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【杏林大学 保健学部】(数学Ⅰ・A)出題傾向・対策

入試分析/解答速報

2023年12月12日

看護医療系専門進学塾の桜芽会です。

桜芽会では、各大学の入試傾向や対策について科目ごとに掲載していきます。

今回は、杏林大学 保健学部 数学の傾向・対策です。

杏林大学 保健学部を志望している方はぜひ参考にしてみてください!

【出題内容】

一般入試(A日程、B日程)も総合選抜型の適性検査も数学の出題範囲は数学ⅠAのみの出題になるので、対策範囲はそれほど広くありません。

ただし、入試形態によって出題形式や内容は結構異なるため、早めに入試形態を決めた上で対策を行うことが大切です。

時間は英語以外からの選択科目2科目100分、1科目あたりは50分です。大問は3問構成なので、単純計算でいくと大問1問あたり17分弱となります。

ただし、得意分野、不得意分野があるにせよ、大問2の図形問題で時間がかかると思うので、大問1で15分、大問2で20分、大問3で15分を目安にすると良いかと思います。

それでは、過去の出題範囲についてみてみましょう。

2023年大問1大問2大問3
2月5日小問集合(場合の数、二次関数、n進法、集合)空間図形、三角比確率、条件付き確率
2月6日小問集合(高次式、二次関数、不定方程式、立体)平面図形、三角比確率、条件付き確率
2月7日小問集合(恒等式、整数、二次関数、三角比)平面図形、三角比場合の数、データ分析
2022年大問1大問2大問3
2月6日小問集合(平面図形、三角比、集合、整数の性質)平面図形、三角比確率
2月7日小問集合(整数、図形と三角比、二次方程式/不等式)平面図形、三角比場合の数、データ分析
2月8日小問集合(高次式、三角比①、二次関数、三角比②)空間図形、三角比データ分析

【出題傾向】

そもそも杏林大学の看護学部は出題範囲が数学Ⅰと数学Aのみですので、最初からだいぶ出題される分野は絞られています。

大問1は小問集合ですが、ここが例年数学ⅠAの範囲からまんべんなく出題されています。

とはいえ、小問集合は基礎的な内容ばかりが出題されているので、対策は難しくはありません。強いていうのであれば、たまに中学範囲からの出題が見られることでしょうか。

内容はそこまで難しいものではないのですが、中学時代の問題演習の記憶が有る、無いで得点力が変わってくる恐れもあります。

大問2は例年平面図形or空間図形と三角比で固定されています。ただ、図形分野はハマってしまうと解くのに時間がかかってしまうので、大問2に時間を多めに設定する、または分からなければすぐに後回しにする勇気が必要です。

とはいえ、そこまで捻った問題はありません。しっかりと問題演習を行なっていれば見たことのない問題はないと思います。

ただし、この単元は他の単元よりも問題パターンが多いので、勉強にかけた時間が1番成績に反映されにくい単元でもあります。まずはこの単元を含む全体の演習を行い、他の単元がしっかり得点できるくらい演習をこなしてから追加で演習を行いましょう。

大問3は例年確率orデータ分析です。データ分析や確率は苦手とする人が多い分野なので、第3問をいかに確実に取るか、というところが合否を分ける可能性もあります。

確率よりはデータ分析のほうが勉強が得点に結びつきやすいので、まずはデータ分析をしっかり取れるようにしてから確率の勉強に取り掛かる方が良いかと思います。

【対策】

①学校の問題集を完璧にする(2〜3周する)

まず学校の問題集に取り掛かる分けですが、問題集を2〜3周こなすことを目的にしないでください。目的はあくまで問題集を作業的に解くことではなく、入試で点数を取ることです。

そこで、以下のことが頭にしっかり定着するように意識して問題集に取り組むようにしましょう。

・定義と定理、公式などの暗記

当たり前ですが、これらが頭に入っていないと問題が解けません。また、覚えたつもりになっている人も多いと思います。基本的な問題が多いので、焦らなくても大丈夫です。一つずつ確実に定着させていきましょう。

特に例年出題される三角比、データ分析の単元では、さまざまな公式が登場します。利用するアプローチや公式によって計算の難易度が変わってくるので、全ての公式をマスターしていなければなりません。

・計算

難解な計算は少ないですが、特に計算が気になるのは大問1の二次関数(二次不等式)、大問2の三角比の部分です。

判別式の計算や二次不等式の計算ができない生徒は意外と多いです。また、図形問題はただでさえ時間がかかる問題です。その上三角比の計算が入ってくるとミスが多くなることが予想されます。

全ての計算が重要ですが、特に二次関数(二次不等式)、三角比の計算は確実にマスターしておきましょう。

・典型解法

基本的な問題が多いので、ほとんどの問題は学校の問題集で見たことがある問題だと思います。

ただし、見たことがある=解けるではありません。問題文のキーワードを見た瞬間にアプローチが頭に浮かぶように、分野ごとに問題のパターンを覚えるように演習を行いましょう。

②過去問演習をして問題の傾向を掴む&時間感覚をつける

出題範囲が狭いので、過去問演習を行えば大体の問題傾向は掴めると思います。一般入試の場合は早い時期(10月~11月)からしっかりと過去問演習をおこない、自分の得意分野、不得意分野を把握することが重要です。

問題自体は素直な問題が多いので、不得意分野を見つけた際は新しい問題集に手を出すのではなく、学校の問題集や今まで使っていた問題集の苦手単元を復習し、基本的な解法や定義定理、計算をマスターしてください。

特に大問2で例年出題されている平面図形or空間図形と三角比の単元、大問3で例年出題されているデータ分析or確率に関しては、不得意分野だと思っている人も必ずできるようにしましょう。

平面図形、空間図形と三角比の単元は問題パターンが多いです。過去問だけでは足りない、という人は共通テストor旧センター試験IAの図形問題がレベル的には近いので、こちらも演習の材料にしてみてください。

もちろん、データ分析、確率に関しても上記の過去問がちょうど良い演習になると思います。

データ分析が苦手だという生徒のほとんどが、データ分析に関する基本的な知識が頭に入っていないだけです。

演習を行う前に基本的な計算や定義、定理を頭に入れてから問題に取り組みましょう。

確率に関しては苦手な生徒が多いですが、基本的なレベルの問題であれば実際に操作を書き出してみると全体像が見えてくる問題も多いです。

1回目の操作はこう、2回目の操作はこう・・・というように過去問演習を通して実際に書き出してみる練習も合わせて行うことをオススメします。

③時間があれば中学範囲の問題演習をする

出題範囲はⅠAのみなのですが、高校受験数学で見たことがあるような問題が大問1で散見されます。もちろん、ⅠAの範囲を逸脱していないので、解けない問題というわけではありません。

ただ、中学時代の数学を覚えている/覚えていないで解きやすさは全く違うと思います。中学時代真面目に定期テストの勉強をして、それが記憶に残っている人と、そうでない人で得点力が分かれてしまう部分です。

中学時代数学が苦手だった、ちょっと勉強をサボっていたという人は、高校受験用テキストのまとめ問題などをまんべんなく解いて、苦手な分野を復習しておくことをオススメします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。桜芽会では看護医療系進学を専門に扱っていますので、看護医療系大学、学部の入試ノウハウがたくさん揃っています。

効率的に志望校対策ができる集団授業から、上記で述べた少し不安材料になっている中学範囲の数学の個別対策まで、桜芽会でしかできない対策をぜひ体験しに来てください!

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