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【2026年解答速報】国立看護大学校 看護学部看護学科 一般選抜(生物)

入試分析/解答速報

2026年02月08日

看護医療系専門進学塾 桜芽会の看護医療系大学入試解答速報

桜芽会では、各大学の看護系学部について、入試問題の解答解説を載せていきます。

今回は、2026年度 国立看護大学校 看護学部看護学科 一般選抜(生物)の解答解説を載せます。

国立看護大学校 看護学部看護学科を志望している生徒は是非参考にしてください!

※2026年入試のその他大学や科目の解答速報まとめは「【2026年看護医療系学部】 解答速報まとめ|看護医療系専門進学塾 桜芽会」をご参照ください。

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2026年国立看護大学校 看護学部看護学科 一般選抜 生物 講評

第1問~第5問は,教科書の基本事項(免疫・発生工学・遺伝・減数分裂と組換え・光合成・感覚)を,文章読解と図表処理に結び付けて問う構成である。単なる用語暗記ではなく,「どの細胞・どの部位・どの過程で何が起こるか」を因果で説明できるかが得点差になる。特に図の読み取り(交差の有無,流れの向き,増減の理由)と,条件変更時の量の変化(CO2・光・濃度低下など)を,反応や仕組みに立ち返って判断する姿勢が重要である。

2026年国立看護大学校 看護学部看護学科 一般選抜 生物 解答

第1問

問1a:② 問1b:⑤ 問2:⑤ 問3a:② 問3b:① 問4:④

第2問

問1:③ 問2:破線あ=④,破線い=② 問3:④ 問4:② 問5a:⑤ 

問5b:③(ウルチ:モチ=3:1)

第3問

問1:③ 問2:① 問3:アンモニア=②(19 g),尿素=③(34 g) 問4:④ 

問5:② 問6:②(30万年前)

第4問

問1:④ 問2:① 問3:③ 問4:② 問5:④ 問6:⑤(6.0時間)

5

問1:④ 問2:④ 問3:⑧ 問4:②

2026年国立看護大学校 看護学部看護学科 一般選抜 生物 解説

【第1問】

問1a 拒絶反応は主に細胞性免疫が関与し,中心となるのはT細胞である。選択肢①はT細胞の成熟部位を骨髄としており誤り(胸腺で成熟する)。③は抗体産生はB細胞から抗体産生細胞(形質細胞)の役割であり誤り。④は形質細胞になるのはB細胞であり誤り。⑤はキラーT細胞は細胞性免疫に関わるため誤り。ヘルパーT細胞がB細胞を活性化する②が正しい。

問1b 同系統A1に異系統Bの皮膚片を移植すると約10日で脱落し,再移植では約5日で脱落するのは二次応答(記憶)により拒絶が速くなるためである。原因が「リンパ球」か「血清(抗体など)」かを切り分けるため,A1からリンパ球をA2へ,血清をA3へ移してから同じB皮膚片を移植する。拒絶の加速は主として記憶T細胞を含むリンパ球で伝達されるため,A2ではA1同様に約5日で脱落する。一方,血清のみでは同程度の加速は起こりにくく,A3は初回と同じく約10日で脱落が妥当である。よって⑤。

問2 本文の「拒絶反応に関係する遺伝子をノックアウト」は,移植片(ブタ臓器)がヒトのリンパ球受容体に認識される原因(抗原性)を下げる操作と読むのが自然である。選択肢③④はT細胞受容体・B細胞受容体という“受容体側”であり,ブタ側でノックアウトしてもヒト免疫の受容体は変わらない。①②も免疫細胞の一般機能で,ブタ臓器側の改変としては筋が悪い。リンパ球受容体と結合する物質(=抗原として認識されうる分子)の合成に働く遺伝子を欠損させる⑤が最も適切である。

問3a iPS細胞は体細胞に特定因子を導入して多能性を獲得させた細胞であり,作製にはヒトの皮膚などの体細胞を用いる。核移植(受精卵の核不活化→体細胞核移植)はクローン胚作製の文脈でありiPSの方法ではない。従って②。

問3b iPS細胞は「遺伝子の発現状態」が初期化され多能性を示すが,ゲノム自体はもととなった細胞(提供者本人)の全遺伝子を保持する。全遺伝子が発現しているわけでも(②誤),遺伝子を持たないわけでもなく(④誤),ブタの遺伝子でもない(⑤誤)。「初期発生に必要な遺伝子のみ」も誤り(⑤のような発想で,保持と発現を混同している)。よって①。

問4 発生過程で他個体の細胞を移植すると免疫反応が起こらなくなる例は,自己・非自己の学習が進む段階で,移植細胞に反応するリンパ球が除去(クローン除去)されることで成立する現象であり,これは免疫寛容である。従って「反応するリンパ球が排除されるために起こり,免疫寛容とよばれる」④が正しい。

【第2問】

問1 ゾウリムシは原生生物であり,真核生物である。細胞は1個で生活するため単細胞生物である。したがって「真核生物であり,単細胞生物である」③が最も適当である。原核生物(①②)は核膜をもたず細胞小器官が発達しない点でゾウリムシと合致しない。多細胞(②④)も誤りである。

問2 図1は対立遺伝子A/aとB/bが同一染色体上にある状況を示し,片方の相同染色体がAb,もう片方がaB(反対相)である。破線あはA座位とB座位の間で交差が起こる位置である。よって連鎖の組合せが入れ替わり,親型(Ab,aB)に加えて組換え型(AB,ab)も生じる。したがって配偶子はAB,Ab,aB,abの4種類で④となる。破線いはB座位より下(末端側)で交差が起こる位置である。この場合,AとBの相対的な組合せ(AbとaB)は変化せず,配偶子はAbとaBの2種類にとどまる。よって②である。要するに,「交差が遺伝子座位の間で起これば組換えが生じ,座位の外側で起これば組換えは生じない」という原理で処理する。

問3 被子植物で減数分裂を行うのは,雄側では花粉母細胞(小胞子母細胞),雌側では胚のう母細胞(大胞子母細胞)である。雄原細胞は減数分裂後に花粉内で生じる細胞であり,胚のう細胞も減数分裂後の胚のう内の細胞であるため該当しない。したがって④が正しい。

問4 胚珠内で胚のうができる過程では,胚のう母細胞が減数分裂して大胞子ができ,その後,生き残った大胞子の核が核分裂が3回連続で起こる。核数は 1→2→4→8 と増えるので,形成される胚のうは8個の核をもつ段階(のちに細胞化)となる。よって ア=3,イ=8であり,組合せは②である。

問5 前提として,Wがウルチ,wがモチで,Wがwに対して顕性である。また,被子植物では受精が二重に起こり,胚(2n)は「卵細胞(n)+精細胞(n)」ででき,胚乳(3n)は「中央細胞(極核2個=母由来n+n)+もう一方の精細胞(n)」でできる。

問5a:1つの種子内では,卵細胞と極核は同じ雌性配偶体由来で遺伝子型が一致しやすく,また花粉内でできる2個の精細胞は基本的に同じ遺伝子型である。したがって,その種子の胚がww(潜性ホモ)であるなら,母由来も父由来もwでなければならず,胚乳は必ず www の1種類に定まる。よって⑤が正しい。逆に胚がWwのときは,母がWで父がw(胚乳WWw)か,母がwで父がW(胚乳Www)かの2通りがあり,「1種類のみ」とは言えない。

問5b:遺伝子型Ww個体の自家受精では,雌性配偶子W:w=1:1,雄性配偶子もW:w=1:1である。胚乳がモチ(www)になるのは「母がw(1/2)かつ父がw(1/2)」のときのみで,確率は1/4である。残り3/4は少なくともWを含みウルチとなる。よって ウルチ:モチ=3:1で③が正解である。

【第3問】

問1 文中の(ア)は「脊椎動物に近縁な無脊椎動物」で,成体は固着生活だが幼生がオタマジャクシ様で脊索をもつものを指す。これはホヤである。ホヤを含む群は尾索動物(原索動物)である。よって③。

問2 ハマグリなど二枚貝(軟体動物)の幼生(トロコフォア幼生〜ベリジャー幼生)は,系統的に近縁な群である環形動物(ゴカイなど)の幼生(トロコフォア幼生)とよく似る。選択肢では①ゴカイが該当する。

問3 タンパク質100 gの窒素含有率が16%なので,含まれる窒素は 16 g である。

アンモニア NH₃ の式量は 14+3=17 で,窒素14 gに対してNH₃は17 g生じる。よって

NH₃の質量=16×(17/14)=19.4… g ≒ 19 g →②。

尿素 CH₄N₂O の式量は 12+4+28+16=60,そのうち窒素は28 g分である。よって

尿素の質量=16×(60/28)=34.3… g ≒ 34 g →③。

問4 現生人類ホモ・サピエンスの起源は一般にアフリカである。一方,ホモ・ネアンデルターレンシスは主にヨーロッパ(西ユーラシア)に生息していた。したがって(ウ)アフリカ,(エ)ヨーロッパで④。

問5 ①母指対向性,④両眼が前方で立体視,はいずれも霊長類に広く見られる特徴で「人類に特有」とは言いにくい。③大後頭孔が後方に開口は四足歩行寄りの特徴で,人類は直立二足歩行に伴い大後頭孔がより前方(頭の真下寄り)になる。人類の特徴として最も適切なのは,直立二足歩行に適応した骨盤が横に広い②である。

問6「1万年あたり1塩基の一定速度で変化」とし,S種は3万年前に絶滅しているが,T種は現在まで変化が続く。いまから分岐が t 年前とすると,

分岐→S(絶滅まで):t−3万年

分岐→T(現在まで):t 年

両系統で蓄積した差の合計が57塩基なので,

(𝑡−30000)/10000 + 𝑡/10000 = 57

2𝑡 – 30000 = 570000 ⇒ 2𝑡 = 600000 ⇒ 𝑡 = 300000

【第4問】

問1 光化学系IIでは、反応中心クロロフィルが放出した電子の不足を水の分解で補う。水が分解されると電子とH⁺が生じ、同時に酸素が発生する。電子を受け取った反応中心クロロフィルは還元された状態に戻る。

よって ア=水、イ=還元、ウ=酸素で④である。

問2 C4植物では最初に葉肉細胞でPEPカルボキシラーゼによりCO₂を固定し、その後、C₄酸が維管束鞘細胞で脱炭酸されてCO₂がカルビン回路に供給される。この仕組みにより高温・乾燥で気孔を閉じやすい条件でもCO₂濃度を局所的に高め、光呼吸の影響を受けにくい。よって エ=葉肉、オ=維管束鞘、カ=高温で①である。

問3

a「内部にチラコイドが層状に重なった構造」…グラナで正しい。

b「光合成色素としてクリプトクロム」…クリプトクロムは青色光受容体であり、光合成色素の代表(クロロフィル、カロテノイド)ではないので誤り。

c「主に表皮細胞に含まれる」…葉緑体は主に葉肉細胞に多く、表皮は孔辺細胞を除き少ないので誤り。

d「独自のDNAをもち増殖」…正しい。

したがって正しいのは a,dで③。

問4 チラコイド膜でATP合成酵素は、H⁺がチラコイド内腔→ストロマへ戻る流れを利用して、ストロマ側でATPを合成する。図ではADP→ATPの表示が右側にあるため右がストロマ、左がチラコイド内腔となり、H⁺は左→右(b)に流れる。

よって キ=チラコイド内腔、ク=ストロマ、向きbで②。

問5 CO₂濃度を大きく下げると、RuBPにCO₂が付加されてPGAができる反応が進みにくくなり、PGAは減少し、使われにくくなったRuBPは増加する。一方、光を0にするとATP・NADPH供給が止まり、PGAの還元やRuBP再生が進まない。その直後はRuBPが消費されてRuBPは減少し、生成物側にたまりやすくPGAは増加する。

よって④。

問6 グラフより、光強度100での二酸化炭素吸収速度(正の値)はおよそ 64 mg CO₂/100 cm²・時である。暗黒(光0)では呼吸のみとなり、速度は約 −20 mg(放出)である。

明所をx時間、暗所を(24−x)時間とすると、1日の正味吸収量は

64x−20(24−x)=84x−480

で、これが正になる最小のxは

84x>480⇒x>5.7…

したがって選択肢では6.0時間が最小で⑤となる。

【第5問】

問1(1)ヒトの眼でレンズの役割を担うのは水晶体である。水晶体は凸レンズとして働き,網膜上には上下左右が反転した像が結ばれる。(2)眼に入る光量の調節は虹彩が行う。虹彩の開閉によって瞳孔の大きさが変化し,入射光量が調節される(3)ガラス体は眼球内部を満たして眼球形状の保持に関わるが,レンズではない。毛様体は水晶体の厚さ調節に関わるが,光量調節の主体ではない。

問2(1)桿体細胞の視物質はロドプシンである。(2)ロドプシンは,ビタミンA由来のレチナールとタンパク質のオプシンが結合したものである。(3)フォトプシンは錐体細胞の視物質であり,桿体細胞の視物質はロドプシンである点を押さえる。

問3 (1)錐体細胞は吸収しやすい波長帯で3種に分かれる。(2)短波長(青)に最もよく反応するS錐体,ついで中波長(緑)に反応するM錐体,長波長(赤)に反応するL錐体の順である。(3)設問は「波長が短い方から順に」なので,青 → 緑 → 赤となる。

問4 (1)錐体細胞は中心窩付近(視軸中心,0°付近)で密度が最大となり,中心から離れると急減する。図の0°付近で鋭く高いピークを示す曲線が錐体細胞に相当する。(2)桿体細胞は中心窩ではほとんど存在せず,周辺部で多い。図の0°で低く,周辺で高い曲線が桿体細胞に相当する。よって ケ=桿体,コ=錐体である。(3)視神経乳頭(盲斑)には視細胞が存在しないため,その角度で密度が0になる“谷”が現れる。盲斑は網膜の鼻側に位置する。図ではその0密度部が視軸中心の鼻側に対応する配置になっており,右眼が該当する。

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