インタビュー
2023年12月13日
看護医療系専門進学塾の桜芽会です。
桜芽会では志望大学に合格し、キャンパスライフを送っている現役看護学生に、受験勉強の体験や現在の学生生活についてインタビューを行い、シリーズとして掲載していきます!
将来看護師を目指している人や看護学部を目指している方はもちろん、まだ何を目標にして良いか分からないという方もぜひ読んでみてください。
基本情報
氏名:SS
大学名:埼玉医科大学保健医療学部看護学科
学年: 1年
性別:女
現在大学でどんな勉強をしている?
人体の形態・構造などを詳しく学ぶ人体の構造と機能、薬が人の身体に及ぼす影響などに関して学ぶ薬理学、看護に関連する法律を学ぶ看護関係法規、集団の健康の分析に基づく地域全体の健康への脅威を扱う公衆衛生学など、看護に欠かせない知識を幅広く学んでいます。
学んでいる科目の中でも特に人体の構造と機能の科目は難しく、常日頃から勉強していないとテストの点に大きく影響します。
また、学んでいるのは看護という専門分野だけでなく、文学や社会学、英語、ドイツ語など一般教養なども学んでいます。ドイツ語は日常生活に必要なコミュニケーションができるまでのレベルを学んでいます。
座学だけでなく1年次からベットメイキングや洗髪、バイタルサイン(脈拍、血圧、呼吸、体温の確認)、身体清拭など技術に関する授業もあります。
技術の授業では毎回の授業ごとにグループで分けられているので、入学して半年経った今、看護学部全員の顔と名前が一致するほど授業を通して多くの人と関わっています。現在は、バイタルサインの実技試験が今月にあるのでそれに向けて頑張っています。
看護師を目指した時期ときっかけ
将来の夢として看護師になりたいと考えていたのは小学生の頃でしたが、目指そうと強く決意したのは高校1年生の時です。
きっかけとして、私の母が看護師をしており幼少の頃から母の姿に憧れていました。実際に母が病院で働く姿を見た時は家とはまた違うかっこいい母の姿が印象的でした。
また、誰かのために働いている姿や人の命と関わる仕事で重い責任も伴いますが、それでも毎日誰かのために必死に働いている医療従事者の偉大さに気づきました。
さらに、進学先を決める際に看護師の仕事や役割、重要性を知ろうと訪問看護体験や実際に看護大学に見学しに行ったことで、自分も医療に携わる仕事に関わりたいと強く決めたのがきっかけです。
1日のスケジュール
【学校がある時】
選択する科目によって終了する時間は異なりますが、90分授業で1〜5限まであります。また空きコマが基本あるので、その時間帯を活用して課題や勉強をしたり、通学の時間でiPadを使用して授業の予習や復習をしています。
06:00起床
06:30出発
08:30学校到着
09:00授業開始
12:10午前授業終了
12:10~13:10お昼休み
13:10午後授業開始
18:00午後授業終了
18:30~21:00部活
23:00帰宅
23:00~24:00夕食 お風呂
24:00就寝
*私はしっかり睡眠していないと授業中も寝てしまうので、通学時間に15分仮眠をしたり、授業中に寝ないように先生の言っていることを紙に書いたりと手を動かしたりして眠気を防止しています。
【休日】
私は週2日でサッカー部のマネージャをしているので、基本平日はアルバイトができません。土曜日・日曜日を中心に歯科助手のアルバイトをしています。
そしてアルバイトが終わったら自分の趣味の時間を必ず作ってリラックスしています。連休などは友達と一緒に出かけたりしています。
また、睡眠時間は平日は6時間半、休日は7時間しっかり取れるように休日にできることは全て終わらせ、朝の無駄な時間をなくすために、前日にできる準備は前日に終わらせています。
大学生活で大変なこと
毎日のように課題が出るので提出漏れがないようすることや、通学に時間がかかり家で過ごす時間も限られているので、自分の規則正しい生活習慣を続けるのが少し大変だなと感じています。
また、私は一般入試で大学受験をしていないので、受験が終わったら自分の趣味の時間ばかりを優先していました。
ですので、受験期終了から大学入学の間の期間はあまり勉強しておらず、大学一回目の定期試験では今までやっていた勉強内容が思い出せず苦労しました。
これまでの勉強方法では大学の学習の内容理解に追いつかず、勉強習慣があまりついていなかったので目標としていた点数には届かず、大学の学習に慣れていくのが大変でした。
勉強法(小学校から高校まで)
小学校から中学校の勉強方法は詳しく覚えていませんが、私は中学受験をしたので塾で勉強するという習慣はついていたと思います。
また中学校では分からないところはすぐに先生に聞いてその場で解決するように意識して勉強していました。高校では大学受験を公募推薦で受けようと考えていたので、高い評定を取るために定期試験は全科目80点以上を目標に、定期試験の3週間前から勉強していました。
とにかく分からない箇所はその日のうちに解決することを心がけて先生に質問していました。また家では勉強に集中できないので、平日は高校の開門から閉門まで勉強して、その後塾に行き、家で行う勉強は暗記系で絞ってやっていました。休日は図書館や塾に行って集中できる環境を探しながら勉強していました。
塾or予備校に行っていた期間
私は看護専門の塾に高校3年生の4月から高校3年生の12月まで通っていました。
一般的な塾や予備校も考えましたが、やはり看護専門のノウハウのある塾の方が安心しましたし、周りの人も同じ看護学科を目指す人達だったので、モチベーションの維持にもつながりました。
受験勉強を始めた時期や平日、休日の勉強時間
受験勉強は高校2年生の12月から始めていました。勉強時間に関しては、受験期でない時は学校外で平日30分、休日2時間程度、受験期は学校外で平日5時間、休日9時間程度だったと思います。
ただ、勉強は時間も大切ですが質も重要です。自宅では勉強できない、勉強できる環境がない、という人は塾や予備校に通った方が効率的に勉強できると思います。
使用していた参考書、問題集、勉強アプリなど
使用していた参考書は主に英語は英単語ターゲット1900、Next Stage、数学はチャート式、基礎からの数学Ⅰ+A、生物はセミナー生物基礎+生物です。
使用していた勉強アプリはStudy plusです。勉強した時間や内容を細かく記録できる勉強用SNSアプリで他の受験生の勉強時間や医療系の大学を目指す人の勉強時間もみれるので自分も頑張らなきゃと気づかされます。
受験期のストレス発散法(モチベーションの維持方法)
運動をしたり息抜きに過去に見た映画を見たり、自分が行きたい大学で学んでいる姿や看護師として働いている姿を想像してモチベーションを保っていました。
また勉強をしている友人の姿を見て自分もやらなきゃと喝を入れていました。そういう意味でも看護専門の塾に通っていたのは良かったと思います。
今の大学を選んだ理由
私は将来フライトナースとして働きたいと考えているので高度な救命救急を付属病院として展開する今の大学に進学を決めました。
また、今の通っている大学には医学部、看護学科、臨床検査学科、臨床工学科、理学療法学科など分野問わず多くの人との関わりがあるため自分の視野を広げたり、学生のうちからチーム医療を学べるきっかけとなるので自分を成長させる環境としては良いと感じたからです。
さらに、課外学習プログラムとして海外研修や救急医療24時など学ぶ場が多くあり、専門的な知識をさらに身につけていきたいと考えたからです。
なぜ大学進学を選んだのか?
大学には他学部他学科との関わりがある上に、看護だけにとどまらず一般教養など幅広い分野を学べるからです。また、4年制なので多くのことを時間を有効活用しながら学べると思い、看護大学1本に進むと決めました。
就活/インターン事情
私は大学の関連病院の正社員として就職し、貸与期間と同期間勤務すると貸与金額の全額が返還免除される看護学科奨学金を利用して、大学の付属病院である国際医療センターの救命救急センターに就職したいと考えています。
今後のキャリアややりたいこと
先ほども述べましたが、将来はフライトナースになりたいと考えています。
課外学習プログラムにある救命救急24時に参加し、高度な知識を身につけたり、大学2年生の3月に海外研修に参加し、他国の医療の現場、問題点、日本の医療と比較してその国には何が必要なのか、日本の医療には何が足りていないのかなど、普段学べばないことに焦点をあてて学んでいきたいと考えています。
また、4年次には救急看護論という選択の授業があるので、その授業を受けて救急について学んでいく予定です。
受験生や看護師を目指す人にアドバイス
今、勉強していく中で大変なこと、辛いことがたくさんあると思いますがいつかは終わりが来るので受験が終わった時に今まで頑張ってきて良かったと胸を張れるように少しずつ休みながら頑張って欲しいです!
私は公募推薦で大学受験をし、高い評定を得られるようにまた、自分を成長させるために自分に出来ることは積極的に行動していたので、今でも積極性やどんなことでも興味をもつ所などが大学生活で生かされている気がします。
しかし、大学に入ったからここで終わりではなく、まだ看護師になる一歩に近づいただけだと考えているので一回一回の定期試験は気を抜かずに頑張っています。
大学受験で身についたものは大学生活にも必ず影響してくるので、限られた時間を大切にして最後まで諦めずに頑張ってください!応援しています。
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