入試分析/解答速報
2026年02月08日

看護医療系専門進学塾 桜芽会の看護医療系大学入試解答速報
桜芽会では、各大学の看護系学部について、入試問題の解答解説を載せていきます。
今回は、2026年度 順天堂大学 医療看護学部 一般選抜A日程 2月2日実施(国語)の解答解説を載せます。
順天堂大学 医療看護学部を志望している生徒は是非参考にしてください!
※2026年入試のその他大学や科目の解答速報まとめは「【2026年看護医療系学部】 解答速報まとめ|看護医療系専門進学塾 桜芽会」をご参照ください。
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2026年順天堂大学 医療看護学部 一般選抜 A日程 国語 講評
第2問 概観
中谷宇吉郎「科学と文化」【問題文Ⅰ】、渡辺政隆「なぜサイエンスコミュニケーションなのか―『想定外』を想定するために―」【問題文Ⅱ】からの出題。
科学、理系偏重の流れは最近の話でははく、昭和初期からの懸念である。この考え方は「科学」「科学技術」の境界があいまいである今、大きな問題であり、「技術」=「役立つもの」=科学の力、という前提が知らず知らずのうちに根付いている。
問題文ⅠもⅡも科学の捉え方、リテラシーを説いたものであり、起こった事、現象と時間の流れとともに事実のみ整理することの大切さを述べている。議論することが面白いのではなく、事実が並び、結果が見えることが面白いのであるから、「わからない」ことは、わからないという結果がわかったとして捉えるというⅠと、「わかりやすさ」の基準が人によって変わることから、難しいなら難しいなり、という姿勢の大切さを述べているⅡはおおよそ同じような見方をしている論である。
第3問 概観
小説文の問題。少年と迷い猟犬のやりとりから、少年の視点で猟犬の心中が語られる。
「自分」が主人公かつ語り手である。広津和郎の「猟犬」(『動物小品集』)よりの出題である。あまりなじみのない猟という状況だが、「猟犬は自分の能力を発揮するために主人を選ぶ」ということを知らなくても、この作品の本文から充分読み取れる。
2026年順天堂大学 医療看護学部 一般選抜 A日程 国語 解答
第1問
問1(ア)⑤(イ)①(ウ)③(エ)②
問2(ア)①(イ)④(ウ)⑤
問3(ア)②(イ)④(ウ)③
第2問
問1① 問2④ 問3③ 問4② 問5⑤ 問6⑤
第3問
問1① 問2④ 問3② 問4① 問5⑤ 問6③
2026年順天堂大学 医療看護学部 一般選抜 A日程 国語 解説
第1問
問1 漢字の問題。解答は下記の通り。
ア粗相 ①祖先②訴求③措置④租税⑤粗品
イ奉仕 ①奉納②崩壊③邦楽④飽和⑤縫合
ウ怪しい ①誘拐②段階③怪談④金塊⑤悔悟
エ促進 ①閉塞②督促③足跡④拘束⑤推測
問2 語句の意味を文章の中で問う問題。難題である。
ア 秋波は「送る」関心を引く、という意味なので、解答は①
イ「人後」に落ちない、で、他の人の行動や能力に引けをとらない、解答は④
ウ 内容的に労働者側が感じる魅力や受け取るものなので、解答は⑤
③セグメント、区分 ④コモンセンス、常識 は覚えにくいので復習を。
問3 ことばの法則・意味の幅などについての問題。
ア 「おだやか」「やわらかい」に当てはまらない②
イ 「一致」に当てはまらない④
ウ 類義語を集めているので、類義語ではない③ 折衝=かけひき、という意味である。
第2問
問1 傍線部Aについて、筆者がどう考えているのかを問う問題。解答は①
「何々と科学精神というような種類の論文」は、傍線部Aを含む段落に細かく説明されている。読んでもわからない理由が、難しい言葉をむやみに使う、砂利に隠れた菫のよう、花もついていない、から、理解しがたい論文になっている、たまに、菫の花がない=ポイントがない、に気が付けばよい。
②菫が砂利に押しつぶされて×
③一読~もある×
④一時の~たとえて伝えようとして失敗×
⑤左翼の論文を模倣して×
問2 傍線部Bについて、筆者がどう考えているのかを問う問題。解答は④
筆者が「科学」をどう考えているか、は傍線の後に比喩が書かれている。主食のようなもの=毎日食べる=日常でコンスタントに体験するものである。したがって珍しいものや特殊なものではない。
①かみ砕き×
②誰もが~もの。×
③結果を洗練された論として成立させるもの×
⑤高遠な~示すもの×
問3 傍線部Cについて、筆者がどう考えているのかを問う問題。解答は③
この当時の科学雑誌は、筆者のいう、P4の最初の段落にある科学の既知の知識、正常な科学的考え方がわかる、ということを広く人々に伝えていくために不適であることが前提。基本的な科学の考え方ではなく、目新しい珍しい知識を紹介しているため、無垢な=一般読者がうまく科学の考え方を理解できないし、雑誌そのものが新しい科学者を育てることもない。
①関心を~難しく×
②落差に失望×
④その結果として~知識が×
⑤科学知識の体系化を軽視し×
問4 傍線部Dの例がどんな筆者の意図をたとえたものかを問う問題。解答は②
該当箇所からいくつか意図が読み取れる。一番中心になるのは、芸術も科学も「面白い」ということ以上の何もいらない、という共通点。
①間違っていないが、十分条件
③作品そのものの魅力に目を向けず評価するもの×、お金で測っているが、そのものを評価していないかどうかは不明
④金額の面でも示される×、経済的な価格も考慮すべき×
⑤金銭的価値まで求めるのと同様に×
問5 問題文Ⅰの趣旨を捉える問題。解答は⑤
①科学の厳密性を考慮すれば当然×
②日常生活~置くべきである×
③通俗雑誌と世界一流の内容を一緒に考えている×
④最新の考え方~できない×
⑤文章の最後の部分の内容と合致〇
問6 問題文Ⅰ・Ⅱ(サイエンスコミュニケーションにおける誤解についての文章)、双方の趣旨を捉える問題。解答は⑤
①米の飯、高価の部分×
②問題文Ⅱの「豊かな生活」の意味を取り違っている、科学の位置づけも×
③【問題文Ⅱ】の「わかりやすく伝えること」を問題視しているのではなく、「わかりやすさ」を優先して別物にしてしまうことが問題である。×
④結局、どれがいいのか、提案してないよね×、最後の話題が筆者の考えである。
⑤問題文Ⅰ・Ⅱともに、科学は議論ではなく現象、難しい、わからないことはそれなりにと、意見や議論、変更をしないこと重要視している〇
第3問
問1 傍線部Aの理由を問う問題。解答は①
いつのまにかやってきた猟犬を連れ帰る理由は、傍線部Aの前後、「~我々は嬉しかったのである。」に述べられている。
②どこかの飼い犬×
③所在なげ×
④頼りになる×
⑤生まれ変わり×
問2 傍線部Bの行動によって、「自分」の感情がどう変化したかを問う問題。解答は④
尾沢は銃を使えるし、猟もうまいので、エスは喜んで従い、いい主従関係と信頼関係があるが、銃の使えない自分ではエスの狩りの能力を生かせないため落ち込み始める。そうなると、エスのほうも自分に冷淡と軽侮を見せているような気がしてきた、ということを捉える。
①素っ気なく~態度に不足があったのではないか×
②才能が開花×、尾沢に劣等感×
③(尾沢への)安心感×
⑤置き去り、孤独▲、尾沢に対してわだかまり×
問3 傍線部Cの時の「自分」の様子を問う問題。解答は②
小説文は、時系列で問題が聞かれる場合、誰かとの関係性で聞かれる場合、状況や情景の描写を聞く場合がある。今回は時系列×エスとの関係を正しく読み取る。
①尾沢と自分の違いはもともと知っている、焦り▲、猟が得意×
③内容上は間違いはないが、時系列が傍線Cよりも前の感情▲
④エスが諦めようとしない~いかず×
⑤馬鹿らしく感じ×
問4 空欄Dの語句補充の問題。解答は①
良くつかう擬態語、オノマトペであり、副詞として「見開く」を修飾する。
慣用表現は看護系では頻出なので、日ごろから見たことないな、と思う語は調べておくとよい。
問5 傍線部Eの理由を問う問題。解答は⑤
なぜエスの後を「自分」は追えなかったのか、というのは、子供心であっても、猟犬が自分の力にふさわしい主人を見つけた、尊敬できる主人のほうへついていくことがわかったからである。そしてそれは、自分の無力をさとることになる。
①猟に対する興味が薄れ×
②浅い憧れを抱き×
③練習を~しまったから×
④短い間~思い×、エスを忘れる×、その場で忘れようとはしていない
問6 表現の特徴を問う問題。間違っているものを探す。解答は③
③ ©の冬の晴れた日、は「悲しい」と説明されていることもあり、「好転」はしないこが伝わってくる
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