インタビュー
2023年12月21日
看護医療系専門進学塾の桜芽会です。
桜芽会では志望大学に合格し、キャンパスライフを送っている現役看護学生に、受験勉強の体験や現在の学生生活についてインタビューを行い、シリーズとして掲載していきます!
将来看護師を目指している人や看護学部を目指している方はもちろん、まだ何を目標にして良いか分からないという方もぜひ読んでみてください。
基本情報
氏名:TO
大学名:埼玉医科大学
学年:1年
性別:女
現在大学でどんな勉強をしている?
人体の構造や薬理学、病原微生物などの医療的な問題だけでなく 、一般教養などの英語や心理学、ドイツ語なども勉強しています。
またコミニュケーション論や医療の基本などでプレゼンテーションや人への話し方なども勉強しているので言葉遣いや人に説得する力を養う勉強も行っています。
パソコンを使ってExcelやWordなどの使い方を通して看護師になった時に多くの患者の情報をまとめられる力を養う学びも行っているために常に最先端の学びを得ることができています。
また看護師に向けた演習もあり酸素マスクの付け方やバイタルサイン、ベットメーキングなど1から看護師がやるべき仕事について座学や演習を通して常に看護師に向けた実践的な授業も多く行っています。
看護師を目指した時期ときっかけ
小さい頃から誰かのために自分の力を発揮できる仕事に就きたいと考え、相手との信頼関係を深められその上でその人に尽くし尽力できる仕事を考えた時、相手と自分が密に関わって誰かのために働け助けることができるのは看護師だと思ったからです。
高校時代に病院見学を通して看護師さんと実際に関わる機会があり、そこで具体的な看護師の仕事やまた今の医療の現状も知ることができました。
この体験から、自分自身が将来看護師になり常に学んでいきたいと思ったのも理由の1つです。
1日のスケジュール
【学校4限の日】
6時起床(朝ごはんや歯磨きなどをしています)
7時頃出発
9時〜16時20分or6時 学校
12時〜13時10分 昼食(友人と話しています)
18時〜バイトや軽音など
24時〜勉強したり入浴など
25時就寝
1年の後期では前期よりも少しだけ空きコマが増えたので学校がある日は日によって若干違ってきます。軽音がある日は20時半までサークル活動をしています。
平日もバイトがある日は急いで授業が終わり次第帰ってバイトをしています。
【休日】
8時起床
9時〜12時勉強
午後自由時間
日によってバイトをしたり友人と遊んだり趣味に時間をかけています。
大体週に4日バイトをしています。居酒屋バイトで23時頃までバイトしてそこから家に帰るのでバイトしている日は空き時間に勉強をしています。
テスト1ヶ月前からはバイトはせずに勉強を中心に取り組んでいます。
【テスト近く】
16時20分〜図書館で勉強
もしくは22時まで大宮図書館で勉強
大学生活で大変なこと
バイトと学校授業を両立させることです。
バイトが終わる時間が遅いので次の日の朝が早い時起きるのも大変なことの一つです。
また、レポートがほぼ毎日出されたり看護実習での自己学習が多くあるので、平日はほぼ休みになることがなく、テスト近くになると多くの参考資料や過去問がありすぎて勉強するのが大変なことです。
演習では常に人の命を預かる仕事に就くための勉強という意識が強く、事前課題も自分で考えなければいけないことが多いので、これも大変なことの一つです。
勉強法
いちばん大事にしていたのは、自分の中で最終目標と、それを達成するための長期目標、中期目標、短期を立てて、達成率を都度確認する勉強をしていました。
小学生の時はドリルや漢字練習などをメインに勉強していました。
小学3年生まで遊んでばっかだったので全然勉強もできず正直勉強をする習慣がなかったです。笑
親に勧められて塾に行き始めそこから勉強の仕方を教わるようになりました。
小学生の頃はまずは勉強をする習慣をつけることが1番重要だと思います。机に向かう習慣をつけそこから少しずつ勉強が楽しくなるように自分なりに工夫をしました。
主にお菓子を家族に分ける時何等分にした方がいいのかを考えたりドリルを終わらせたら親にお菓子を買ってもらうなど自分なりに勉強が楽しくなるように家族にも協力してもらう形にはなっていましたが小学生高学年からは50問テストが年末にあったのでそれに向けて勉強するぐらいしかしてませんでした。
そこから中学2年からはまずは今の自分に何ができていないかを認識した上でできない所を徹底的に復習していました。
主に、英語、数学、国語の3科目を中心に数学の計算、英語の単語練習、国語の古文単語を覚えることを目標に勉強していました。
理科や社会は暗記がほとんどだったので学校で貰ったドリルを全部覚えるという目標をたてそれ以外はあまり手を出さないで1つを一生懸命覚えてました。
中3の受験期は過去問を生まれた年から去年までの過去問をひたすら解いてできていない部分や不安な部分をドリルを使ってより理解を深めていました。
数学はドリルをやるより過去問の特徴を掴む方が点数を上げるための近道だと思ったので、毎日1年の過去問を解くようにしていました。
数学が1番苦手だったのですが1番好きになりました。国語、英語は毎日単語帳を見て書くことよりも手でなぞるようにして覚え一章ごとにテストをしてできない部分をまた繰り返し勉強していました。
国語も英語もどちらも暗記というよりかは慣れや解き方、単語をどれだけ知っているかが重要となるので毎日飽きずにできるように長文ではなく中文読解を日頃行いスラスラと解けるように心がけました。
土日などで長文を解くなどして理解を深めるようにし、毎日欠かさずにリスニングをしていました。
リスニングは頑張れば点数が上がっていくのでひたすらリスニングをして英語に触れる時間を増やしました。
英語は確実に接する頻度と成績が比例していると思います。
高校は部活が週7であったので通学時間を利用して英単語をひたすら覚えたり休み時間や昼休みはサクシードやチャート、古文ドリルを解いてました。
私は生物と化学、地理をとっていたのですがこの3科目はあまり得意ではなかったので必ず予習を行いどれだけ眠くても必ず教科書を読むようにしていました。
高校は部活をメインに行なっていましたが部活を言い訳にせず短時間で集中して勉強することを意識していました。
受験期は高校受験と同様です。でもケータイを見たり音楽を聞いたりするのは私は気が散ったりスマホに逃げてしまうので私は大丈夫だからという自己暗示は捨てて時間を決めている間はケータイを触らないように気をつけてました。
大学受験のためにしていたことは面接向けて先生との面接練習や小論文の練習も行っていました。
塾or予備校に行っていた期間
中学2年から中3まで塾に行っていました。勉強法が分かってしまえば私は1人で勉強できたタイプなので、高校は塾に行っていません。
ただ、勉強の仕方が分からない、という人はまず塾に行ってみることをおすすめします。勉強の仕方が正しければ良いですが、間違った勉強法では成績は伸びません。
また、自習室付きの塾は家で勉強できない人にとっては必須です。
受験勉強を始めた時期
高校2年の秋から始めました。ただ、高校の時は塾に行っていなかったので、高校2年生から始めたとはいえ、最初は何をして良いか分からず、完全に受験モードに切り替わったのは周りが受験勉強モードに入ってからだったと思います。
もし塾に通っていれば、もう少し周りが受験モードになるのが早かったと思うので、もう少し早い時期から効率的に受験モードになれたかもしれません。
受験期と受験期以外での平日、休日の勉強時間
受験期の平日は6時間くらい、休日は10時間〜12時間 くらいだったと思います。周りもこれくらいの時間勉強していたので、特に自分が多く勉強しているとか、逆に勉強時間が足りないな、と思うことはなかったです。
受験期のストレス発散法
月に1回勉強をしない日を作って、ひたすら好きなことをしていました。
私は大学受験時は塾に行っていなかったので、これくらいしかモチベーション維持法が思いつきませんが、周りの人は学校の友達や塾の友達を一緒に勉強することでモチベーションを保っていたようです。
今の大学を選んだ理由
1番は埼玉県で就職したかったことです。 全国どの場所でも就職できるというのがこの職種の強みでもあります。
最初は偏差値を重要視していたのですがそれよりも実習の充実さや、就活のしやすさ、環境などを考えてか決めました。
埼玉医科大学は医学部や他の学科もあるためにチーム医療を学ぶのには、適していると思いました。また自分は大学病院で働きたかった為に大学病院がある大学に行くことが1番近道だと思ったからです。
なんで大学進学を選んだの?
専門学校で学ぶことよりも大学で4年間をかけて教養と看護知識、技術を学びたいと思ったからです。
また1年急いですぐに看護師になりたいというより、4年をかけてより深い学びを得たうえで看護をするということはどういうことか、根本的な理解を深めてから看護師になりたいと考えたのも理由の1つです。
またこれは他の人も言っているかもしれませんが、保健師など看護師の先のキャリアを進みたいと思った時に、大学進学の方が良いと思ったからです。
今後のキャリアややりたいこと(キャリアプラン)
大学病院で働きたいです。 また、そのまま進学するか、社会に出てから進学するかはまだ決めていませんが、大学院で自分の学びをより深めたいと考えてます。
受験生や看護師を目指す人にアドバイス
大学選びで悩んでいるならどこで就職をしたいか、将来のキャリアの可能性、授業内容などを軸に考えるのがいいと思います。
看護学生は通学している大学付近の病院に実習に行くため、就職したい地域の大学を目指すのも志望動機になり得ます。
偏差値が高いからといってそこがいいというよりも、自分にとって実りのある4年間を過ごすにはどこの大学が合っているかを考えてほしいです。
また、オープンキャンパスには絶対に行ったほうが良いです。パンフレットだけではわからない部分も学ぶことができると思います。
看護学生は他の学生に比べて勉強量が多く、他の学部に比べてあまり遊ぶ時間はないと思います。だからこそ受験勉強も楽しめるような気持ちを自分で作っていくことがこれからの大学生活でも重要だと思います。
最後まで結果がわからないのでどんなに模試の結果が悪くても自分が行きたい大学に向かって全力で頑張ってください。
身の入っていない勉強や、計画を立てず闇雲にする勉強は効率が悪いです。たまには息抜きも挟みながら、時には塾や学校の先生のアドバイスを受けながら、時間を上手く使う勉強をしてください。
何より勉強だけをのめりこめる時間は今の時期しかないので、今ある日々を楽しんでください。
看護医療系専門進学塾桜芽会の講習
2023年度直前講習の概要はこちら
2024年度春季講習の概要はこちら
無料LINE相談
随時受付中
無料
体験・相談
お申し込みはこちら