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看護系大学・学部を目指す高校生におすすめの数学問題集(数学重要問題集)

参考書

2024年01月08日

看護医療系専門進学塾の桜芽会です。

看護系大学、看護学部受験に数学を選択している人もいるかと思いますが、どの数学の問題集を選べば良いのでしょうか。本稿ではレベル別におすすめの数学問題集を紹介していきます。

まず第一弾としておすすめするのは「数学重要問題集(文系)」です。ただし、どんな問題集でも万人に合う問題集というものはありません。

どの問題集も一長一短があるので、それぞれの問題集の難易度や特徴を踏まえて自分のレベル、目的にあった問題集を選んでください。

それでは、数学重要問題集をおすすめする理由と、そのレベルや使い方を解説しましょう。

三訂版 実戦 数学重要問題集-数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(文系)

【数研出版】数学重要問題集(文系)の概要

本稿で紹介させていただくのは「数学重要問題集(文系)」です。この問題集は、文系学生に必要な数学の知識と問題解決能力を養うことを目的にしており、基本から応用まで幅広いレベルの問題を網羅しています。

「文系」と名前がついていますが、これは取り扱い範囲が数Ⅰ、数Ⅱ、数A、数Bというだけで、この範囲に関しては理系にとっても十分な内容になっています。

特に偏差値が60以上の看護大学や看護学部を目指す方におすすめの一冊です。

※ここでいう偏差値60以上は「看護ナビ」に記載のものを参考にしています。偏差値は公表母体によって全く違うので注意してください。

数学重要問題集の構成

数学重要問題集(文系)は、例題と実践問題をバランスよく配置されているので、勉強しやすいと思います。

この問題集には、基本レベルから発展レベルの問題が豊富にあり、それぞれの単元ごとに構成されているため、学習の進捗に合わせて無理なく取り組めることが大きな特長です。

また、例題は詳しい解説がついており、学習者が自分のペースで学び、理解を深めることが可能です。

実践問題には、実際の入試で出題されるような問題も取り入れており、解いていくうちに試験で求められる思考力や解法のスキルが身につきます。

数学重要問題集のレベル

重要問題集のレベルは看護医療系志望の方からすると「高め」です。具体的に言うと、河合の全統模試で偏差値60以上程度の人向けの問題集といえます。

数学を勉強し始めた人や、学校のテストや模試で点数が取れない人はまだ手を出さなくても良いです。

上記のような人は後に示しますが、学校で配られる問題集(4stepやクリアー、サクシードなど)をまずは2〜3周解くようにしてください。

看護医療系を目指す人のうち、高偏差値帯の大学を受験する人、数学を得点源にしたい人は上記の問題集をこなしたのち、数学重要問題集に取り掛かってください。

東大や京大などの最難関大学を受験する人は、数学重要問題集を早めに仕上げ、さらに上の問題集をこなすと良いでしょう。

数学重要問題集をおすすめする理由

ここでは、なぜ数研出版の「数学重要問題集(文系)」をおすすめするのか、その理由を詳しく説明していきます。

多くの問題を解くことでさまざまなパターンを経験し、試験で求められる思考力や応用力を身につけることができます。

問題集を利用することで、基本的な解法だけでなく、それを土台として応用問題への対応能力も養えるでしょう。

問題数の多さ

数学の学力向上には、とにかく多くの問題に触れることが重要です。数学重要問題集は、その名の通り多数の問題が収録されており、その多様な問題を解くことで、さまざまなパターンを演習することが可能です。

受験生が一通りのカリキュラムを終えた後にたどり着く「演習」のフェーズでは、この問題集の量的な充実度が大きな助けになります。

同じような種類の問題を何度も解く過程で、数学の基礎が固まり、応用力が自然と身につきます。多くの問題にチャレンジすることは、実力を培ううえで欠かせない工程となりますので、これがこの問題集をおすすめする一つの大きな理由です。

問題種類の多さ

数学重要問題集が高校生に推奨されるもう一つの理由として、問題の種類の多さがあります。

現在の入試で要求されるのは、公式や定理をそのまま使うだけの単純な問題ではなく、与えられた条件から自分で解法を導き出す応用問題の解決能力です。

数学重要問題集は、基本から応用、発展といった幅広いレベルの問題が網羅されており、それぞれの問題の種類も豊富です。

特に看護系大学、看護学部の数学であれば、重要問題集を完成させれば偏差値60帯の入試で見たことのない問題というのはほとんどないかと思います。

このように問題種類の多さも、数研出版の問題集が多くの受験生におすすめされる大きな理由の一つと言えるでしょう。

数学重要問題集の使い方

ここでは、数学重要問題集の効果的な使い方をいくつかご紹介していきます。何周も繰り返し使って理解と実力を深めていきましょう。

1周目は普通に解く(ただし考える時間はかけない)

まず最初のステップとして、1周目を利用して問題にトライしましょう。このとき重要なのは、解く速さです。

長く考え込んでしまうと、それだけで時間を浪費してしまいます。すぐに答えが浮かばない問題は解答を見て解き方を確認してください。

目安は「手が1分止まったら解答を見る」という感覚です。手が動いているうちは解答を見る必要はありません。

また、解答を見てわかったつもりになってもいけません。解答を見た後は必ず「解答を見ずに白紙の状態から解答を再現する」ことができるかどうかを確認してください。

この工程で出来る問題、出来ない問題を見極めて、次のステップに活かしていきます。

2周目は1周目で分からなかった問題のみ解く

2周目では、1周目で解けなかった問題に集中しましょう。この時点では、解けなかった問題を振り返り、理解を深めることが目的です。

何故解けなかったのか、どの知識が足りていなかったのかを分析しながら、一つずつ克服していきます。この過程で、徐々に苦手な部分が明確になり、解決の糸口が見えてくるはずです。

この時、問題を見るだけで「あ、この解法知ってる」とするのはやめてください。必ず白紙の状態から解答を再現すること。

ここでも、1分以上手が止まった問題は出来ないものとしてチェックして3周目にいきましょう。

3周目は2周目で分からなかった問題+模試や過去問などで苦手な単元のみ全問解く

最後のステップでは、2周目で解けなかった問題と、模擬試験などで特に苦手だと感じた単元を集中的に攻略します。

この段階で全ての問題が解けるようになるはずですが、もちろん初めは解けていても解法を忘れている部分もあることでしょう。

もちろん時間があれば全て解き直せば穴は無くなっていきますが、受験期は時間との勝負でもあります。

穴を効率的に無くすために、3周目以降は模試や過去問で解けなかった単元を中心に全問を解き直すことで効率的に穴をなくすことができます。

数学重要問題集のレベルが高すぎる人におすすめする数学問題集

数学重要問題集のような高度な内容を含む問題集は、理解が難しく感じられる場合もあるでしょう。

数学の勉強を始めたての人、数学が苦手な人、数学重要問題集に手をつけたものの、解説を読んでも全く理解ができない人はすぐに使用をやめて、まずは以下に示す問題集に手をつけてください。

学校で配られる問題集(4step、クリアー、サクシードなど)

数学に自信がない方や基礎からしっかり固めたい方には、学校で配られることが多い「4step」や「クリアー」「サクシード」のような問題集をまずは完璧に仕上げましょう。

これらは基礎から応用へとステップアップできるように丁寧に構成されていて、各単元の理解が深まります。

段階ごとにレベルアップしていく設計になっており、学習の進度に応じたペースで取り組むことができます。また、解説も詳しいため、一人で学習しているときでも理解しやすいのが特徴です。

また、最大のポイントは「計算問題や基本問題の数が多い」ということです。

計算の単元は学校などでは早めに進んでしまうので、できているつもりになっている人が多いのですが、数学が苦手な人のほとんどがこの計算ができません。

計算問題は単に解けるだけではなく、早さと正確さがものを言います。感覚的にできるようになるまで練習を繰り返しましょう。

ある程度の看護大学、看護学科であればこの問題集を周回するだけでも十分です。

チャート(白or黄)

新課程 チャート式基礎と演習数学Ⅰ+A(白)
新課程 チャート式解法と演習数学I+A 

「チャート」シリーズは、白チャートと黄チャートの二種類があり、レベルも違います。

白チャートは基本から標準レベルまで、黄チャートは標準レベルから応用レベルまでと、自分の理解度に合わせて選ぶことができます。

わかりやすい解説と豊富な例題が特徴であり、自習に最適です。また、徹底した演習によって実力を身につけることができるので、数学重要問題集の前のステップとして取り組むのに適しています。

ただし、上記で述べた学校で配られる問題集と比べると計算問題の量がやや少ないです(ただし、計算問題以外の解法パターンは多く載っています)。

計算問題や基本問題がサクサク解ける人の自習教材としては申し分ないので、自分のレベルに合わせて取り組むようにしましょう。

こちらも、ある程度の看護大学、看護学科であればこの問題集を周回するだけでも十分です。

基礎問題精講

数学Ⅰ・A 基礎問題精講 六訂版

基礎学力の定着を目的とした「基礎問題精講」は、基本的な内容をしっかりと理解するための問題集です。

各章の最初には「これだけは押さえておきたい基本事項」としてポイントがまとめられており、その後に確認問題が配置されているので、学習の流れをスムーズに取り組むことができます。

最重要事項の習得に重点を置いており、詳細な解説と共に、基礎から確かな力を身につけていくために最適な問題集と言えるでしょう。

しかし、学校で配られる問題集と比べて計算問題が非常に少ない上に、チャートと比べて解法パターンも少ないです。

ではこの問題集をおすすめするポイントはどこにあるかというと、問題数が少ないので、時間がない人、さっと復習したい人には最適であるというところです。

基礎問題精講だけでは入試問題で点を取るのは難しいかもしれませんので、基礎問題精講→学校問題集orチャートという順番でも良いかもしれません。

似たような問題集で河合出版のベイシスなども基礎問題精講と同じような位置付けで利用することができます。

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