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【看護医療系に強い塾オススメ】例題から学ぶ数学レビュー

参考書

2024年08月16日

看護医療系専門進学塾の桜芽会です。桜芽会のTAが、看護学部、家政学部、医療衛生分野向けの参考書をレビューするシリーズです。

医療系や看護系、その他医療衛生の学部を目指す学生にとって、数学はきちんと勉強すれば高得点が期待できる科目です。特に、看護学部や家政学部、その他医療衛生学部といった、医学部に比べて比較的数学の配点が低い学部でも、しっかりとした基礎力を身につけることが求められます。

数学選択のアドバンテージは以前もブログ内で紹介しているので、こちらも是非合わせて読んでみてください。看護志望の学生が数学を選択するメリット」。

しかし、数学の学習においては、「何をどのように学べばよいか」がわからず、手探りで勉強してしまう学生も少なくありません。また、単純暗記系の科目と違って、自主学習がしにくいというのも数学に苦手意識を持ってしまう学生が多い原因の一つです。

そこで、看護学部や家政学部、その他医療衛生学部の受験生におすすめなのが「例題から学ぶ数学」シリーズです。

あまり有名な問題集ではないかもしれませんが、こと看護学部や家政学部、その他医療衛生学部の受験数学に関していうと、最難関大学以外はこのシリーズが最適である、と言ってしまっても過言ではないと思います。

本書の特徴は、例題を中心に解説が進んでいくため、知識を習得するだけでなく、実践的な力を養うことができる点です。特に、教科書レベルの基礎から始まり、段階的に難易度を上げていくため、自分のペースに合わせた学習が可能です。

このレビューでは、「例題から学ぶ数学」シリーズの内容、特長、効果的な使い方について詳しく解説します。特に、どのような学生に向いているのか、そしてこの参考書を使ってどのように学習を進めれば良いかを具体的に説明します。

著者、出版社、定価

  • 著者: 福島國光(監修)
  • 出版社: 実教出版株式会社
  • 定価: 770円(税込)

レベル(志望校の偏差値)

この参考書は、偏差値50~60程度の大学を志望する学生に特に適しています。内容は教科書レベルの問題から始まり、徐々に難易度を上げて大学入試レベルの問題までを網羅しているため、基礎から標準レベルまでの学力を着実に身につけることができます。看護学部や家政学部を目指す学生にとって、必要な数学的基礎力と応用力をバランスよく育成することが可能です。

どんな人におすすめか

「例題から学ぶ数学」は、以下のような学生に特におすすめです。

  • 基礎力を固めたい人: 教科書レベルの基礎から始め、ステップアップしながら学べるため、数学が苦手な学生でも無理なく取り組むことができます。
  • 看護学部や家政学部を志望する人: 医療系学部を目指す上で、必要な数学の基礎を効率よく学べる構成になっています。
  • 大学入試に向けて着実に力をつけたい人: 教科書の内容だけでなく、入試レベルの問題まで扱っているため、実践的な力を養うことができます。
  • 自学自習で問題演習がしたい人:「例題から学ぶ数学」の最大の特徴は、細かい解説が載っている本編と、4stepやクリアーなど、学校でもらえる問題集レベルの問題数を収録した演習編があり、それらの問題がリンクしているので、自学自習に最適です。

メリット

  • 網羅的な例題: 教科書の内容を強化し、入試レベルの問題も扱っているため、幅広い範囲をカバーできます。
  • 段階的な難易度設定: 基礎から応用まで、段階的に難易度が上がるため、自分のペースで学習を進めることができます。
  • コストパフォーマンス: 770円という手頃な価格でありながら、内容が充実しているため、非常にコストパフォーマンスが良いです。
  • 問題演習と詳細解説例題が収録されている:問題演習と自習用の例題教材のバランスが秀逸。

デメリット

  • 学校で配られる問題集と役割が被る部分がある:はっきりいうとデメリットというほどのことでもないです。学校で配られる問題集と役割が被りますが、特に問題はありません。

内容とその特徴

「例題から学ぶ数学」シリーズは、典型的な問題から発展的な問題まで、さまざまなレベルの例題を収録しています。具体的には、教科書レベルの問題を中心に、段階的に難易度が上がるよう設計されており、以下のような特徴があります。

  1. 基礎固め: 教科書の基本レベルの問題を多く扱い、基礎力を確実に固めることができます。
  2. 応用力の強化: 教科書の章末レベルや入試レベルの問題も収録しており、応用力を養うことができます。
  3. 索引付きで復習しやすい: 巻末には、例題検索索引があり、復習時に特定の問題を探しやすい工夫がされています。

使い方

効果的に「例題から学ぶ数学」を活用するための学習スケジュールの例を紹介します。

  1. 基礎固め(高校1年生~2年生前半): 教科書の基本レベルの問題を中心に取り組み、各単元の基礎力を養います。この段階では、難易度が低い問題を繰り返し解くことで、確実に基礎を固めましょう。
  2. 標準レベルの強化(高校2年生後半~3年生前半): 基礎が固まったら、教科書の章末レベルの問題や大学入試レベルの問題にも取り組んでください。特に、苦手な分野や出題頻度の高い分野に重点を置きます。
  3. 実践的な演習(高校3年生後半): 最終段階では、大学入試レベルの問題を中心に演習を行い、試験本番に備えます。過去問や模試と併用して、本書を使うと効果的です。

使用時期

「例題から学ぶ数学」は、高校1年生から3年生まで、以下のように段階的に使用することをおすすめします。

  • 高校1年生: 教科書の内容を理解するための補助教材として使用し、基礎力を養成します。
  • 高校2年生: 学校の授業に合わせて、標準レベルの問題に挑戦し、応用力を養成します。
  • 高校3年生: 受験勉強の総仕上げとして、入試レベルの問題に取り組み、実践的な問題解決力を高めます。

分量・習得時間

「例題から学ぶ数学」の分量は、各巻ごとに約150~200ページ程度です。全体を通して学習するには、毎日30分から1時間程度を目安に進めると、3か月から6か月程度で一通りの学習が完了するでしょう。

つまずいたら戻るといい参考書

もし本書でつまずいた場合は、より基礎的な参考書に戻ることをおすすめします。例えば、「チャート式基礎からの数学」シリーズなど、解説が丁寧で基礎をしっかり固められる教材が良いでしょう。このような教材で基礎を再確認した後、再び本書に戻って学習を進めてください。

クリアしたら進むといい参考書

「例題から学ぶ数学」を完全にクリアした後は、より高度な問題集に進むと良いでしょう。たとえば、「青チャート」や「過去問シリーズ」など、より実践的で難易度の高い問題集を使用して、入試本番に備えた演習を行うと効果的です。

まとめ

「例題から学ぶ数学」シリーズは、基礎から応用まで段階的に学べる構成が魅力で、特に看護学部や家政学部を志望する学生に最適な一冊です。本書を通じて、着実に数学力を身につけることで、大学入試に向けた自信を培うことができます。特に、日々の学習の中で基礎をしっかり固め、次第に応用力を高めていくことが、志望校合格への道を開きます。

本書の利点は、豊富な例題を通して基礎をしっかりと固めつつ、徐々に難易度の高い問題にも挑戦できる点です。また、価格も手頃で、手に取りやすい点が多くの受験生にとって魅力となっています。

しかし、学習を進める中で行き詰まることもあるかもしれません。その際には、基礎に立ち返り、他の参考書を併用しながら自分の理解を深めることが重要です。そして、本書をクリアした後は、さらに高度な問題集や過去問に取り組むことで、より実践的な力を身につけていくことが望まれます。

受験勉強は長い道のりですが、「例題から学ぶ数学」を活用して、着実にステップアップしていくことで、志望校合格という目標に近づいていけるでしょう。日々の積み重ねが自信となり、本番で力を発揮するための大きな支えとなります。数学の学習を通じて、学力向上と同時に自己の成長を感じながら、目標達成に向けて頑張ってください。

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