インタビュー
2024年01月06日
看護医療系専門進学塾の桜芽会です。
桜芽会では志望大学に合格し、キャンパスライフを送っている現役看護学生に、受験勉強の体験や現在の学生生活についてインタビューを行い、シリーズとして掲載していきます!
将来看護師を目指している人や看護学部を目指している方はもちろん、まだ何を目標にして良いか分からないという方もぜひ読んでみてください。
基本情報
氏名:NY
大学名:横浜市立大学
学年: 大学一年生
性別:女
現在大学でどんな勉強をしている?
主に看護の専門科目を学んでいます。一年生では、解剖生理学、生化学、微生物学、看護学概論、公衆衛生学、栄養学などを学んでいます。
身体の構造はもちろん、「看護」という概念について考えたり、保健師の仕事についても学んでいます。国際看護学では、海外の方が患者さんだと想定し、英語での対応の仕方を学びます。
また、座学だけでなく、バイタイルサインの計測やシーツ交換、呼吸音・心音の聴診などの技能も学んでいます。
病棟実習では、附属病院で看護師のシャドーイングをさせていただきました。他には教養科目として、英語、倫理学、心理学を学んでいます。これらの科目は、他の学部と合同で受けています。
看護師を目指した時期ときっかけ
看護師を目指し始めた時期は、進学先を本格的に考えだした高校2年生の時だったと思います。
一つのきっかけは、中学生の時から、解剖生理学について興味があり、人体の仕組みについて学びたいと思っていました。
もう一つは、看護師として働いている親戚がいたことです。病院での話を聞いて、看護師としての大変さややりがいなどの話を聞いていました。
その話を聞いて、自分の興味ある分野において、自分の力を活かし、社会貢献できるのは、看護師という仕事であると感じました。
1日のスケジュール
【学校】
6:30起床
7:20登校
8:25 1限の準備(演習授業の場合、実習着に着替えたり、髪型を整えたりします。)
8:50-10:20 1限
10:30-12:00 2限
12:00-12:50 お昼休み(午前中、八景キャンパスで授業がある日は、この時間に移動します)
12:50-14:20 3限
14:30-16:00 4限
16:10-17:40 5限
18:00-21:00 部活(ダンス部ALMA:練習は、週1〜5であり、公演で出演する作品数や自主練など、人によって頻度・時間は異なります。) 部活がない日は、バイトに行きます。
22:30 帰宅
24:30 就寝
【休日】
8:30 起床
休日は、部活や外部のダンスイベントの練習に行ったり、課題を消化したりと、過ごし方は様々です。
(17:00-22:00 バイト)
23:00 帰宅
24:30 就寝
大学生活で大変なこと、楽しいこと
大変なことの一つは、課題です。看護の演習授業の事前、事後で課題が出されます。授業時間外で演習室を借りて、事前課題では、授業でどのように実践するかを考えるための課題を実施し、演習の計画をします。
事後課題では実習着でシーツ交換、体位変換など授業で行った内容の練習を行い、記録をしたりしています。
もう一つは、勉強、趣味、バイトなど頑張りたいこと、やらなければならないことがたくさんあり、生活は大変充実していますが、それらを両立させることが大変です。
自分の身体と相談しながら、計画を立てています。
楽しいことは、部活動です。ダンス部に所属しています。学部も学年も様々、いろいろな人と関わりながら、好きなことを思いっきりできる素晴らしい環境です。
友達もたくさんでき、大学生活を一番充実させています。またダンスは部活だけでなく、外部のレッスンやイベントに出ることで今までにないコミュニティができ、活動範囲が広がり、より面白い経験をたくさんすることができています。
今はとにかく新しい経験を積むことが楽しいです。
勉強法(小学校から高校まで)
小学校は、学校の授業に従ってひたすら与えられた課題を真面目に取り組んでいました。小学校6年生の夏には、中学受験のために塾に行き始めました。
中学生の時は、高校受験のための勉強をひたすら頑張っていました。塾にも行っており、中1、中2の頃は塾の授業と宿題だけをひたすらこなしていましたが、中3になると塾の授業以外にも友達と塾の自習室に通っていました。
高校受験勉強では、同じ問題集を何周も解き直すことの重要さを学びました。塾の授業進度が早く、授業だけではついていけなかったので、塾での自習時間を確保することで授業内容を定着させていました。
この時期に塾の自習室を利用した自習習慣がついたことは大学受験の勉強でも非常に役に立ちました。
大学受験勉強では、コツコツと続けることが大切だと感じました。中学生の頃は塾の授業は受けていましたが、中1、中2はほとんど授業と課題しかこなしていませんでした。
しかし、中学の頃に学習習慣はついていたので、高校時代は高1の頃からコツコツと勉強時間を確保して学習を進めることができました。
高校時代は部活や遊びなどやることがたくさんあったので、コツコツ勉強するのはなかなか大変です。合間の時間をうまく使って勉強することが大切です。
受験勉強を始めた時期は?勉強開始時期に後悔はないか?
しっかりとした受験勉強のし始めた時期はありません。高校3年の九月、部活の引退後すぐ推薦の内定をいただいたので、受験勉強のみに集中した時期はほぼありませんでした。
先ほども書いた通り、中学生の頃に学習習慣をつけていたこと、塾に通いながら習慣的に勉強していたことが大きかったです。
おかげさまで「受験勉強をはじめなきゃ!」という強迫観念のようなものはなく、スムーズに受験を乗り越えることがでました。
また、推薦を貰えたのも学習習慣がついていたこと、塾に通って高1からコツコツ勉強していたことが大きいと思います。ですので、受験勉強開始時期に後悔はありません。
受験時の選択科目は?その科目を選択した理由も
国語(現代文・古文)、数学ⅠAⅡB、英語、生物、地理を選択していました。生物は好きな科目でもあり、化学物理と比較して得意だったからです。
地理も歴史、公民と比べて、得意だったからです。基本的に好きな科目を選びました。
受験期と受験期以外での平日、休日の勉強時間
受験期以外は休日は勉強していませんでしたが、平日2〜3時間は勉強していました。特にテスト期間にまとめて勉強する、というよりは毎日コツコツ勉強していました。
受験期は平日(部活あり)は5時間、休日は3〜8時間程度勉強していました。
(受験期=推薦が決まるまでの期間)
使える勉強アプリや参考書、問題集など
同じ部活の友達や塾の友達と勉強時間を共有しながら、お互いやる気を出していました。
他の部活の友達が引退して、受験勉強にシフトしてく中、同じ部活の友達とは、拘束時間がほぼ同じのため、時間をいかにうまく使って勉強するかで競っていました。
また、自分が頑張った日、頑張れなかった日が可視化されているので、勉強の計画を効果的に立てられ、モチベーションにもなりました。
受験期のストレス発散法(モチベーションの維持方法)
ちゃんと休むことが重要だと感じています。体調を崩すと、一週間は部活も勉強も全力でできずに、身体的にも精神的にも大打撃を受けていました。
そのため、体調だけは、崩さないように気をつけていました。休養をしっかり取っていれば、モチベーションが大きく下がることがありませんでした。
他には、単語帳を片手に父の釣りについて行って、何も考えずに海を眺めているのもストレス発散には効果的でした。
走ったり、踊ったりして思いっきり運動するのもよし。甘いもの、好きなもの思いっきり食べるのもよし。とりあえず寝るのもよし。休んだ分、しっかり頑張ると決めてから、勉強以外のことに時間を使っていました。
今の大学を選んだ理由と併願校など
私は推薦だったので横浜市立大学しか受けていませんが、横浜市立大学を選んだ理由は
・附属病院があり実習環境が良いこと
・グローバル教育が充実していて、広い視野で学べること
・国公立で学費が優しいこと
主な理由は以上の三つです。他には学力や家からの距離、通いやすさから決めました。
受験形態(一般、総合型、推薦)とその受験形態を選んだ理由
指定校推薦で受験しました。元々一般入試で考えていましたが、指定校推薦の基準は満たしていたので、ダメもとで選考に提出したところ校内での内定を頂くことができました。
面接を経て、正式な合格をいただきました。
なんで大学進学を選んだの?
専門学校にはない看護専門科目以外の教養科目を学べるから、というのが一つの理由です。外国語、倫理学、心理学などがあります。
また、国際教養学部、国際商学部、データサイエンス学部、理学部と合同の授業であったり、サークルなどを通して他学部との関わりがあるのも大学のメリットだと思いました。
多くの人と関わり、多彩な経験をすることで、より人として成長することができると感じたからです。
高校生時代の勉強、進路、選択科目などに対する後悔
後悔はありません。「部活も勉強もとにかく全力でやる。」ただそう思いながら、がむしゃらに頑張ってきました。
後に「あの時、もっと勉強できたな」と思わないように、過ごしてきました。体調を崩さないための休養は必ず取るように気をつけていました。
後悔していることを強いて言えば、合格が決まったあと、生物に加え、英語の勉強も続けていればよかったと思っています。
英語は看護のみにかかわらず、今後の生活において、活かせるものだと感じているからです。
看護実習の体験談
一年生の実習では、看護師のシャドーイングをしました。この実習では、メモ帳を片手に看護師の後ろをついて回るという内容でした。
医療的な行為は一切しませんでしたが、すごく体力を使いました。看護師の方々の動きの速さや次々と増える仕事を効率よく、淡々とこなしていく姿は想像以上のもので驚きました。
看護師同士、他職種の方々との連携を見て、チーム医療の多大なる力、難しさや大変さを身に感じることができました。
患者さんに対する接し方や倫理観など学ぶことがたくさんあり、勉強のモチベーションになりました。
今後のキャリアややりたいこと(キャリアプラン)
今後、そのような分野において働きたいかなどの具体的なことは考え中です。
今は、看護学をどのような場面で必要とされているのかを学びながら、自分の興味ある分野を探していこうと考えています。
また、英語の勉強も少しずつ続けながら、グローバル化する社会で活躍できる看護師になりたいと考えています。
受験生や看護師を目指す人にアドバイス
高校生物の内容は、大学の授業で結構扱うので、勉強して無駄なことはないです。頑張ってください。
精神論になってしまうけれど、とにかく全力で突っ走ってみてください。自分がこれ以上、頑張りようがないと思えるほど、頑張れば後悔は小さいはずです。
部活も勉強も今しかできないことを思いっきり楽しんで頑張ってください!楽しみを優先しすぎちゃうなど、後に後悔するような頑張り方はしないように!メリハリ大事です。
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