入試分析/解答速報
2026年02月01日

看護医療系専門進学塾 桜芽会の看護医療系大学入試解答速報
桜芽会では、各大学の看護系学部について、入試問題の解答解説を載せていきます。
今回は、2026年度 日本医科大学 医療健康科学部 一般選抜 2月1日(英語)の解答解説を載せます。
日本医科大学 医療健康科学部を志望している生徒は是非参考にしてください!
※2026年入試のその他大学や科目の解答速報まとめは「【2026年看護医療系学部】 解答速報まとめ|看護医療系専門進学塾 桜芽会」をご参照ください。
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2026年日本医科大学 医療健康科学部 一般選抜 英語 講評
今年から看護系学部を新設した注目の日本医科大学である。
日本医科大学看護学部の英語試験は、大問2問構成という点がまず特徴的である。私立医療系大学の英語としては設問数を絞った構成であり、時間配分よりも一問一問を正確に処理できるかが強く求められる試験であった。
特に大問1の長文は非常に長いので、途中で集中力が切れてしまった受験生もいるかもしれない。英文を最初に全て読んで解答する生徒が多いかと思うが、内容を覚えておくだけでも苦労してしまう。
内容面では、文法問題は高校英語の基本事項が中心であり、極端に難しいものは見られない。一方で、語彙問題は抽象度の高い単語や、医療・社会・心理分野で頻出する語が多く、単語力の差がそのまま得点差につながりやすい構成であったと言える。
特に大問2では、文法力そのものよりも、「文脈に合う語を選び取る語彙力」が問われており、単語を意味レベルで理解しているか、用法まで含めて把握しているかが重要であった。単語帳での暗記にとどまらず、文章の中で意味を確定させる訓練を積んでいる受験生ほど有利な試験である。
総じて本試験は、難解な構文処理や技巧的な文法知識を競うものではなく、基礎的な文法力を前提としたうえでの語彙力・読解力を重視する姿勢が明確である。次年度以降の受験生は、文法演習に偏りすぎることなく、語彙力の底上げと長文読解への慣れを意識した対策が有効である。
2026年日本医科大学 医療健康科学部 一般選抜 英語 解答
大問1(本文読解)
1:e
2:e
3:c
4:(1)b (2)a (3)a (4)b (5)b
5:(1)d (2)c (3)e
6:(1)c (2)a,b (3)b
7:A=d B=a
大問2(語彙・文法)
17:d
18:c
19:c
20:a
21:d
22:d
23:c
24:c
25:a
26:b
27:b
28:b
29:d
30:b
2026年日本医科大学 医療健康科学部 一般選抜 英語 解説
大問1 解説
本文前半では、筆者が長年医師として患者の話を聞く中で、「人は誰しも問題を抱えて生きている」こと、そして「人は自分自身の不幸に非常に敏感である」ことが述べられている。
問1は feel honored by their ___ in me という表現から、「患者が筆者を信頼していること」を指す trust が最も自然。
問2は、人が自分の不幸を過大に感じてしまう傾向を述べた文脈であり、「自分の不幸に敏感である」という意味から sensitive が適切。
問3は by their very ___ という定型表現であり、「人間の本性として」という意味になる nature が正解。
問4は本文内容との一致・不一致判定。
筆者は患者の悩みを「負担」として聞いているのではなく、むしろ「光栄に感じている」ため(1)は不一致。
一方で、人は自分の不幸を実際以上に大きく感じやすいと述べているため(2)は一致。
また、「不幸でないこと」と「幸福であること」は同義ではないと明確に述べられており(3)は一致。
若い恋人の幸福は真の幸福ではないと否定されているため(4)は不一致。
希望が人を支える力になるという立場を筆者は強く支持しているため(5)も不一致となる。
問5は「筆者がなぜその話題を出したか」という目的判断の問題。
(1)ホスピスの写真の話は、未来を想像することで患者が希望を持つことを示す例であり d。
(2)ヒルティの書籍紹介は、「困難に向き合い克服することが幸福につながる」という考えを示すためで c。
(3)娘が犬を病院に連れてきた話は、死に直面する人に希望を与える具体例であり、選択肢の中では e が最も近い内容(主眼はリスクではなく「希望」なのだが・・・答えは出るが少しもやっとする問題)。
問6(1)では、「不幸の比較」は患者が自分の状況を相対化し、「それほど悪くない」と気づく助けになると述べられているため c が正解。
問6(2)は複数選択で、フランクルについて本文で正しく述べられているのは、妻を失った後に死を望む気持ちを抱いたこと、そして幸福は直接追い求めるものではないという考え方の2点。
問6(3)の空所Aには、直後に「最後の瞬間まで生きる力を与える希望」の話が続くため、「人は最後の瞬間まで希望を失ってはならない」という b が最適。
問7は、「死に近づくほど、人はより多くの希望を必要とする」という本文内容から、A=closer、B=death が入る。
大問2 解説
語彙問題では、文全体の意味とコロケーション(よく使われる語の組み合わせ)を押さえることが重要です。全体の中で語彙問題が占める割合が高く、単語力の勝負になった印象。
17は effect を修飾する語で、「影響が非常に深い」という意味になる profound。
18は人生の一時的な段階を表す phase。
19は職業一般を表す occupation。
20は資源を節約する意味の conserve。
21は病院の「評判」を表す reputation。
22は事業を「維持する」という意味の sustain。
23は制度的に管理する意味の regulate。
24は寄付行為を評価する語として generous。
25は本番前の心理状態を表す anxiety。
26は交通機関の「遅れ」である delay が適切。
文法問題では基本事項が問われている。難易度は易しめだが、正誤問題は少し慣れが必要(言われれば分かるが気づかない)なので、順天堂などの過去問で正誤問題を練習していた受験生が有利だったかもしれない。
27は知覚動詞 see の用法で、「see + 目的語 + 原形」となるため誤りは b。
28は感情を感じる側を表すため frustrated が正しく、誤りは b。
29は間接疑問文の語順が平叙文になるため、誤りは d。
30は keep + 動名詞 が正しく、keep to practice は誤りなので b 。
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