)

問3:形質細胞(プラズマ細胞)

問4:予防接種(ワクチン接種)

2026年昭和医科大学 保健医療学部 一般選抜入試 Ⅰ期 生物 解説

大問3(細胞・細胞小器官)

問1(ア)真核細胞 (イ)原核細胞(ウ)ミトコンドリア (エ)葉緑体

核の有無で,細胞は**真核細胞(核あり)と原核細胞(核なし)**に分かれる。

呼吸に関わる細胞小器官=ミトコンドリア。

光合成に関わる細胞小器官=葉緑体。

問2:B,E

B:生物は代謝を行い,エネルギーを使って生命活動をする。

E:生物は体内(細胞内)の状態を一定に保とうとする(恒常性)。
※Aは「セルロース」は細胞壁の主成分であり,細胞膜ではない。

問3:C,E

C:染色体の主成分は DNAとタンパク質(RNAではない)。

E:ふつう1細胞に核は基本1個(「大きな核と小さな核」が通常という説明は誤り)。

問4:細胞小器官

ミトコンドリアや葉緑体など,細胞内で特定の働きをもつ構造の総称。

問5 A:ニワトリの肝臓 B:乳酸菌 C:ダイコンの葉

(表の+−から判定)

Bは(ウ)ミトコンドリアなし・(オ)核なしだが(カ)細胞膜+(キ)細胞壁+ → 原核生物=乳酸菌。

Aは核+ミトコンドリア+,葉緑体−,細胞壁− → 動物細胞=ニワトリ肝臓。

Cは核+ミトコンドリア+葉緑体+細胞壁+ → 植物細胞=ダイコン葉。

問6 (オ)核 (カ)細胞膜 (キ)細胞壁

(オ)は真核細胞にあり原核細胞にない → 核。

(カ)はA〜Cすべてにある → 細胞膜。

(キ)は植物と細菌にあり動物にない → 細胞壁。

大問4(恒常性・内分泌)

問1

(ア)恒常性(ホメオスタシス)

(イ)チロキシン(甲状腺ホルモン)

(ウ)促進

(エ)甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン(TRH)

(オ)甲状腺刺激ホルモン(TSH)

(カ)フィードバック

(キ)負

体内環境を一定に保つ性質=(ア)恒常性。

甲状腺ホルモン(イ:チロキシン)は代謝を(ウ:促進)する。

(イ)が増えると視床下部に作用して(エ:TRH)分泌を抑える。

(エ)が減ると,下垂体前葉の(オ:TSH)も減る。

(オ)が減ると甲状腺からの(イ)が減る。

結果が原因側を調節する仕組み=(カ)フィードバック。

特に「抑える」タイプ=(キ)負のフィードバック。

問2 血圧・体温・血糖濃度・血液のNa⁺濃度
体内環境=主に血液・組織液など体液の状態で,意識と無関係に一定に保たれるもの。
気温・大気圧・部屋の明るさは外部環境。尿のNa⁺濃度は“排出物の状態”なので体内環境そのものとは扱わない。

問3

  1. パラトルモン:PTH
  2. 糖質コルチコイド
  3. インスリン

パラトルモン:骨からCa²⁺を動員・腎で再吸収促進などで血中Ca²⁺↑。

糖質コルチコイド:肝臓で糖新生(アミノ酸など→グルコース)やグリコーゲン分解を促進して血糖↑。

インスリン:グリコーゲン合成・細胞への取り込み促進で血糖↓。

大問5(免疫)

問1

(ア)自然(免疫)

(イ)獲得(免疫)(=適応免疫でも可)

(ウ)記憶細胞

(エ)免疫記憶

(オ)一次応答(一次免疫応答)

(カ)二次応答(二次免疫応答)

まず異物を排除するのは自然免疫。それで不十分だと,異物に特異的に働く獲得免疫が働く。

1回目の侵入で活性化したT細胞・B細胞の一部が記憶細胞として残る。

同じ異物が再侵入すると記憶細胞がすぐ増殖・分化し,強い反応が起きる。これが免疫記憶。

1回目=一次応答,2回目以降=二次応答。

問2:D(速やかに強い)
二次応答は,記憶細胞があるため立ち上がりが速く,抗体産生なども量が多く強い。

問3:形質細胞(プラズマ細胞)

活性化したB細胞が増殖・分化して抗体を大量につくる細胞=形質細胞。

問4:予防接種(ワクチン接種)
ワクチンで病原体(または抗原)をあらかじめ提示し,免疫記憶(記憶細胞)を作らせて,次の侵入時に二次応答を起こしやすくする。

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