インタビュー
2024年01月17日
看護医療系専門進学塾の桜芽会です。
桜芽会では志望大学に合格し、キャンパスライフを送っている現役看護学生に、受験勉強の体験や現在の学生生活についてインタビューを行い、シリーズとして掲載していきます!
将来看護師を目指している人や看護学部を目指している方はもちろん、まだ何を目標にして良いか分からないという方もぜひ読んでみてください。
基本情報
氏名:S.K
大学名:日本赤十字看護大学 さいたま看護学部
学年: 1年
性別:女
現在大学でどんな勉強をしている?
私の通うさいたま看護学部は、日赤の強みである災害看護の他にコミュニティケアや地域看護に特化した学びを行っています。
教養科目では第2第3言語として中国語と韓国語、選択科目で心理学や社会学を学びました。1年生で学ぶ専門分野は基礎技術や人間関係の構築について勉強しました。
演習では基礎のベッドシーツから後期ではアセスメント自分でやってみるなど段階的に出来ることを着実に増やしていきます。
看護師を目指した時期ときっかけ
小学生4年生頃からだったと思います。これといった明確なきっかけはありませんでした。
ただ人にお節介を焼くのがとても好きな性格で、小学生の時の通知表で人の事より自分の事をやりましょうと書かれるぐらいにはお節介焼きでした。
それが高じて応急処置セットを持ち歩くようになり、友達が怪我をした時に手当をした時「ありがとう」と言われた事や、母親が私が怪我をした時に手当をして優しい言葉をくれたとこ、色々な事が重なって気付いた時には私は将来看護師になるんだという思いが生まれたんだと思います。
1日のスケジュール
【平日(サークル)】
06:00 起床
07:30 通学
09:00 授業
12:10 お昼ご飯
13:00 授業
17:50 サークル
21:00 通学
22:00 帰宅
23:00ご飯
23:40 課題
01:00 就寝
【平日(バイト)】
大学から帰るまでは同じです。
17:00 通学
20:00 バイト
23:30 帰宅
24:00 ご飯
02:00 就寝
(5限の日と次の日が一限の時はバイトしません)
【休日】
08:00 起床
09:00 バイト
14:00 休憩
19:00 帰宅
20:00 ご飯
21:00 課題
23:00 ごろごろ
02:00 就寝
大学生活で大変なこと、楽しいこと
大変なことはなんと言っても課題が多いことです。毎時間といってもよいほどリアクションペーパーや課題が出ます。
課題も専門的な事なので時間が掛かりがちで、通学や空き時間を使って効率的に進める必要があります。技術にも試験があるので、しっかりと自主的に復習や練習しないと自分が辛くなります。
楽しいことは、同じ夢を持っている仲間が周りに沢山いるので、みんなとても仲がいいことでしょうか。協力しながら課題を進めていくのもとても楽しいです。
自分には無い考えを聞けることも楽しいし、これが辛い、これが難しいなど、気持ちを共有していくのも楽しみの一つだと思います。
勉強法(小学校から高校まで)
基本的には授業をしっかり受けることしかしていませんでた。恥ずかしいことに私は計画性がまるでないので、しっかりと計画を立てて復習予習をすることが出来なかったです。
授業は先生の話で気になったことをノートにメモして、次の授業前に復習をサラッとしてから今日の授業を始めることを続けていました。
予習復習はあまりできませんでしたが、勉強をサボったりすることもなかったと思います。
塾or予備校に行っていた期間
小学校4年生から中学校3年生まで塾に通っていました。
先ほど述べた通り、計画性がないのでしっかりと復習予習をすることはできませんでしたが、早いうちから塾に通っていたので、自分なりに効率的な勉強方法というのはわかっていたと思います。
受験勉強を始めた時期は?勉強開始時期に後悔はないか?
受験に向けて準備を始めたのは高校1年の夏休みだったと思います。
準備が早いと思われる方もいると思いますが、その当時から公募推薦で受けるつもりだったので、学校の内申点のためのテスト対策や、課外活動、看護体験に力を入れていました。
後悔はありませんが、一般入試組の人と大学で一緒に学んでいると、入学してからもっと勉強しても良かったなと感じたことはあります。
受験時の選択科目は?その科目を選択した理由も
推薦だったので参考になるかどうか分かりませんが、筆記有りの読解問題、集団面接、個人面接でした。
選択科目というわけではありませんが、一般受験を選択しなかった理由は、これも少し特殊ですが高校でも看護の専門科目を学んでいたということが挙げられます。
普通科の子達と土台が違うと感じたからこそ、自分の強みを活かせる推薦受験を選びました。
受験期と受験期以外での平日、休日の勉強時間
休日平日関係なく、気が向いた時に2時間程勉強していました。
周りと比べると特段多い勉強時間ではないかもしれませんが、その分課外プログラムや看護体験に時間を割いていました。
使える勉強アプリや参考書、問題集など
スタディサプリは学校の授業でよく分からない事があるとピンポイントで繰り返し見ることが出来るのでよく使っていました。
問題集は学校が出している過去問を解いていました。
受験期のストレス発散法(モチベーションの維持方法)
カラオケや映画鑑賞、料理など自分が好きな事を気が済むまでする。気が済んだら勉強したくなります。
あとは自分がやったノートや問題集を眺めるのも自分頑張ったなと思えて、勉強を頑張ろうと思いました。
今の大学を選んだ理由と併願校など
私は沢山の人に手を差し伸べるよりも一人一人を大切にするような看護に憧れを抱いていました。
同時に、災害が頻発する日本でその時に心身ともに1人でも多くの人を救いたいと思っていたのでここの大学しかないと感じていました。
また長い看護教育の伝統と学生を大切にする学年担当制度に惹かれて受験を決めました。併願校はありません。
受験形態(一般、総合型、推薦)とその受験形態を選んだ理由
先にも書いたように私は高校で専攻科に通っていました。なので普通科の子よりも科目数は少なく化学や物理も全て基礎だけしか習うことがありませんでした。
その中でどうやったら私がみんなと対等に戦えるか考えた時に自分が得意だった読解問題と面接で戦える公募推薦と赤十字特別推薦選びました。
なんで大学進学を選んだの?
4年生大学に行きたいと言うよりはこの大学に行きたいという思いの方が強かったです。
あとから4年生大学の方が自分にあっているのは無いかと思うようになりました。
4年生大学だと専門学校よりもゆとりを持って学習出来るし、教養科目も少ないけどあるので看護だけの勉強を詰め込まれたらパンクしちゃうか漏れしない人にオススメです。
高校生時代の勉強、進路、選択科目などに対する後悔
調理系の専攻科に通っていたのですが、みんなと学ぶ環境が違うからと言って後悔したことはありません。
そもそも専攻に行った理由も看護師になった時に栄養指導が出来るかもしれないことや、自分の健康を守ることき一役買ってくれると考えて受験したので自分では満足しています。
ただ普通科目のレベルも低くなってしまいがちだったので、自分からあれもこれもと貪欲に吸収していかないと追いつけないなと感じました。
大学に入ってもっとやっておけば良かったと思ったのは英語です。医療もグローバル化が進み英語が分かる方が有利に働きかけられます。
自分の英語力の無さには辟易していたので是非しっかりと勉強して欲しいです。
看護実習の体験談
とても貴重な体験でした。1年生なので見学実習しかしていないのですが、想像しているものと実際肌で感じるものでは全く違うものがありました。
今はSNSで色々な情報が飛び回っていますが、そんなことはあまりなく、患者さんとお話したり普段の生活を伺ったりしました。
あまりSNSの情報に振り回されないようにしてください。
その時に感じたことは基礎はあくまで基礎でしかなく、紙面で習ったことが実際の病棟で使えるのかどうかはその時と場合よることがわかりました。
実際にシャドーにつかせて頂いた患者さんの中には学生の私がいた事でいつも通りのケアが実践出来なかった場面もあり看護師における信頼の重要性を理解出来ました。
また私が行った病棟では先輩看護師と新人看護師の連携が密に取れており教育面でもしっかりと看護師と患者さんどちらにも不安がないように配慮されているのがみてとれました。
就活/インターン事情
私は赤十字特別推薦での入学なので卒業後に奨学金をいただいている病院へ就職する予定なのですが、インターンや病院説明会などは積極的に他の病院にも行くつもりです。
理由としては視野を広く持っておくことで自分が行き詰まった時に沢山の選択肢を残しておきたいと思ったからです。
またインターンに参加することで自分の得意不得意を割り出し自分がもっと学ぶべき所や伸ばせる所を見極めて行きたいと思っています。
今後のキャリアややりたいこと(キャリアプラン)
入学前は助産師をとりたいなと漠然と思っていました。しかし今は保健師の仕事にも興味を持っています。
コミュニティケアを深く学んでいく上で必要不可欠な存在が保健師という職業なのですが、看護師以上に1人の人と深く関わっていく役割であることが分かり、自分が思う理想の看護像に近いのではないかと考えています。
保健師は20名しか専攻できない上、勉強することも増えるのでじっくり考えようと思っていますが、自分がやりたい事がすぐ出来るよう準備はしておこうと考えています。
看護に関係なくやりたい事は手話です。元から手話には関心があったのですが看護の基礎を学んでいくうちにコミュニケーションがしっかりと取れる事の重要さを身をもって感じました。
その為、聴覚に問題がある方でもない方でも同じクオリティーの看護を受ける権利を看護師側が取ってしまうことの無いように、勉強したいなと考えています。
またマッサージも学びたい事の1つです。病床で動けない方や障害で何かしら動く動作で困難がある方、色々な方に少しでもストレスが軽減出来ればいいなと思って長期休みに学ぼうと思います。
受験生や看護師を目指す人にアドバイス
自分がやりたい事を直感的に選んだ方がいいと思います。やりたい事が浮かばないならやりたくない事を除外していってください。最後に残ったものがあなたのやりたい事なのだと思います。
やりたいことが見つかったらそれに向かう道を決めると思います。その時に沢山沢山悩んで色んな人に相談してください。今は多くの選択肢があります。
自分がこの道を進んだらどうなるのか1個ずつ考えて後悔が残らない選択をして欲しいです。失敗してもこれはこれで良かったのかもしれないと思えるぐらい本気でやればいいと思います。
今悩んでいる人は他の人よりも1歩も2歩も前を歩いている事に自信を持って沢山悩んでください。これを読んでいる人達が自分の選んだ道に自信が持てる事を祈っています。
是非本学で待っています。受験頑張って下さい!
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