インタビュー
2024年01月15日
看護医療系専門進学塾の桜芽会です。
桜芽会では志望大学に合格し、キャンパスライフを送っている現役看護学生に、受験勉強の体験や現在の学生生活についてインタビューを行い、シリーズとして掲載していきます!
将来看護師を目指している人や看護学部を目指している方はもちろん、まだ何を目標にして良いか分からないという方もぜひ読んでみてください。
基本情報
氏名:匿名
大学名:順天堂大学
学年: 1学年
性別:女
現在大学でどんな勉強をしている?
現在はかなり看護をする上での基礎知識を学んでいます。筋肉や臓器等の体についてや病気についての基礎知識です。
また英語や第二外国語、体育系の科目など基礎教養についても学んでいます。最近は少しずつ専門性も出てきて、バイタルサイン計測をはじめとした実技についても学んでいます。
看護師を目指した時期ときっかけ
きっかけは、小学校高学年の時の母の出産です。当時小学生ながらに不安を感じていた私に、優しい対応をして下さった看護師さんに憧れを感じました。
当時ははっきりと看護師になりたいとは考えていませんでしたが、高校生になり将来を考え始めるようになって、自分の将来像として視野に入れ始めました。
高校1年生の頃はふわふわとした目標でしたが、2年生の終わりの頃には明確に看護師を志すようになりました。
1日のスケジュール
【学校の場合】
5:30 起床
6:20 出発
8:20 ロッカーから教科書を取り、教室前のレジュメを回収
授業が始まるまでは友達が取ってくれていた席に座ってお喋りをします。
8:50 1限の授業開始
授業は100分間で、10分の休み時間があります(来年からは90分授業になると聞きました)
12:20〜13:10 昼休み(近くにあるコンビニやスーパーにお昼を買いに行きます)
13:10 3限の授業開始
16:40 4限の授業終了
授業終了後はそのまますぐに帰宅してしまう日もあれば、友人と駅にあるスタバやゴンチャに寄ってお茶をして帰る日もあります。
【休日】
特に何もなければ、気が済むまでベッドで寝たりダラダラしたりしています。インドアなので一日中ベッドでゴロゴロしてしまう日もあります。
バイトを入れたり、友人と遊んだりしています。友人と気になっていたカフェに行ったり、趣味に勤しんだりと、休日はかなり自由に過ごしています。
課題が多くあると、休日も課題をやるのに時間を多く使ってしまうこともあります。基本的にはないですが、ごく稀に土曜日にオンライン授業があるので、1限分くらいの時間はオンライン授業を受けることもあります。
大学生活で大変なこと、楽しいこと
テスト期間と課題の提出が重なってしまうととても大変です。
普通の学科とは違って必修が多いですし、学習内容は国家試験や就職後に求められる知識なので、勉強面で手を抜くことはできません。
今まで全く触れてこなかった分野の知識が多いので、覚えることが多いです。また実技面の知識や技術も大切なので、授業外の練習も大切です。
中高とは違い、自分で選択した将来に必須の科目が多いため、興味ややる気はなくなりませんが、学ぶことが多いため疲れてしまうことも多々あります。
また大学では行動範囲が広くなり、行ける場所が多くなりました。そのため、今までは行きたい、で終わらせていた場所も学校帰りや空きコマを使って行くことができます。
今まで以上に、友人と様々な場所に行って遊ぶことができるようになり、充実した日々を過ごしています。
小学校から高校までの勉強は?
小学校のときは授業を真面目に受けて、日々の自主学習でその復習をしていました。テストの勉強等は特にせず、日々の勉強で補っていました。勉強でつまずいた記憶はあまりありません。
特に、幼少期から読書が趣味だったので、知らない漢字も自然に読み方や書き方を覚えており、漢字のテストや国語のテストは苦に感じたことはありませんでした。
中学校時代は、不真面目でよく授業中に寝てしまっていました。テストの勉強も1、2年生までは特にしたことがなく、成績は酷いものでした。
3年生になり、受験が目前になったことを自覚してようやく、勉強に本腰を入れ始め、学校の成績や模試の成績が上がり始めた記憶があります。
高校受験の勉強は、今までの学習の復習から入り、徐々に発展問題等に挑戦していたと思います。
結局、土壇場で始めた勉強が通用するはずもなく高校受験は見事失敗して、第二志望だった高校に進学しました。
高校では、高校受験の失敗を糧に早くから大学受験を意識していました。
推薦受験という選択肢も可能性としてはあったため、一般に転んでも推薦に転んでも大丈夫なようにボランティアや学内活動、学校での勉強も手を抜かないようにせていたと思います。
高校は受験失敗をしたことが功をなしてか、あまり苦労せず成績上位をキープしていました。
看護師への道は早いうちに考えていたので、看護師になりたいと決めた時にできるだけ障害がないよう、当時苦手ではあったものの理系選択をしました。
3年生になって、どこに受験するか、どのような受験方法で受験するかという選択を迫られ始めた時、今の大学に推薦入試で受験することを決めました。
当時の私からしたら、レベルはかなり上で、先生からも合格は難しいかもしれないというように言われていました。
しかし、1年生の頃からのボランティアや学内活動、評定などがきちんと積み重なっていたため、面接や推薦書に困ることはありませんでした。
また、2年生後半から国語の教員に小論文の教えを受けていたため、推薦入試での小論文も対応もできました。
早くから大学受験に備えていたため、大学受験は大成功を収め、第一志望の大学に合格することができました。
最終的に自分がどのような選択を取るのかは、その時ならないと分からないので、どんな選択をしても大丈夫なように、早いうちから対策をしておくのはとても大切だと思います。
塾or予備校に行っていた期間
塾には中学2年生の3学期から中学3年生まで通っていました。
当時は周りの子と比べると、だいぶ遅れをとってしまっていたので、焦って勉強をしていた記憶があります。
先ほども書きましたが、高校では高校1年生の頃から勉強や課外プログラムに全力で取り組んでいたこともあり、塾や予備校には通わなくても自力で受験勉強ができていました。
受験勉強を始めた時期は?勉強開始時期に後悔はないか?
受験勉強を本格的に始めたのは、高校二年生の3学期です。
私の学校は指定校推薦や自己推薦を選択する子が多かったため、周りの子と比べると早い段階で受験勉強を始めていました。
そのため、受験に対して構えすぎか、早くに対策を始めすぎか、など考えていましたが、今思い返すとその選択は正解だったと思います。
受験勉強はどんなに早く始めても早すぎるなんてことはなく、早く始めれば始めるほど自分の選択肢を増やすことができると思います。
受験時の選択科目は?その科目を選択した理由も
推薦受験だったので選択科目はなく、小論文、総合問題、個人面接が必須でした。
受験期と受験期以外での平日、休日の勉強時間
受験期は学校が終わってから平日3〜4時間勉強していました。
自宅ではあまり集中できなかったので、ファーストフード店に寄って勉強していた記憶があります。休日6〜8時間ほどで、近隣の図書館に行って勉強をしていました。
受験期以外は学校以外で平日1時間ほど、休日は基本していませんでした。テスト前はかなり対策をしていましたが、なにもなければ基本は学校で勉強していた内容を復習するだけだった記憶があります。
使える勉強アプリや参考書、問題集など
勉強アプリはstudyplusという、勉強時間を計測してくれるアプリを使っていました。
勉強時間が目に見えてわかることで、思っていた以上に自分が勉強していなかったことや偏った教科だけを勉強していたことが分かります。効率的な勉強計画を立てやすくするアプリです。
問題集はターゲットとNextStageという英語の問題集がとても役に立ちました。英語が非常に苦手なので、単語や語彙力を増やすにはとても良かったです。
参考書というか、やはり赤本がとても参考になりました。自分の受験校の過去問が載っていて、傾向や対策が分かるようになっていたので、受験校に特化した勉強をしやすかったです。
受験期のストレス発散法(モチベーションの維持方法)
私は寝るのがすごく好きで、寝たら大抵のことは忘れられるので、本当に疲れた時や辛い時は何もせずベッドに転がっていた記憶があります。
モチベーションは受験後のことを想像することでした。合格して、新しい学校で新しい友人と自分の興味のあることを学んでいる姿が心の支えでした。
今の大学を選んだ理由と併願校など
私は将来、助産師の資格を取ることを視野に入れていたため、保健師や助産師の資格も取れる学校を探していました。
また就職が楽で、その後の職場環境も同じ大学の人が多いという点に惹かれ、できれば附属病院がある大学にしたいと考えました。そのため、今の私立大学を選びました。
今の大学は、助産師過程は選抜制ですが、選択した人は全員が保健師を目指すことができるため、万が一助産師の資格が取れなくても保健師の資格を取ることができ、将来の可能性を広げることができます。
また、大学に附属病院に勤務している看護師や医師が出入りしてその方々に講義をしていただけることもあるので、最先端の知識や技術が学べることも魅力でした。
受験形態(一般、総合型、推薦)とその受験形態を選んだ理由
私は推薦受験を選択しました。理由は単純で、推薦受験が1番今の大学に合格する確率が高いと考えたからです。
当時の私からしたら今の大学はかなり高望みで、自分の学力だけでは当分無理な大学でした。
しかし推薦受験ならば、一年生から三年生までの積み重ねがあったため、もしかするかもしれないという希望がありました。
小論文にも面接にも自信があったという点も大きかったです。
なんで大学進学を選んだの?
保健師や助産師の資格が取得可能な点、附属病院との連携がしっかりとしている点から大学を選びました。
また専門看護師を取得するという選択を視野に入れたとき、大学を卒業している必要があるというのも大きな理由です。
高校生時代の勉強、進路、選択科目などに対する後悔
英語の勉強をもっとしておけばよかったなと思います。大学では、英語は基礎教養で必須科目だったので英語が苦手な私は毎回苦労しています。
学ぶ時間のあった高校時代に中学の復習をして、もっと真面目に授業を受けていればよかったと後悔しています。
看護実習の体験談
初めての実習では、脳神経内科という科に見学に行きました。脳神経内科では声がはっきりと出せない患者さんが多く、コミュニケーションを取るのに苦労しました。
看護師になったらこのような患者さん相手でも、患者さんの気持ちや状態を読み取る必要があるのだと思うと少し不安もありますが、それを今後学んでいきたいと思っています。
就活/インターン事情
就活については、まだ詳しくは分かりませんが、私の大学の看護学科は90%以上が附属の本院に就職しています。
今後のキャリアややりたいこと(キャリアプラン)
今のところは、今後は助産師課程の選抜をクリアすることが1番の目標です。
就職してから専門看護師や認定看護師を目指すかもしれませんが、その前にまず、助産師資格の取得を目指したいと思っています。
受験生や看護師を目指す人にアドバイス
学業への真剣な取り組みが大切です。特に化学や生物は、進学してからの学習内容と重なる部分もあるので大切です。
勉強にしても部活にしても、目標を決めて最後までやり切るという経験が非常に大切だと思います。
また学校選びは事前に調べることも大切ですが、実際に学校に行ってみてどのような学校なのか先生や生徒さんの雰囲気から感じることも必要です。
通うことになった時にどのようにして学校に行くのか実際の通学路等を想定して行ってみるのも良いと思います。
こういったシミュレーションは学校選びだけでなく、勉強時のモチベーションにもつながります。夢に向かってがんばってください!
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