アクセス

随時受付中

無料体験・相談

お申し込みはこちら

アクセス

03-3868-3933

営業時間
15:00~22:00(平日)
13:00~22:00(土曜)
定休日
日曜

東京情報大学看護学部が2026年度入試より「医療従事者ファミリー入試」を新設!

入試情報

2025年07月15日

看護医療系専門進学塾の桜芽会です。2026年度入試より、東京情報大学看護学部に新たな総合型選抜入試が誕生します。その名も「特待生総合型選抜(医療従事者ファミリー入試)」。

この制度は、家族に医療従事者がいる高校生を対象とし、初年度の授業料が半額(約50万円)免除される特待生制度と結びついた入試方式です。新しい時代の看護師育成を目指す東京情報大学らしい、ユニークで社会性の高い入試制度となっています。

今回は、その内容をご紹介します。


■ 「医療従事者ファミリー入試」とは?

この新設入試は、「二親等以内に医療従事者がいる受験生」を対象とした特別な総合型選抜です。2026年度の看護学部入試より導入されます。

対象となる「医療従事者」とは、看護師、医師、薬剤師、介護福祉士、救急救命士など、広く医療・介護・福祉の現場に関わる専門職が含まれると考えられます(現在確認中)※2025年7月24日追記 下記「医療従事者の定義は?」にて解説。

たとえば、親が看護師、祖父母が薬剤師、兄姉が医師などの場合は出願可能です。

親族に医療職がいることが出願資格につながるというのは、非常に珍しい制度です。

また、本入試は専願のみであることは注意しておきましょう。併願可能な総合型選抜入試とは異なり、合格すれば必ず入学することが条件です。


■ 入試の趣旨:家庭の中から“看護の志”を育む

この入試制度が導入された背景には、東京情報大学が掲げる「生命・健康・暮らし・情報への関心を持ち、目的意識の高い人材を育てる」という理念があると考えられます。

医療従事者が身近にいることで、看護職の社会的意義や現場の課題、専門性について自然と理解が深まり、将来のキャリア像やミッションも具体化しやすいということでしょう。

大学側はこうした背景を持つ生徒を早期に育成し、看護師として輩出することを目指しているのです。


■ 医療従事者の定義は?

こちら、現在大学に問い合わせ中です。

2025年7月24日追記 東京情報大学様より以下の回答をいただきました。ありがとうございます。


■ 特待内容:授業料が50万円免除!

この入試の最大の特徴のひとつが、「合格者は全員、初年度授業料の半額(約50万円)が免除される」特待制度がセットになっている点です。

看護学部の学費は4年間で400万円近くかかることが一般的ですが、入学時の経済的負担が大きく軽減されることで、受験生とそのご家庭の支援にもつながります。

募集人員は5名。この枠に入ることができれば、特待生として大学生活をスタートすることが可能になります。


■ 選考方法:書類+面接の総合評価

選考は2段階で行われます。

  • 書類審査(40点)
     ・調査書
     ・志望理由書
  • 面接(60点)
     ・受験生1人に対して個別面接(50分)

書類と面接を合わせて100点満点中の総合評価により合否が決まります。面接重視の配点になっている点からも、大学側が人物本位での選抜を重視していることが読み取れます。


■ 試験日程(2026年度入試)

  • 出願期間:2025年9月17日(火)〜10月14日(火)必着
  • 試験日 :2025年10月18日(土)
  • 合格発表:2025年11月1日(土)
  • 入学手続:2025年11月1日〜13日(木)

他の入試と重ならないように設定されているため、併願しやすい点もメリットです。


■ 調査書に記載される成績の時期と取り扱いについて

「医療従事者ファミリー入試」では、出願時に調査書(成績証明書)を提出する必要があります。この調査書は、受験生の人物像・学習状況を客観的に示す重要な資料として、書類審査(40点満点)の評価対象となります。

では、この調査書に記載される「成績(評定)」は、どの期間のものが含まれるのでしょうか?

▶ 一般的には「高1〜高3 1学期まで」の成績が対象

調査書に記載される学業成績(評定平均)は、文部科学省の指導要領に基づき、高等学校1年次から3年次1学期(または前期)終了時点までの成績が反映されます(※2025年9〜10月に出願するため、3年次2学期の成績は未確定のため含まれません)。

▼ 具体的には、以下のような時期が成績対象です:

学年評定対象期間備考
高11学期・2学期・3学期(通年)学校により2期制・3期制あり
高2同上同上
高31学期(または前期)まで出願時点で確定している最新の成績

🔸 つまり、高1〜高3の前期までの評定平均が調査書に記載され、それが審査に用いられるということになります。


■ どのような対策が必要か?

大学が東京情報大学が掲げる「生命・健康・暮らし・情報への関心を持ち、目的意識の高い人材を育てる」という理念を考えると、基礎学力に加えて、大学入学前から将来の目的を持っていることが重要です。

では、高校生のうちから目的意識を持つためには、どのような工夫や行動が必要なのでしょうか?

まず大切なのは、「自分自身がどのようなことに関心を持っているのか」を言語化することです。たとえば、「家族が医療従事者だからなんとなく看護師を目指している」ではなく、家庭内で見聞きしたエピソードを振り返り、「自分はどんなときに“人のために何かしたい”と感じたか」「医療のどんな側面に惹かれたのか」などを整理してみましょう。身近な体験のなかにこそ、目的意識の種は眠っています。

次におすすめしたいのが、「社会課題に関心を持つこと」です。看護の世界は、病院のなかだけで完結するものではありません。高齢化、地域医療、在宅ケア、情報化など、さまざまな社会的テーマとつながっています。ニュースを見たときに「これは医療にどう関係するんだろう?」と問いを持つ習慣が、思考を深め、目的意識を強く育ててくれます。

また、身近な人との会話も大きなヒントになります。たとえば、家族が看護師・医師・薬剤師など医療に関わっているなら、その人に「なぜその職業を選んだのか」「仕事でどんなやりがいを感じているか」を聞いてみましょう。実際の現場の声を知ることで、共感したり、もやもやしたり、自分自身の価値観を発見することができます。

そして何より大切なのは、「自分の言葉で語れるようにすること」です。目的意識は、頭の中にあるだけではなく、文章や会話で他人に伝えられるレベルまで掘り下げることが必要です。志望理由書や面接では、まさにこの「自分の目的を自分の言葉で説明する力」が問われます。普段から、自分の考えをノートに書き出したり、先生や友人と話し合ったりすることで、言葉にする訓練を積んでおくと安心です。


■ まとめ

桜芽会では、こうした目的意識を育てるための自己分析ワークや、志望理由書の添削指導、面接練習などを通じて、受験生一人ひとりの「将来のありたい姿」を引き出すサポートを行っています。看護師を目指す理由を深め、自分らしい志望動機を見つけたい方は、ぜひご相談ください。

お申し込み・詳細について

興味のある方は、「お問い合わせ」または「LINE無料相談」からお気軽にご連絡ください。

桜芽会とは?

桜芽会は、看護医療系に特化した進学指導塾です。
看護医療系には専用の対策があります。桜芽会では、プロ講師による看護医療系に特化した授業をはじめ、志望理由書対策・面接対策・総合型選抜対策を用意しています。
また、日本で唯一、看護医療系大学の解答速報も公表しております。

看護医療系受験のプロが、皆さんの合格を全力でサポートいたします!

【関連リンク】

ブログ一覧

無料LINE相談

随時受付中

無料
体験・相談

お申し込み